ヒューマンアカデミー 口コミ 公式サイト 臨機応変な学校側の対応

授業中は受講生の発言を促す講師の方が多く、おかげでアクティブな姿勢で授業に臨むことができました。また、最後に外国籍の方を学習者役にした実習があるのですが、学習者役の外国籍の方からかなり率直で具体的な意見をいただくことができ、勉強になりました。

だんだん顔見知りの受講生が増えてくると、お互いに情報交換したり、励ましあったりする雰囲気もあり、その点も良かったです。

尚、これはイレギュラーな例だとは思いますが、私は通学中に、個人的事情による休学と新型コロナウイルス感染症の影響による休校がありました。いずれも学校の運営スタッフの方に迅速・丁寧に対応頂き、問題なくスムーズに休学、休校及び再開することができました。

新型コロナウイルス感染症による休校中は、急遽オンラインによる受講となりました。学校側としても異例な出来事だったと思いますが、比較的早くにオンライン授業の体制を取ってくださり、大変助かりました。また、休校中は学校側から受講生に頻繁にメッセージを送るなどコミュケーションを取ろうとする姿が見られました。

決め手は三つあります。まず一つ目は、土日にも授業があることです。仕事をしながら通学していたため、土日にも授業を受けられる養成講座を希望していました。

二つ目は欠席の振替のしやすさです。年間に数回は同じ授業が組まれているため、万が一欠席することになっても、別の日程で同じ授業を取ることができます。

三つ目は、学校からのサポートが手厚いことです。日本語教師関連のイベントが月に数回企画されていたり、自分では見つけられないような採用情報を知ることができます。

ECC日本語学院と比較検討しましたが、同校では当時、授業は平日夜のみという説明を受け、土日にできれば授業を受けたいという私の希望からは外れるため、同校は選びませんでした。

全体的に理論と実践のバランスは取れているカリキュラムだと感じました。理論の授業でも、実際の学生からの質問やご自分の失敗談など現場の話をしてくださる講師の方が多く、参考になりました。

模擬授業で実際の授業の「流れ」とそれに必要な「考え方」を分かりやすく説明してもらい、それに基づいて模擬授業を実施、そして最後に実習をする形で、実践的でした。

模擬授業や実習は、平日の生徒の人数が少ない授業を選択すれば一人当たりの持ち時間が多くなるので、それだけ勉強になります。一方、土日の昼間など生徒の人数が多い授業の場合には、各々の持ち時間が少なくなってしまっていたと聞きます。

他の養成講座と比較すると安いとは言えない金額だとは思いますが、立地や土日の授業の有無、学校のサポート体制等を考慮すると致し方ないと考えています。

私は養成講座を調べている時にテキスト代を考慮していなかったのですが、意外とテキストに掛かる費用が多いので、テキスト代も併せて調べると、後になって「こんなはずではなかった」と思うことが減ると思われます。

また、もし条件に合うのであれば、教育訓練給付金制度を活用することをおすすめします。

写真はテキストの一部です。実際に日本語学習の場で使われているテキスト「みんなの日本語」も、養成講座の中で使用します。また、ヒューマンアカデミー独自のテキストがあり、それが養成講座の内容を網羅しており、大変分かりやすいです。日本語教育能力検定試験に向けた本でもあるので、本試験を受けることを考えている方には良いと思います。

ただ、私の通学中にカリキュラムが変わったせいか分かりませんが、途中で新たにテキストを購入しなくてはならなくなりました。当初の想定よりテキスト代が増えることになったので、その点は残念でした。

ヒューマンアカデミー独自のアプリがあり、授業の申し込みや欠席、その他質問（授業の内容以外）などはそのアプリ内でメッセージを送ることができます。

特に新型コロナウイルス感染症の影響で休校になったり、授業のスケジュールが大きく変わったりしたので、文字で残せる形で学校側とコミュニケーションを取れのは助かりました。スタッフの方からの返信も迅速でした。

その他不明点があれば窓口のスタッフの方も大変親切に対応してくださったので、不満はありません。

校内の壁に求人情報が多く貼られていました。ただ、その情報がどのくらいの頻度でアップデートされているのかは分かりません。また、他の養成講座の講師の求人情報もあると聞いたことがあります。

受講生の知り合いは、就職について学校スタッフの方に親身に相談に乗っていただいたと話していました。受講生からアクティブに働きかければ、就職面についても何かしらのアドバイスやサポートがあるのかもしれません。

何年も前から日本語教師という職業には興味を持っていましたが、収入面で不安を持っていました。しかし、日本に住む外国籍の子どもに対し日本語教育の面で支援が不足しているという報道を見て、やはりこのような方たちをサポートしたいと思い、養成講座に通い始めました。

学校によってカリキュラムのスケジュールや欠席時の振替の方法が違うので、自分がどのようなスタイルで講座を受けたいかをまず検討したほうが良いと思います。

また、長期間通いますので、雰囲気が自分に合うかどうかも重要です。実際に見学に行ったり体験レッスンを受けたりすることをおすすめします。