国内 日本語学校 日本語学校は毎日が異文化とのふれあい

Q:日本語教師をやってよかった！と、どんな時に実感しますか？

学生の成長を感じた時です。「あいうえお」も知らずに日本に来た学生が、数か月で日常会話ができるようになり、ある日学習歴を日本人に問われたそうです。そのときのことを、「日本人はびっくりしました。」と報告してくれたとき、とても嬉しかったです。

授業外で、色んな国籍の学生が教えた文型を一生懸命使いながら、日本語でコミュニケーションを取っているのを見ると、教えたことが生きているな、と感じて本当に嬉しく思います。

あと、日本語学校は毎日が異文化とのふれあいです。外国人から見た新しい日本を発見したり、学生とのやりとりはとても楽しいです。

中級以降、特に卒業間近の学生のモチベーションを保つのに苦労しました。日本語学校では、毎日4コマ（45～50分）日本語を勉強します。日本に来て、最初は新鮮でも、毎日同じようなメンバーで同じ科目（日本語）を勉強していれば、どうしてもマンネリ化して、飽きてしまいます。

そうなると、学生のやる気も落ち、授業中に寝たり、携帯をいじったり、母語で話したりします。このような学生が増えると、クラスがコントロールできなくなります。学生をいかに引きつけ、やる気を引き出すか、これは一番の課題でした。

妊娠を機に退職しました。非常勤講師でしたので、私の地域では、認可の保育園は利用できません。また、民間の託児所に子供を預けて行くにも、4コマの授業に対して、移動時間や授業前の待機、授業後の残務を考えると、丸一日仕事になり、それでは保育料が軽く上回ってしまいます。

また、準備時間や持ち帰り仕事の時間もあまりとれなさそうなので、現在日本語教師はしていません。育児がひと段落したら、復帰しようと思っていますので、辞めたというよりも、休職中、という感じです。

以下、求人がよく掲載されているHPのURLです。

日本語オンライン http://nihongo-online.jp/net/
日本村 http://job.nihonmura.jp/
にほんご書店そうがく社 http://www.sogakusha.co.jp/kyoshi.htm

あとは、ミクシーの日本語教師のコミュニティーにも求人が出ています。

と、色々ありますが、養成講座に通っているならば、その学校の掲示板や、卒業生の紹介などがあると思います。紹介は事前に条件や良い点悪い点が聞けるので、お勧めです。もちろん紹介の場合、基本的に学期の途中で退職等はできませんが、個人的には一番安心して行けるのではないか、と思います。