国内 専門学校 教室を出よう！こんな授業があってもいい

毎日違う時間に複数の大学や専門学校に行くので、時間と場所を間違えることがないように確認は怠りません。スケジュール帳と自宅のカレンダーに大学ごとに色分けして見やすく書き込みます。

午前中と午後で別の大学に移動することも多いので、ランチやおやつの時間の確保は大事です。この移動生活が身体の負担にならないように、遠い場合はマイカーを利用したり、近くの場合は自転車を利用して運動や気分転換も兼ねるようにしています。

この専門学校では有給休暇制度があり、休講もさせてもらうことがあります。比較的時間のコントロールが自分でできるので無理なく働けています。

春と夏の長期休暇の間に多くの本を読み、動画を流し見しながらPowerPointの教材を作ったりします。週末はゆっくり休みます。ストレスなく健康的に過ごしたいと思います。

新聞の求人欄で見つけて応募しました。履歴書を送ると、すぐに電話連絡をいただきました。面接や模擬授業の後で理事長面接もありました。

お話も雰囲気も良かったので、働こうと思いました。教員室で会って話せる日本語教師は少なく、PC、観光、翻訳、外国語、貿易など自分の知らない分野のことを教える先生方と情報交換をしたり、教えてもらうことが多く楽しいです。

給与面や授業の時間数、時間割の担当できる曜日のスケジュールなどを聞かれました。給与面は自身の希望を柔らかく伝えました。学生のレベル、教材、進路、人数などを担当者に確認しました。

面接は服装や身だしなみが大事です。襟のついたシャツにジャケットをはおるのが標準だと思います。

ら抜き言葉とは何ですか？という質問をされました。ホワイトボードも使って説明してくださいと言われました。

その場で例をいくつか挙げて説明し、ら抜き言葉がなぜ問題なのか、なぜ、ら抜きが行われるようになったかを説明したところで、これで結構ですと言われました。おそらく15分程度だったと思います。

即応性と丁寧なわかりやすい説明が評価されたと思います。

パソコンのWord、Excel、PowerPointなどは億劫がらずに慣れておいた方がいいと思います。成績入力やテスト作成にどの大学でも学校でも使います。

日本語教師は、歩んできた道がみんなそれぞれ違います。学生時代の生徒や学生としての日常の経験、企業での働いた経験、留学経験、子育て経験などありとあらゆることが活かせると思います。

自分の強みを知り学生の強みに気づき、学生を励ますことができる人なら誰でも向いていると思います。

もとは国語の教員でした。日本も少子化がすすみ、国語の教員の新規採用がなくなっていき、日本語教師も選択肢として考えるようになりました。

目の前の支援が必要な人に手を差し伸べるという点では識字教育も含む日本語教育は、国語教育の原点とも言えます。

昔、私が日本語を教えた人が卒業し帰国してからも日本語を学び続け、母国で教員になった人も多いです。熱心に日本語を学ぶ学生には、いつも力をもらってありがたいと思います。私も教員として頑張りますが、卒業生も教員になって頑張っているということがとてもうれしいです。

やめたいと思ったことはありません。

自身の小学校から高校までの国語学習を復習してみましょう。

文法や作文、漢字、語彙、読解など自分がよくわからなくて自信がない場合、それを外国人に教えることは難しいです。

ある程度、国語力に自信ができたら、ボランティア日本語教室で教えてみましょう。ここで経験を積んでおけば教育実習の時にうまくできると思います。そういう学生なら、新卒でも採用され日本語教師になれます。

留学生が日本語能力試験合格を目指して頑張っていたら、試験の練習問題を一緒に勉強してあげてほしいです。その難しさを知れば自分も外国語を頑張って勉強しようと思えるかもしれません。

新卒後、日本語教師になる前に社会人経験を積んだ方がよいかは、どちらでもかまわないと思います。学生時代にアルバイトで経験を積んでおけるかもしれないので、社会人としての常識やマナーが身についているなら、新卒で教師になれば良いと思います。

養成講座に通い、納得がいくまで教育実習などで実践を磨くのがいいと思います。模擬授業だとか実習だとか軽く考えずに、本番だと思ってできる限りの準備をして臨みましょう。実習は回を重ねるごとに必ず良くなっていきます。「百聞は一見にしかず」より、「百見は一体験にしかず」なのです。実習では気楽に失敗してください。

教育経験のある社会人とまったくない社会人とでは差があります。ボランティアでもいいので、人にものを教えることからはじめ、コミュニケーション能力を鍛えた方がいいと思います。

養成講座で教育実習のうまい人を見て自信をなくす受講生がいました。自分が簡単にできないことを克服して教師になった人の方が、挫折しそうな生徒を励ますことができると思います。

日本の文学や漫画などとにかく本を読みましょう。日々新聞を読んで日本社会のことに詳しくなってください。多くの文をインプットしていないと、例文も浮かびません。養成講座に行く前から、このウォーミングアップをしておく方がいいと思います。