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海外日本語教師経験談

中国 日本語学校(2013年) 日本語を学びたいという意欲に満ちている

👩 pingguoさん・ 34歳

総評

  • 中国 日本語学校
  • 期間:4年 (2009~2013年)
  • 月収:11万2,000円 (7,000元) *現地で生活をするのに十分
  • 勤務時間:週休2日/曜日は応相談

中国において日本語教育の需要はまだまだ大きいと感じました。

特に若い世代の間では留学や仕事の目的のみならず、日本のアニメやドラマの影響で日本語に興味をもつ人が増えています。

それで、どこのクラス及び学校で授業をするにしてもまずは生徒一人一人の目的や興味に合わせて授業を展開していくことが求められます。

クラスの生徒の日本語を学ぶ理由や動機は様々なので全ての生徒の要求を満たすことはできませんが、ほとんどの生徒は外国人の先生が好きです。好奇心でいろいろ質問してきますし、いったん会話が盛り上がるとなかなか授業が進みません。

でも、そういう時間も日本語を学ぶ生徒にとっては必要だと思っているので、教科書の内容を進めることにはあまりこだわりませんでした。

でもそのためにクレームがくることもありませんでしたし、学生たちからも口語が上達したと感謝されることもあったので、おかげさまで楽しく仕事をすることができました。

日本語教師として苦労したこと、戸惑ったことはありますか?

交通の便が悪いことです。通勤に使うバスは時刻どおりに来ませんし、通勤帰宅ラッシュのときには大勢の人がバスに乗り込むため、乗れないことや降りられないこともあります。時間に余裕をもって家を出ないと危うく遅刻しそうになります。

また、市場で買い物するとき値段がほとんど言い値なので、油断していると高く買わされます。かといってスーパーで買い物するとピーク時にはやはり大勢の人がレジに並ぶので時間がかかります。

あと、新築の家でもなぜか家の中の備品がよく壊れます。シャワーのお湯が出なかったりトイレが詰まったり、ガスコンロの火がつかなかったりして、そのたびに修理屋さんをよぶと時間どおりに来ないので一日中家で待たされたりします。

この日本語学校で求められる資質や資格、経歴や語学レベルは?

どこの学校でもたいてい人気があるのは明るくてユーモアのある先生です。
いくら学歴や知識があっても、性格が暗かったり内気だったりすると、せっかくのスキルも学生には伝わりませんし、生徒も先生に近づきにくいです。

中国語が少しでもできたほうが有利ですが、それ以上にコミュニケーション能力が求められると思います。

また正しい日本語や礼儀、マナーなどをきちんと生徒に伝えられる教師も求められています。最近ある大学で、日本人の教師が学生の前で大変卑猥及び失礼な言動をとったことでクレームがきて、その学年の授業を担当できなくなりました。同じ日本人教師として恥ずかしいです。

また、日本語コーナーなどで一般の方とも交流する機会がありますが、プレゼンのときに声が小さいと言われた先生がいます。やはり大勢の人の前でも明るく元気にふるまえる人柄が必要なようです。

就職活動で参考にしたウェブサイトは?

  • カモメ中国転職・求人URL
    私は現地へ行ってから仕事をさがしたので、日本にいるときにはほとんど求人を見たことはありません。もしインターネットで日本にいる間に仕事を探したいのであればカモメ求人サイトがお勧めです。 ネットの検索エンジンに「カモメ中国求人」と入力すれば検索できます。または中国のサイトに直接アクセスすることもできますが記載が中国語なので、中国語が少しわかる方であれば利用できると思います。

就職活動で有効な手段は?

  • 『中国の検索エンジン「百度」で「日本語教師募集」と検索する』
    中国で日本語教師をやりたい方あればまず中国の検索エンジン「百度」にアクセスしそこから「日本語教師募集」といったキーワードを打ち込んでいけば検索できます。まずはいろいろなところへ履歴書を送り担当者からの返信を待つといった方法がほとんどです。

日本語教師全般に関する質問

どのような経緯で日本語教師を目指しましたか?

先にも書きましたが、まず友人のつてで語学留学のために中国へ渡り、生活費をまかなうため外国人向けの青年旅行社のアルバイトに応募しました。

そこは不採用だったものの、そこの日本人のオーナーから知り合いが日本語教師を一人探していると聞き、面接に行ったところ即日採用されました。

塾講師の経験はあったものの、日本語を教えたことは全く無く、まずは10日間の研修を受け、それから初級の授業を担当させていただきました。

中国で日本語教師を目指す方へ心構え・アドバイス。

ぜひ、目標をかなえてほしいと思います。学歴や教師経験の有無など気にせず、自分のもっている経験を生かして自信も持って仕事に臨んでほしいです。

まずは学生と仲良くなることを一つの目標にしてもいいのではないかと思います。教育には信頼関係が欠かせないので。

また、日本についていろいろ質問されるので、意外と知らない日本の文化や歴史などをもう一度復習してみてもいいと思います。

あまりにも最近の流行などについて知らないと、現地の若い学生たちの話題についていけないことがあります。時事問題も軽くチェックしておくとのちのち役に立ちます。

アジアの国・地域別 経験談

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