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日本語教師養成講座 420時間

KEC日本語学院文化庁届出受理講座 420時間 口コミ 公式サイト 実践重視の授業

  • アウトプット重視の授業
  • オンライン教師むけではない

👩 Kimikoさん・ 53歳・2022年修了

総合評価 5.0 ★★★★★

家庭の事情で在宅でできる仕事を探していました。在宅ワークの1つに日本語教師の仕事があることを知ったのが受講のきっかけでした。どうして日本語教師になるために養成講座を選んだのかというと、毎回の授業で模擬授業を生徒一人一人が行うため、実際の仕事に入って行きやすいと思ったからです。

実際、あがり症の私にとって初めは試練でしたが、コースのおわりには度胸がつき、慌てることなく学生の質問にも対応できるようになったと思います。

KECは、平日お昼の授業もありますが、私は、フルタイムで働いていたため、週末に受講しました。分校間の振替受講は可能でしたので、神戸で受講できない時は、大阪で受講し、ほぼ休むことなく通うことができました。

理論の授業は、オンラインでの聴講が可能でしたので、通勤時間を用いて勉強していました。聞き逃しても繰り返し聞くことができるので、良かったと思います。

私のクラスは7〜8名ほどで、ほぼ、女性で(振替で男性の方も来られていました)20代前後の若い人、60歳以上の年配の人、学生、主婦など、職業もさまざまです。様々なバックグランドの人たちとお話するのはとても楽しいですし、刺激になります。少人数でしたので、授業中、自分の意見を言ったり、質問しやすい雰囲気でした。

講師はみなさん十年以上日本語を教えられたベテランの方々でした。現場で経験したエピソードなど交えながら話をしてくださるので、とても楽しいし、ためになる授業でした。例えば、授業中、生徒が眠そうにしている時の対処法、内気な生徒への接し方など教科書には載せられていない事をなども教えていただき、勉強になりました。

残念な点は、模擬授業後、教案を提出しますが、紙での提出で、メールでの対応がされていないことです。また、オンライン教師向けではないことです。演習や教育実習では、すべて対面式で黒板の前に立って行われます。板書の仕方、ジェスチャーなど実際生徒を目の前にした時にどのように効果的に教えるかを勉強します。一方、オンライン教師はパワーポイント、Zoomなどを使って授業を行うことが求められますので、生徒の対応の仕方が少し異なります。オンラインで役立つPCの操作を使った教え方も授業にあればよかったのにと思いました。

この養成講座を選んだ決め手は?

どうしてKECの養成講座を選んだのかというと、実際、KECは、熱心な指導で全国的に有名な語学学校でしたし、学校の説明会では、生徒の多くが就職されていること、60歳以上の人でも採用されていることが決め手となりました。

講師・カリキュラム 5.0 ★★★★★

理論受講は通学も可能でしたが、私はオンラインでの受講にしました。通学途中に聞いていました。一部、カメラの設定が悪かったせいか、板書が読みとれないところもありました。講師は、自分の体験談を盛り込み、イラストなどを書いてわかりやすく説明されていました。

理論と実践(演習・教育実習)は1:2の割合かと思います。演習のクラスは通常、生徒一人に8分程度の模擬授業が割り当てられます。コースの終わりには45分の模擬授業を行います。教室にもよりますが、生徒数が少ないと、模擬授業の割り当て範囲、時間が長いので、たくさん実践をこなしたいと思われる人は生徒数が少ない教室を選ばれるといいかと思います。

  • 受講した曜日と時間帯: 土日の昼
  • 1クラスの人数:6人
  • 重視されていたカリキュラム: 実践

授業料 4.0 ★★★★☆

合計:523,330円

    • 入学金:20,000円
    • 授業料:495,300円
    • テキスト代:8,030円

他の学校より高い印象です。一般教育給付制度が適用できます。早期申し込み割引制度、体験セミナー参加割引制度、学割制度などを利用すれば入学金が免除されます!

他の学校と違う点は、卒業後、演習コースを再履修できます。実際、卒業生の方がスキルアップのためこの再履修制度を利用されていました。受講料は高いですが、長い目でみるとお得かもしれません。

教材 4.0 ★★★★☆

理論で扱われた教科書はKECで出版されたもので、重たく、持ち運びには不向きですが、書き込み式になっていて、字が大きく、分かりやすかったです。

演習では「みんなの日本語」、「中級から学ぶ日本語」が使われていました。「中級から学ぶ日本語」は特に、取り扱われている物語が暗く悲しいもので、昭和の日本のような内容で、すこし古い感じがしました。

スクールの運営スタッフ・サービス 3.0 ★★★☆☆

日本語教師養成講座の担当スタッフは常に学校にいるわけではないため、基本、メールでのやりとりになります。直接相談したいときは、あらかじめ予約する必要があります。

KECは日本語教師養成コースだけでなく、他のコース(英語など)もあり、常に受付の方がおられますが、日本語教師養成コースのことはあまり把握されていない印象です。

  • 欠席補講:他の分校に行って振替授業を受けることができました。費用はかかりませんでした。
  • 自習室:ありましたが、小さいです。
  • 交流会:教育実習は留学生に直接教えます。 がっちりとした交流会はありませんが、授業中、授業の合間に会話できます。

就職サポート 5.0 ★★★★★

日本語教師の求人は、「日本教師の集い」「日本村」などのサイトにたくさんの求人が載せられていますが、これらのサイトにないKECの卒業生が働いてる学校からのの求人もあり、より多くの企業の中から選ぶ事ができます。

新しい求人はメールで配信されますので、条件にあった求人にすぐに応募することができます。

これまで卒業生が応募した企業の採用内容、感想が書かれたファイルを見ることができるので、応募する際、参考にすることができます。

日本語教師にまつわる質問

「養成講座の選び方」はどのようにアドバイスをしますか?

日本語教師の資格を取るには、日本語教育能力検定合格、または日本語養成講座420時間コースを修了する必要があります。高い授業料を払って養成講座で学ぶ以上、学んだことを実践できる機会が多くあるカリキュラムを選ぶ事、また就職率が高いスクールを選ぶことをお勧めします。

養成講座修了後、日本語教師の仕事に就きましたか?

今は、オンライン教師として採用され、実習期間中です。高齢にもかかわらず、一番最初に応募した会社で採用していただけました。

私は、家庭の事情もあり、時間に融通が利くオンラインでの仕事を探していました。オンライン教師の求人はオンサイトの求人と比べて圧倒的に少ないです。オンライン教師の求人は、年齢制限があったり、海外時間に合わせて指定された時間帯(早朝、深夜など)での授業が求められたりします。また、日本語以外の語学能力や日本語教師としての経験が必要な場合があり応募できるものは限られています。なかなか自分に合う条件が見つからず、最初は焦りましたが、毎日、求人サイトを見て、条件にあった求人に応募しました。

現在、日本語教師として実習の段階です。オンラインで、パワーポイント、ワード、Zoomなどを使い慣れていない事もあって、かなり苦戦しています。この実習中に操作方法を習得し、効果的に教えられるよう日々努力しています。

最大手
ヒューマンアカデミー
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