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日本語教師養成講座 420時間
ヒューマンアカデミー 口コミ 公式サイト 実践力が身に着く。検定対策は自分で。
- 授業実践の機会が何度もあった
- 値段が高すぎる
🧑 ktaroさん・ 25歳・2020年修了
総合評価 4.0 ★★★★☆
よかった点は模擬授業や授業実習といった、実際に自分で授業を行う機会が何度もあったことです。
模擬授業を何度も行い、教案作成の方法や授業準備の仕方を学ぶことができます。しっかりと授業の組み立て方を学んだあと、実際に日本語学習者を相手に授業実習を行います。
段階を踏んで経験が積めるため、日本語教師として働き始めた際に、自信を持って教壇に立つことができます。
改善点をあげるとすれば、日本語教師に必要な、日本語教育文法の基礎をしっかりと学ぶことができない点です。
日本語教育文法は日本語母語話者が義務教育で学んだ学校文法とは異なり、日本語学習者が理解しやすいように整理されています。
母語話者にとって日本語の難しさを理解することはなかなか難しいことです。日本語学習者に寄り添って日本語を教えるには、教師が日本語を体系的に学ぶ必要があります。
残念ながら講座を受講するだけでは、日本語文法の基礎的な部分を学ぶことは難しく、受講者で別途かなり努力する必要があります。その点が残念であると感じました。
この養成講座を選んだ決め手は?
就職の関係で講座に通い始めた数か月後に引っ越しをしなければなりませんでした。そのため全国に校舎があり、転校が可能な講座を選ぶ必要があったため、ヒューマンアカデミーに通うことにしました。
また、当初は四国に住んでいたのですが、四国で唯一日本語教師の養成講座がヒューマンアカデミーであったため、それも決め手となりました。
他のスクールと比較・検討しましたか?
アークアカデミーとTCJの養成講座を比較しました。他社を選ばなかった理由は、他社は東京や大阪など大都市にしか校舎がなく、引っ越し先から通える校舎がなかったからです。
講師・カリキュラム 4.0 ★★★★☆
講座を受講している方の年齢層は比較的高めであり、私のような若い世代の受講生より積極的に講師の方に質問する人が多かったです。そのような積極的な質問に対して講師の方は1つひとつ丁寧に答えていました。
また、どの先生も現場での話を盛り込んでくれることが多く、これから現場で働く受講生にとってとても有意義な時間を過ごすことができました。
不満な点を挙げるとすれば、模擬授業のフィードバックをもう少し丁寧にしてほしかったことです。
私が受講していた講座は受講生が例年より多かったため、講師の方が1人ひとり丁寧にフィードバックをすることは難しかったかもしれませんが、授業実践のときだけ一度に受講する人数を制限するなど工夫が必要であったと思います。
- 受講した曜日と時間帯: 土日の昼・土日の夜
- 1クラスの人数:10人
- 重視されていたカリキュラム: 全体的にバランスよく
授業料 3.0 ★★★☆☆
合計:47万2,713円
確実に日本語教師の資格を得ることができ、講師陣による手厚いサポートがあるため値段が高くなってしまうことは仕方のないことだと思いますが、それにしても高すぎると思います。
日本語教師の資格は3つあります。その中で唯一、大学を卒業したあと、通うだけで取得できるものが日本語教師の養成講座です。
この値段設定では、若い働き始めの人たちや大学生にとっては、払うのが厳しいと思います。
教材 4.0 ★★★★☆
ヒューマンアカデミーが指定した教材・テキストを購入するのですが、現在、大学院で日本語教育を学んでいる私でも役に立つテキストがたくさんあり、講座側のチョイスしたテキストはかなり使えるものがたくさんあります。
しかし、日本語教育をそれほど真剣に勉強する人ばかりが講座を受けるわけではなく、また、講座内ですべてのテキストを使用するわけではないので、テキストをそれほど必要としていない人に対しても買わせることはあまりいいと思わないです。
スクールの運営スタッフ・サービス 5.0 ★★★★★
運営スタッフの方々はとても丁寧に対応していただきました。
講座が台風などで休講になる際も、すべての受講生に直接電話をかけ、振替日などの連絡を速やかにおこなってくれました。
また、風邪などで講座を欠席した際は、別日の振替や他の校舎での振替など柔軟に対応していただき、仕事でやむをえず欠席しなければならないときも、しっかりサポートしていただきました。
- 欠席補講:補講は別の曜日、別の校舎で受けることができました。費用はとくにかかりませんでした。
- 自習室:自習室はありませんでした。
- 交流会:ありません。
就職サポート 3.0 ★★★☆☆
就職サポートは特に利用しませんでした。
必要な方には、個別に就職対策(面接対策、履歴書の書き方など)を行っていたそうです。
求人情報は地元の日本語学校や、以前講座を修了された方々から求人が寄せられることがありました。実際にその求人を見て応募した人はいませんでしたが、講座を受講している人だけが得られる求人情報もありました。
日本語教師にまつわる質問
日本語教師養成講座に通ったきっかけは?
講座に通おうと思ったきっかけは、海外で生活をするための手段として日本語教師という職業に興味を持ったからです。
日本語教師になるためには、講座を修了することと日本語教育能力検定試験に合格することが必要であるため、その2つを同時に取得できる道を選びました。
「養成講座の選び方」はどのようにアドバイスをしますか?
今、講義はオンラインで受講し、授業実践は対面で行う講座が増えています。
ヒューマンアカデミーも私が通っていたころとは違って、オンライン授業と対面授業を組み合わせていると思います。
そのような講座であれば、自宅で自分の好きなタイミングで受講することもでき、対面での実践も行うことができるため、近くに毎週通える校舎がない方でも資格を取得できると思います。
日本語教育能力検定試験 合格者への質問
どのくらい勉強しましたか?どのように時間を捻出しましたか?
1年前から毎日2時間以上、休日は1日5時間以上勉強しました。
私は働きながら勉強していたため、朝起きて仕事に行くまでの時間と、仕事が終わってすぐ図書館に向かい、図書館が閉館するまでの時間に勉強していました。
モチベーションが下がったときの対処法は?
日本語教育能力検定試験は、きちんと勉強しないと取得できない資格です。
この資格を持っていれば、自分の日本語教育に関する知識が十分であると自信を持つことができます。
資格取得が就職活動を有利にするだけでなく、今後の人生において、努力が結果として現れたことは大きくプラスになります。
「成し遂げるんだ」という気持ちがあれば、辛くても勉強を休むという思考にはならないです。
おすすめの勉強方法は?
ヒューマンアカデミーが出版している「赤本」と呼ばれる本をとにかく読み込みました。
試験範囲は広く浅く知識が問われます。とにかく「覚える」これに尽きます。
音声学の試験で苦戦する人が多いです。
・調音法と調音点をすべて覚える。
・どの50音を言われても瞬時に、調音点と調音法を答えられるようにしておく。
音声学の試験の後半部分は、音声学の知識だけではなく、日本語教育に関する知識がないと解答にたどりつけない問題があります。なので、音声学ばかりに気を取られず、とにかく広く浅く知識を詰め込むことが大切です。
最大手
ヒューマンアカデミー
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