元日本語教師による
日本語教師の実態レポート

日本語教師になるにはどうすればいいの?資格はいるの?どんな風に教えるの?
具体的な経験を交えながら、教師の仕事について
"元教師"が実態をお伝えします。

ヒューマンアカデミー
420時間養成講座 口コミ

2020/05/22

総合評価  5.0

振替選択肢が多く、多忙でも授業出席可

最も満足した点 振替選択肢が多く、多忙でも授業出席可
最も不満な点 実習で使用する録画・録音機材が旧式
kochanpapa(男性・60歳・神奈川県)
年齢 ※当時 59歳
スクール名 ヒューマンアカデミー 横浜校
養成講座名称 日本語教師養成総合講座
学習形態 通学
期間 2018年2月~2019年7月 *1年6ヶ月
受講料 合計 61万6000円
資格・課程 日本語教師養成講座420時間修了
講座選びに重視したこと 立地・欠席の振替しやすさ

文化庁届出受理済みの日本語教師養成講座。

首都圏にあるこの学校の他校舎との振替授業の選択肢が多く、仕事・急用への対応が柔軟に可能。私は、1週間の出張が受講期間中数回あり、横浜校以外に銀座、新宿、千葉、柏の各校で振替授業を受けたが、特段困ったことはなく、授業に出席できない時のDVD補講も1回に抑えてほぼ全授業に出席できた。

講師は全員非常勤講師であったが、カリキュラム全体が管理されており、標準的な使用テキストを使って各講師が自分のやり方や経験、持ち味を活かした授業を工夫している。

また、事務がしっかりしており、事務的なトラブル等の不満もなかった。当初2年間での履修計画を受講途中で1.5年間に短縮した際には、元受講生で日本語教師経験のあるシニアな方が適宜相談に乗ってくれ、受講プランの変更等で親身になって対応してくれた。

講座最後の科目である実習の要求水準は講師により差異があるが、私の担当講師は事前の教案推敲を徹底的に行う方で、苦労したが身についていると思う。

但し、機材(実習授業を録画する機材など)が旧式で使いにくいことは改善の余地がある。また、料金が他の学校比やや高い。

一緒に勉強した受講生とは今でも交流あり、折に触れて飲み会で情報交換をしている。

全体として満足度の高い講座であると思う。受講を検討中の方に選択肢に含めていただけるクオリティだと思う。

Q:この養成講座を選んだ決め手は?

日本語教師養成講座の規模で大手、横浜校があり通学に便利、他にも首都圏で開講している校舎があり、仕事・私事により横浜校の授業に出席できない場合でも振替の選択肢が多数あるため、この学校にした。

Q:他のスクールと比較・検討しましたか?

まずWebでどの学校で日本語教師養成講座が開講されているか、網羅的に調べ、4つの学校を選定して資料請求をした。

講座資料を検討、この学校ともう1校の講座説明会に出席した。もう1校は若干料金が安いのが魅力的だったが、横浜には教室がなく、欠席時の対応についても「ご相談ください」で具体的ではないので、やめた。

講師・カリキュラム  5.0

受講した曜日と時間帯
  • 土日の昼
  • 一科目のみ平日昼
1クラスの人数 4~30人(4人は実習 その他は科目によって8~30人)
重視されていたカリキュラム 全体的にバランスよく

1.全体的な感想
全工程13科目で、バランスよく配分されていたと思う。

講師は全員非常勤講師で、授業内容は各講師に任されており、教科や教師の考え方によってやり方が異なるが、講座の各回でのスケジュールは各学期学校全体で合わせてあるので、振替で他の校舎・講師の授業を受けても各科目のカリキュラムはカバーされる。

私は、1週間の出張が受講期間中数回あり、横浜校以外に銀座、新宿、千葉、柏の各校で振替授業を受けたが、特段困ったことはなかった。校舎により講師や受講生の雰囲気が違うのは興味深かった。

2.満足した理由+付言
カリキュラム全体が管理され、各講師が自分の考え・自分の経験・持ち味を発揮して授業を運営しており、内容のレベルは高いと思う。

受講生の一部に言語学・音声学の授業が大学の授業のようで詰らない、との感想を持つ人がいたが、科目自体がそのような科目だし、講師は大学で教鞭を執っている方なので、授業のやり方が良くないとは思わない。私は、その講師の深く考えさせる進め方や話が好きで、一部の受講生の意見には与しない。

一方で、例えば他の学校(規模はこの学校より小)では、専属講師3名が前面に立って講座を構成・運営し、自らも教鞭を執る一方で随所で非常勤講師を使って講座を運営しており、その専属講師に聞けば何でも分かる体制となっていた。

特段の不便は私の経験では感じなかったが、誰が講座全体を把握しているのかが受講生には見えないことに起因する不満を受講生が感じる可能性はあるのでは、と思う。

授業料  4.0

合計 61万6000円
内訳
  • 入学金:32,000円
  • 授業料:54万2000円
  • テキスト代:42,000円
  • その他:0円

授業料については、資料を請求した学校を横並びで比較し、どの学校も50万円以上は掛かることを確認していたので、他の項目を重視して学校選びを行った。

よって、この学校の授業料水準にも大きな不満はないが、最高価格ではあったので、★4つとした。

なお、修了後に「一般教育訓練給付制度」の適用を受け、10万円の給付を受けた。手続きの説明も学校からしっかりされており、助かった。

教材  5.0

写真データは、
奥中央:使用した教科書・副読本
左 :授業中配布された資料(ハンドアウト)
右 :理論科目のDVD
手前左:初級模擬授業の配布資料、私の作成した教案(講師のコメント付き)
右:実習の案内、私の作成した教案

各科目で実績のある教科書を使用しており、それらの教科書の理解を助けるハンドアウトを各講師が配布して授業を進めていた。

講師によっては、授業の進め方に余り慣れていないと思われる方もいたが、その先生のハンドアウトはよく出来ており、各講師の得意・不得意とその対応に個性が感じられた。

この学校の運営する日本語学校は別の教科書を採用しているが、多くの日本語学校で使用している「みんなの日本語」を養成講座の実習では使用しているのは、妥当な選択だと思う。

DVDは自習や欠席時の補講で使用するが、私は殆どの授業に出席できたので講座では使うことはなかった。但し、日本語教育能力検定試験対策では、いくつかの科目を視聴して、理解を深め定着させるのに使った。

スクールの運営スタッフ・サービス  4.0

欠席補講 各科目の全授業回数の2割までDVD補講で代替可能。1回だけ受講したが、講師立ち合いの下DVDを見た後講師の出す問題に答え、理解を確認する。費用は不要。
自習室 なかったと思う。
交流会 なし。

スタッフによる運営はしっかりしており、信頼度合いは高い。

例えば、当初2年間での履修計画を受講途中で1.5年間に短縮したが、元受講生で日本語教師経験のあるシニアな方が適宜相談に乗ってくれ、受講プランの変更等で親身になって対応してくれた。

その他の事務対応でも、コアとなるスタッフは講座・業務を熟知しており、ありがちなスタッフ間のコミュニケーション不足によるトラブルの事例も受講期間中はなかった。

但し、設備機材が古い。実習で使用する録画・録音機材が旧式で使い勝手が極めて悪い。スタッフに買い替えを具申したが、他の受講生からもかかる意見が相次いでおり、学校に要望したが却下され続けている、とのこと。自衛のため受講生は自分の機材(といってもスマートフォン、タブレット)を持ち込んで対応しているが、対応をしないのは学校として如何なものか。WiFiも教室内に装備されていない。

なお、受講後の満足度調査の類は私にはなかった。自信があるのであればそれで良いが、やや違和感があったのでここに記しておく。

就職サポート  4.0

学校の就職課が情報を持っており、Webで一般に公開する一方、登録した講座修了者に求人情報の提供をしている。

業界大手でもあり、学校・企業等多方面からの求人アプローチがあり、私もある学校法人の企業向け講師派遣の求職をこの学校の就職課から知り、応募が採用され、現在行っているその学校法人の研修が終了すれば契約に入ることが予定されている。

一方で、教務課でも履歴書作成指導の対応をしてくれるが、就職課との役割分担が明確でなく、連携も余り感じられない。

何でも相談してくれと言われ、指南を受けて職探しの準備をしていたら、途中で唐突に後は就職課でも他のエージェントでもご随意に、と言われ呆気にとられたり、実習講師への大学院受験書類作成依頼を相談した際、一旦は取次ぎを応諾してくれたので具体的内容を追って伝えたら、自分でやってくれと梯子を外され、当惑した記憶あり。(両方ともたいした影響はなかったので、とやかく言うまでもないが。)

その他の質問

Q:どのようなきっかけで日本語教師養成講座に通おうとしましたか?

長年の企業勤務で海外駐在の経験もあり、特に家族帯同で赴任したヨーロッパでの生活で、異文化交流に興味を持ち、併せて昨今の外国の方々の日本・日本語に対する関心の高まり、外国人労働者や海外観光客に対する国策を見るにつけ、日本語教育に大きな魅力を感じ、定年退職後は自分の可能性をこの分野で試してみたいと感じたため。

Q:日本語教師養成講座を今検討している人に「養成講座の選び方」としてどのようなアドバイスをしますか?

ある程度の規模・実績のある学校であれば、講師の質やカリキュラムに大きな違いはないと思うので、通学講座を検討する場合は、通学のし易さ、授業欠席の場合の振替・代替方法の柔軟性に焦点を置いて選定をしたらよいと思う。

また、大学が開講する日本語教師養成講座を履修・終了した知人の話を聞くと、充実した内容であり、私は選定の対象としなかったが、近隣に大学があれば検討対象に加えても良いと思う。

また、ハローワークで補助を受けることのできる講座もあり、知人の奥様は格安の授業料で講座を修了(但し6ヶ月間の超短期間)したとのこと。

日本語教育能力検定試験について

Q:どのくらい勉強しましたか?また、どのようにその時間を捻出しましたか?

5ヶ月前から1日平均1~2時間、試験直前の3ヶ月は1日4~9時間学習した。

Q:気持ちが負けそうな時やモチベーションが下がったとき、どのように対処しましたか?

60歳超で教務経験もなかったので、講座修了プラス検定合格は必須と考え、合格を目指して時間の許す限り勉強に注力した。

途中で受験した模擬試験も合格を期待できる成績だったので、必勝の確信をもって受験できた。

Q:おすすめの勉強方法をお聞かせください

模擬試験:現在はヒューマンアカデミーのみで毎年9月、いくつかの教室・日程で実施される。実際の試験の様子が体験できるので、可能であれば受験を勧める。

対策講座:いくつかの学校で開講されるので、情報を集めて検討・受講すると良いと思う。私は音声・聴解に明確な弱点があったので、千駄ヶ谷日本語教育研究所主催の科目別講座はとても役に立った。

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