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日本語教師養成講座 420時間

KEC日本語学院 口コミ 公式サイト 選んでよかった!切磋琢磨できる環境です

  • 関わる人みんながやる気に満ちていました。
  • 教室の狭さ。少人数制でも耐え難いです。
KEC日本語学院の教材・フラッシュカードなどの写真 ぷかぷかさん撮影

👩 ぷかぷかさん・ 30歳・2018年修了

総合評価 4.0 ★★★★☆

KEC日本語学院は「この学校を選んで良かった!」「もし、日本語教師養成講座を探している人がいたら絶対にオススメする!」と断言できる学校です。

受講生・講師・職員みんなが熱意を持って挑んでいます。そのため、採用面接などで出身校を言うと、「それなら、安心ですね」と言ってもらえるほど。KEC日本語学院を修了したというだけで評価してもらえるぐらい、信頼が厚いです。

私が通常通っていた京都校は、ほどよいアットホームさで、のんびりした性格の自分にはピッタリでした。振替授業に利用した同系列の他校は、熱意がありすぎて少し厳しいぐらいでしたが、いい刺激になり、「ここで全ての授業を終えたら、かなり成長できそうだな」と思える場でした。

受講生は、若く海外での国際活動を目指す人、セカンドライフに海外移住を目指す人、手に職を付けようとしている主婦、他の仕事を持ちながらキャリアアップを目指す人、生涯学習の一環として参加する人、日本語に磨きをかけて資格を取得したい外国人……など年齢や目的など様々で、授業外での交流も楽しめました。

理論の授業は基礎さえ頭に入ればそこまで難しいことはありませんでしたが、演習実習はやはり試行錯誤の日々でした。同じクラスになった受講生や講師の支えを受けて、自分が日々成長していくのを感じられます。

就職支援についても、半永久的にしていただけるということで、「修了したらサヨナラ」とはならないので、自分が思う働き方が見つかるまで、安心して過ごせると思います。

この養成講座を選んだ決め手は?

まず、重視したのは立地です。働きながらの受講でしたので、通学には時間がかけられませんでした。そのため「通学時間」と「通いやすさ(公共交通機関の便と駐輪場の有無)」により、市内2校が候補に挙がりました。

その2校を見学させてもらうと、明らかに「スタッフの熱意」が違い、選択肢はもはや一択となりました。費用面も見て「教育訓練給付金対象講座であること」と「受講開始から3年間、再履修できること」でお得感もあり、決め手となりました。

他のスクールと比較・検討しましたか?

候補になったもう1校は、「同等の資格になる」「教育訓練給付金対象講座である」という点は同じでしたが、見学をしてみると講師も受講生も熱意が全く違うように感じられました。見学者であるのに職員の方も特に説明されることもなく、サポート面で不安があったので選びませんでした。

講師・カリキュラム 5.0 ★★★★★

理論の授業は院卒で大学の現役講師、演習実習の授業は同講座出身の経験豊富な日本語学校現役講師が担当でした。「今週あった受け持ち学生のエピソード」が聞けたり、国内外問わずこれまでの講師の経験を聞けてたりして、いい機会になりました。

演習実習では受講者のニーズに合わせてアドバイスがなされ、休憩時間には気軽に就職相談できました。
ただし、受講者によっては熱量が違い、他の方の模擬授業では、自分が必要とする全てのアドバイスがなされるわけではないので注意が必要かもしれません。

基本的には、受講者のニーズに寄り添ってくれるので、ホワイトボードなどの定番の授業だけでなく、プロジェクターの持ち込み授業なども自由にさせてくれました。

  • 受講した曜日と時間帯: 平日の昼・平日の夜・土日の昼・土日の夜
  • 1クラスの人数:10人
  • 重視されていたカリキュラム: 実践

授業料 5.0 ★★★★★

合計:45万7501円

    • 入学金:0円(早期申し込み免除)
    • 授業料:53万4000円
    • テキスト代:2万3501円
    • その他:-10万円(一般教育訓練給付制度利用)

「教育訓練給付金対象講座」だったので満額の10万円の給付金が貰えました。

金額自体は候補だった他校と大きな差はありませんでしたが、3年間は再履修が可能なことを考えると、かなりお得だと思います。2回、3回と再履修をされている方も居られ、そんな方の授業が見られるのはかなり勉強になりました。

私は家庭の事情により再履修は叶いませんでしたが、再履修期間を終えても就職支援は半永久的にしていただけます。充分満足できる金額だと思います。

教材 3.0 ★★★☆☆

理論は独自のプリント教材が都度配布されます。広く浅く学ぶことができ、検定対策にも使用できました。時事問題や近年の傾向の問題は他での補充が必要かと思いますが、検定の範囲的にはほとんどカバーできているという印象です。

コロナ前の受講でしたので、基本はホワイトボードでの授業実習のみでした。PC端末はともかく、プロジェクターの用意は各自で、PPT使用の授業組み立てをされていた方は毎回の荷物準備が負担だったと思います。持ち込み許可など自由にさせてはいただけましたが、オンライン授業に対する対策などはできず、少し古く感じました。

演習実習の使用教材は初級は「みんなの日本語」中級「テーマ別 中級から学ぶ日本語」のみでした。しかし、修了してから「初級教科書論争」なるものを知った身からすると、数コマだけでも他の教材での授業組み立てについても学んでみたかったです。受講中に他のテキストに出会うきっかけがあっても良かったかなと思います。

スクールの運営スタッフ・サービス 4.0 ★★★★☆

説明会の時点からかなり熱心に親身になって話をしてくださいます。質問にも丁寧に応えていただけるので、サポート面では満足でした。

検定でも会場にも応援に来て声をかけてくれるほどで、サポートに力を入れておられるのが分かりました。求人などについても、ちょっとしたつぶやきも逃さず親身になってくださいます。

運営スタッフは2人いらっしゃいましたが、成績管理など重要な部分は、1人の方がほぼ全てされていようで、事務連絡などの細かい部分は自分から密に取った方が良いかもしれません。

また、「日本語教育の良いことばかりを言う」という印象も見受けられたので、良い面悪い面の両面を知りたい場合は講師に相談する方が実情を知れました。

  • 欠席補講:基本的には、同校の土日⇔平日で振替が可能でした。日程が合わない場合、少し離れますが近隣の校でもOKです。また、それも叶わない場合は期間内(受講開始から3年以内)は教育実習以外は再履修可能です。3ヶ月単位で同じ授業が繰り返しあるので、予定を合わせやすかったです。
  • 自習室:ありません。空き教室は使えるかもしれませんが、歓迎はされないと思います。待合室も狭く、長く作業ができる場所はありません。
  • 交流会:特にありません。教育実習で学習者役になってくれた外国人とは最終日に簡単なパーティーはしました。(但し年末だったので参加者は少なかったです。)

就職サポート 4.0 ★★★★☆

自分の疑問には応えてくれますが、高校の進路相談ではないので、スタッフや講師から聞いてくれるわけではありません。特に面談なども設けられていないので、都度、各自が疑問や課題を解消していく必要があります。

受講中に就職が決まった方たちは講師から発表され、他の受講生のモチベーションの刺激にしていました。ただ、日本語教師の仕事は多様で、海外組、国内組、オンライン組…と色々あると思うのですが、自分と同じ境遇の他の方の様子が把握できるわけではありません。常に積極性が必要で、自分はどう動くべきか?不安に思っていました。

他には、多くはありませんが、先輩受講生が残してくれた求人応募の履歴が見られるので、近隣の日本語学校の面接や模擬授業の様子を知ることができました。

日本語教師にまつわる質問

日本語教師養成講座に通ったきっかけは?

日本教師になるなら「告示校で働ける資格」は最低限必要だと考えました。また、検定だけでも求人応募はできますが、実践力に欠けると思いました。そこで、理論と演習実習が学べる「420時間養成講座」から始めることにしました。

他にも、「他の受講生や先輩講師との関係を築きたい」「実際のところが分からないので就職支援をしてほしい」という思いもありました。

「養成講座の選び方」はどのようにアドバイスをしますか?

理論は検定試験の勉強や関連書籍を読み込むことで、ある程度独学でできるかと思います。なので、420時間では「演習実習を多く経験できる」という点を重視してはいかがでしょうか。また、いくつかの講座を見学をして比較検討するのことも必要です。

先にも述べましたが、私が見学・比較し実際に受講した学校と他の学校では雰囲気が全く違いました。受講生・講師・職員の熱意や自分との相性を肌で感じてみてください。

日本語教育能力検定試験 合格者への質問

どのくらい勉強しましたか?どのように時間を捻出しましたか?

私の場合は講座修了が2018年末、検定受験・合格が2020年秋でした。

途中、出産・育児で1年以上何もしておらず、2020年春から休み休みで「合格するための本」、古い版「問題集」数周。9月半ばから後回しにしていた音声、10月に入ってから過去問を始めましたが、これまでの問題集と過去問の傾向が全く違って大焦りしていました。過去問を充分解きこめずに試験日になってしまったので後悔しました。

試験直前1ヶ月は子どもを寝かしつけてから1日3~5時間ほど机に向かいましたが、それまでは休み休み、やっても1日30分ほどしかしていませんでした。

モチベーションが下がったときの対処法は?

「講座修了からかなり時間が経っていたので早く終わらせたい」という一心でした。また、試験日当日は「会場が遠い上、寒いので二度と来たくない」と思っていました。

日々の勉強では、問題をこなせば過去問や模試の結果は伸びていたので、挫けることはそんなになかったです。

おすすめの勉強方法は?

私は問題集をこなすことを重視しすぎて、過去問で対策する時間が少なすぎました。あまりにのんびりしすぎて、試験前日でも過去問が終わらず、新たな傾向を見つけて大慌て。急いでできる範囲の対策はしたものの、かなり付け焼き刃の知識でした。

経験から言うと、問題集は古いものでも充分練習になりましたが、時事問題や近年の傾向を把握することができないので、過去問重視の勉強がオススメだと思います。過去問の解説はインターネット上にあるので気に入ったものを使いました。最近はYouTube動画も多くあるので便利です。あとは自分が苦手だなと思う範囲を強化して挑めば合格に近づけると思います。

最大手
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