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海外日本語教師経験談

中国 大学(2013年) 中国で日本語教師になれて本当によかった

🧑 ゆうさん・ 32歳

総評

  • 中国 大学
  • 期間:1年 (2012~2013年)
  • 月収:6万5,000円~8万円 (4~5,000元) *現地で生活をするのに十分

つらいことやくじけそうなときもありましたが、総じて言えば、やはり中国で日本語教師になれて本当によかったと思います。日本語を教えることは結局自分のためにもなると思います。

現地の日本語を学ぶ学生は、それぞれ個性がありますがみんないい子たちばかりで、日本に帰国した今でも連絡を取り合っています。

これを機に、日本で日本語教師の仕事がしたいと思いましたし、中国人学生のサポートができる日本語学校の事務職に就きたいと思うようになりました。

日本語教師として苦労したこと、戸惑ったことはありますか?

私は3年生と4年生の会話クラスを担当しましたが、生徒によってレベルが違い、話せる人もいれば全く話せない人もいたので、授業で教える内容や進め方をどうすればいいか悩みました。さらに、教科書がなかったので、全て自分で考えなければなりませんでした。

また、同じクラスの中で仲の悪い友達がいればその生徒の日本語学習にも影響してくるので、グループワークのときなど、同じ組にならないように気を使いました。

そして、事務員がいい加減な人だったため、授業をする曜日が急に変わったり、急に授業がなくなったりと、他にもいろいろと苦労しました。

就職活動

この大学で働くきっかけ・決め手は?

中国人の友達から、ある大学の日本語学科で、もともと決まっていた日本人の先生が急に教えられなくなったので、代わりに教えてもらえないかと頼まれて、私は最初は急な話ですし、マンツーマンのレッスンで日本語を教えたことはあったものの日本語教師として一クラスの学生に本格的に教えたことがなかったので、戸惑いました。

しかし、興味がありましたし、自分のためにもなると思い、引き受けました。自分で求人情報を見て応募したわけではないし、資格も特にもっていなかったので、運が良かったと思います。

この大学で求められる資質や資格、経歴や語学レベルは?

中国人は基本的にみんな声が大きくはっきりと話すので、日本語教師にも声の大きさ、はきはき話しているかどうかが求められると思います。小さな声で話すと、なぜそんなに小さな声なのかと言われることがあります。

また、中国と日本では文化の違いや考え方の違いがあり、学校にもいろいろな学生や先生、事務員などがいるので、何が起きてもくよくよせず、明るく前向きに考えることができる人が求められると思います。

そして、日本語を勉強する中国人は日本人に対して親しみをもって接してくれると思うので、授業以外でもコミュニケーションをとることができればいいと思います。

日本語教師全般に関する質問

どのような経緯で日本語教師を目指しましたか?

私は大学・大学院ともに外国語系の専攻でしたので、外国語を勉強する中で、外国人にとっては外国語である日本語を彼らはどのように学習し、先生はどのように教えるのかしだいに興味をもちました。

また、私は中国語を勉強していたとき中国人とランゲージ・エクスチェンジをしていて、中国語を教えてもらう代わりに日本語を教えていましたが、質問されてもうまく答えられなかったときなど、もっと正しく日本語を教えたいと思い、それには日本語教師になる必要があると思いました。

日本語教師をやってよかった! どんな時に実感しますか?

教えている学生が日本語能力検定試験などの試験に合格したとき・会話をしていてこの学生は日本語がうまくなったなと思ったとき。

教え始めたばかりのころは私と学生の間に距離感がありましたが、時間が経つにつれてお互いに打ち解け、一緒にお昼ご飯を食べたり遊びに行ったりして、みんなと仲良くなれたとき。

日本語教師をしたことで日本語教育関係の求人にも応募できるようになり、応募して採用されたとき・なぜ日本語でそのように言うのか普通の人は分からなくても、自分は答えられるときなどです。

日本語教師を辞めたいと思ったことはありますか?それはどうしてですか?

日本語教師を辞めたいと思ったことはそんなにたくさんはありませんが、何度かあります。

一つは、私は中国の私立大学で日本語を教えていましたが、事務的なこと、また事務の人もがさつでいい加減であったためです。例えば、給与は銀行振込で指定の銀行の口座を作ってほしいと言われ、時間がない中作りに行ったのに、結局外国人の教師の場合は現金払いしかできないと後で言われたときなどです。

もう一つは、私の地声は小さく、学生や他の先生にそれを指摘されたためです。私自身は一生懸命大きな声で授業をするように努めましたが、それでも小さかったらしく、どうすることもできませんでした。

中国で日本語教師を目指す方へ心構え・アドバイス。

中国の事務は日本と違いがさつなので、何が起きても動じない強い気持ちが必要です。最初はいろいろ戸惑うことがあるかもしれませんが、慣れれば大丈夫です。

日本でも報道されていますが、今、中国の大気汚染は深刻です。空気も水も日本のように良くないですし、食べ物も脂っこいものが多く、文化も違うので、ストレスをためないように体に気をつけてほしいです。

最後に、私の場合は、日本語を学ぶ中国人は本当に良い子たちばかりで、こちらが心を開けば開くほど向こうも開いて接してくれるので、政治的なことにはこだわらず、仲良くしてほしいと思います。

今後どんな日本語教師になりたいですか?

私は日本語教師として日本語を教えましたが、日本語教師養成講座420時間も受講したことがないし、日本語教育能力検定試験を受験したこともなく、勤めた大学がたまたま特に資格を必要としておらず私が採用されただけなので、今後はやはり資格の中の一つは取得したいと思っています。

今考えているのは日本語教育能力検定試験の資格で、次の試験まで時間がたくさんあるので、勉強したいです。また、大学院では中国語教育について専攻したので、日本語教育と中国語教育を比較し、誤用分析なども研究したいと思います。

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