ヒューマンアカデミー 口コミ 公式サイト 仲間は心の支え！

通学か通信か迷いましたが、通学で養成講座を受講しました。420時間というのは思っていたよりもハードで、同じ目標を持った仲間がいるということが何よりも励みになりました。おそらく通信だと挫折していたと思います。

この講座の集大成ともいえるのが実習です。
こちらの講座では実習の時、先生の意見のほかに同時期に入学した受講生の意見も聞くことができるので、自分のできている点や改善点を教えてもらうことがでました。また、他の受講生の実習の様子も見ることができるので、自分の足りない点に気づいたり、こういう教え方もあるんだという発見をしたりすることができました。

卒業すると、なかなか他の人の教えている様子を見ることができないので、とても良かったです。
卒業間近に1つだけ受けた海外ボランティアには、残念ながら落選しましたが、今後4年制大学卒業を目標に貯金に励んでいます。

今住んでいるところは外国人観光客が多く、定住者も数人いるので、将来はフリーランスで日本語教師をしたいという夢もできました。

今は日本語教師をしている人、していない人といますが、年に何度か集まり、近況報告を兼ねた飲み会を開いています。仲間が活躍している話を聞くと勇気がもらえ、私も夢や目標に向かって頑張ろうという気持ちになります。

近い将来、外国の方が日本で働くのが当たり前になるときが来て、日本語を教える人の需要が高まると思いますので、受講して損はないと思います。

仕事をしながらの通学でしたので、決め手は通学のしやすさです。 他の学校に比べると価格はやや高めですが、最後まできちんと通えることと、授業にはできるだけ遅刻をしないで参加したいという思いから、立地・開講の時間で決めました。

仕事が不定休なのと、18時以降お客様が居なくなり次第退社だったので、平日夜18:30から受講できるのが1校だけでした。職場から徒歩約3分というのも魅力的でした。

まず、他の通学で受講する学校は、仕事が終わってから行くと毎回遅刻してしまうので、やめました。

また、通信講座は、一人で計画的に勉強をしなければいけないので、自分の性格上、途中で勉強を止めてしまうような気がしたので、やめました。

講師の方は3名おり、それぞれ現場で遭遇したおもしろエピソードを盛り込んだ講義になっていました。自由に文を作ってもらったら、おもしろい答えが返ってきたとか、ピスタチオを食べながら授業を受けている人がいたとか、学習者に寝られたら困るので、こういう工夫をした方がいいよ…などなど。

また、年4回入学シーズンがあり、それぞれの入学時期によって、どこから学び始めるかが異なってきます。私は入学してすぐ初級の授業を自分で考える講義だったので、右も左もわからず大変でした。しかし、中にはもうすぐ受講が終わる受講生もいるので、先輩の背中を見ながら頑張り、不明点は講師に質問して解決しながら進めることができました。

卒業間近の授業になると、もっと早く教えてほしかったなぁ、と思う授業もちらほらありましたが、事前にテキストを買っているので、その点では予習の大切さに気付きました。

受講料は60万円以上するので、少し高いと思います。正社員ではなかったので、給料が低く、貯金があまりありませんでした。ですが、ローンを使って分割払いもできるので、貯金があまりなくても入校することは可能です。

模擬授業や実習時の印刷代は別徴収されなかったので助かりましたが、画用紙や小道具等は自分で用意しなければいけません。少しでも良いので学校側で用意していただけると、ありがたいです。

教育訓練給付金対象講座なので、該当の方は最高10万円の給付を受けることができます。ただ、申請できるのは受講後なので、そこまで期待しない方が良いのかもしれません。

テキストは市販のものと、学校オリジナルのものを組み合わせて使います。写真は養成講座指定テキストと自分で買い足したテキストの一部です。

模擬授業のときや、実習の時は教師用の手引きや翻訳文法解説の必要個所をコピーしてくれました。しかし文型積み上げ式で覚えていくので、コピーだけでは、その課の内容しか分かりません。個人的に購入したほうが良いかと思います。

また、テキストごとにワークブック形式で進めていくもの、あまり問題が掲載されていないもの、日本語を母語としない日本語教師向けに作られたもの等、それぞれのテキストによって勉強方法が異なるので、自分なりの勉強の工夫が必要となりました。

余談ですが、テキストは学校で受け取り自宅に持って帰るのですが、15冊ほどあるので、とても重たかったのを覚えています。

授業前の受付のときに明るく挨拶してくれたり、授業後にちょっとお話したり、話のしやすい方で良かったです。教案はメールでやりとりするのですが、きちんと返信をくれたので安心して受講することができました。

たまに担当の方がお休みの時があり、その時はメール返信がなかったり、印刷方法を間違えていたりしたので、担当者間の連絡を密にしていただければ大変満足です。

求人情報は国内、海外ともに廊下の掲示板に貼ってあるのを自分で見て、応募したいものがあれば、養成講座の担当者に連絡するというシステムでした。

たくさんの求人の中から自分の希望条件の求人を見つけるのが大変でしたので、インターネットで検索できるシステム等があれば嬉しかったです。

また、東京で就職サポートフェアを年に数回実施しているので、東京付近にお住まいの方には良いのかもしれません。

養成講座に実習も含まれているためか、面接対策や模擬授業対策はありませんでした。

将来、海外で働いてみたい。と漠然と思っていた時期がありました。

海外はハワイに1度旅行したことがあるだけなので、とりあえず1週間だけ留学してみようと思い、フィリピンに留学に行きました。その際、先生方は一人ひとりの将来の目標に合わせて英語を教えていることを知り、私も誰かの目標や夢を応援する仕事をしたいと考えるようになりました。

また、外国人の友達から大学の日本語の授業で、カラオケ発表会があるという話を聞いたときに、外国人に日本語を教えるという仕事があることを知りました。

高卒の私は「教師=4年制大学卒業」というイメージがありましたが、説明会に参加した際、日本語教師として働くには必ずしも4年制大学を卒業していなければいけないという訳でもないという話を聞き、日本語教師養成講座を受講することに決めました。

まずは、通学or通信の選択になると思います。

近くに学校があるのなら通学をオススメします。通学のメリットは人との出会いがあるからです。授業内容は簡単なものではありません。つまづいたときに支えあう仲間がいれば、途中でやめることなく、最後まで勉強することができると思います。

また、複数学校があるなら、できるだけ通いやすいところをオススメします。特に仕事をしながらの通学は勉強時間が少なくなりがちです。さらに実習の時期に入ると時間がいくらあっても足りなくなります。勉強時間の確保と実習の準備時間の確保という点で、職場や自宅に近い学校が良いと思います。