社会人のみなさまへ 日本語教師を目指す方へのアドバイス 進路編

国内海外で働く日本語教師のみなさんに伺ったアンケート項目「社会人のみなさまへ 日本語教師を目指す方へのアドバイス 進路編」をまとめてみました。

  • 2022年06月07日

    国内 日本語学校

    専任になれば違うのかもしれませんが、非常勤講師は一般企業での経験が役に立ったと特に思ったことはありません。日本語教師をしたことがない人にとって、日本語教師は”誰にでもできる、楽な仕事”だと思われています。

    友人に日本語教師をしていると話すと、言葉の端々で見下されてるなと思うこともあります。実際は”誰にでもなれるが、誰にでもできるわけじゃない”です。日本語教師は、人々の生活を助けます。人々の可能性を広げます。素晴らしい仕事です。自分の仕事に誇りをもって、一緒に頑張りましょう。

    👩 29歳・日本語教師歴 2.5年 ・ヒューマンアカデミー修了 経験談を読む
  • 2022年06月07日

    アメリカ 小学校

    海外では経験を求められることが多く、たとえ違う分野でもどのような仕事をしてきたのか、何を頑張ってきたのかを伝えることは面接にとても有利だと思います。

    実際に他校の日本語教師は元々看護師をされていた方やエアライン出身など様々な分野出身の方が活躍していました。

    ただ面接ではどうして転職して日本語を教えたいのかを必ず聞かれると思うので、日本語を教えたい明確な理由を伝えることは重要かと思います。今はオンラインで数社の日本語教育の養成講座が受講できるので、転職前に受講することで、具体的にどのような授業になるのかなどが分かり、面接でもアピールできると思います。

    👩 39歳・日本語教師歴 1年 経験談を読む
  • 2022年05月03日

    国内 日本語学校

    日本語教育能力検定試験の合格と日本語教師養成講座の受講の両方をできれば頑張っていただきたいと思います。

    採用側の立場で見ると、養成講座を修了しただけの方の中には、あまり教授法が身についていない、基本的な知識(専門用語や文法知識)などが欠けている方がいらっしゃって、採用後にそのあたりのフォローを短期間でするのは厳しいと感じてしまいます。合格しなくてもいいので、できるだけ検定試験の勉強をしっかりしていただき、最低限の知識は手に入れてほしいと思います。

    また、検定試験だけですと模擬授業等をしていないケースがあり、思い通りにクラスコントロールができなかったりします。前職で人前に立って何かを教えた経験があったりする場合は別ですが、そうでない場合は養成講座かあるいはボランティア等の場所で実践経験を積んでおくと良いと思います。

    👩 35歳・日本語教師歴 11年 経験談を読む
  • 2022年04月13日

    台湾 日本語学校

    社会人の方でしたら、420時間養成講座に通うことをおすすめします。日本語教師は文法だけではなく、国ごとの文化の違いはもちろん、日本語教育の歴史や背景、発音記号など様々な知識が必要になります。

    仕事を続けながらこれらを全て自分だけで勉強していくのは大変だと思いますから、時間に余裕があるという方はこちらの講座に通ってみることをおすすめします。

    そうしてから、日本語教育機関で必ず教壇実習をしてください。実際に大勢の学生の前に立ってみないと、「どこまで教えればいいか」という感覚がなかなか掴めません。

    420時間で一生懸命知識を勉強したとしても、いざ学生の前に立ってみると、真っ白になってしまったり、時間内にどの範囲の内容を教えればいいか分からなくなってしまったりすることがあるからです(授業の上手な時間配分を考えるのも日本語教師の腕の見せどころです)。最初の頃はまず色々な経験をしていくのをおすすめします。

    また、420時間養成講座に通う時間が無いという方は、日本語教育能力検定試験を受けてもいいと思います。これはもちろん簡単な試験というわけではありませんが、かといって非常に狭き門というわけでもありません。社会人で時間が無くても、毎日少しずつ勉強していけばきっと合格できると思います。

    今は参考書や過去問なども各書店の日本語コーナーにたくさん置かれているので、一度見てみるといいと思います。この資格があれば日本語に関する知識を身に付けられるのはもちろん、何より専門性を裏付けることができます。そうしてから教壇実習を受け入れている教育機関で実際に授業をしてみてください。

    👩 30歳・日本語教師歴 4年 経験談を読む
  • 2022年03月30日

    国内 日本語学校

    社会人の方も日本語教師になりたいと思った時がなる時です。大学院に通うのもいいですが、安くない学費を払うのであれば実務経験を積んでからの方が学べることが多くなると思います。やはり、養成講座をおすすめします。

    日本語教師は豊かな生活ができるわけではないので、日本語教師になるまである程度蓄えておくか、副業としてできることを見つけておくといいと思います。

    👩 32歳・日本語教師歴 9年 経験談を読む

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