管理人情報

ハンドルネーム:マリ

元日本語教師、サイト運営開始時は32歳。20代の頃、アークアカデミーにて日本語教師養成講座420時間コースを受講し、同年日本語教育能力検定試験に合格。告示校の非常勤とプライベートレッスンにて3年間日本語教師に従事。社会人の経験を20代のうちに積みたいと改めて感じ、異業種に転職。

サイト開設当初は個人の経験が中心でしたが、今は多くの日本語教師の方の協力の元、海外、日本国内で働く計250名の日本語教師の方々が日本語教師のリアルを掲載しています。 *2022年9月現在

日本語教師はやりがいがある一方、雇用が安定しておらず、待遇が良いとは言えない教育機関も多いのが現状です。今後予定されている新しい国家資格「登録日本語教員(旧仮称:公認日本語教師)」が施行されることで少しでも改善されることを願っていますが、給与面等リアルな数字も日本語教師を目指す方々に知ってほしいと思っています。

「教えて!国内で日本語教師 みんなのお給料」

「教えて!海外で日本語教師 みんなのお給料」

「日本語教師、辞めたいと思ったことがありますか?」

半面、日本語教師として海外へ行く夢を叶えた方、国内にて日本語を通じ海外の方と交流をし、充足感に包まれた人生を送っている方々も多くいます。

「日本語教師やってよかった!どんな時に実感?」
みなさんのコメントを読むと、何事にも代えがたい仕事であることも実感します。

以前、偶然にも教え子がテレビに出演しているのを見た際に、「日本に来たばかりで不安な時に学校の先生が支えとなってくれた。本当にいい学校を選べてよかった」と話しているのを見て、心の底からうれしく感じました。
特に印象に残っているのは卒業式後、学生が「先生、初めての授業の時すごく緊張してたでしょ、声が震えていたこと、覚えてますよ。でも、今は先生の授業が一番好きです!」と言ってくれた言葉です。
自分が受け持つ学生が希望の進学先へと合格通知をもらい本当に嬉しそうに報告に来てくれるときよかったなと思います。もちろん、学生自身が努力したことの結果であるのですが、私も学生の人生の役に立てたのだと思えるからです。
学生に言われる言葉が一番大きいです。 「先生の教え方が一番わかりやすい」 「明日も先生に教えてほしい」 など、言ってもらえると、本当にテンションが上がり、これだから日本語教師はやめられない!と思ってしまいます。
学生が充実した顔で卒業していく姿を見ること、自分の知らない世界や文化について一生懸命日本語で教えてくれること、日本語ゼロで来日した学生が、気が付いたら日本語だけでコミュニケーションが取れるようになっていること、卒業して何年もたつのに時々海を越えて顔を見せに来てくれる学生がいること、など、たくさんあります。
教室の中では学生同士が勉強した文法で話したり、間違いを指摘し合ったりしている様子を見ると、頑張るモチベーションになります。国も年齢もバラバラでも、日本語を通してつながっていく姿を間近で見れるのも日本語教師の醍醐味かもしれません。

厳しさも仕事のやりがい・魅力も知った上で、やっぱり日本語教師になりたい、海外で教えたいというみなさん、全力で応援します。もちろん日本語教師を目指す選択、目指さない選択、どちらも尊重します。当サイトの情報が少しでも多くの方のお役に立てれば幸いです。