元日本語教師による
日本語教師の実態レポート

日本語教師になるにはどうすればいいの?資格はいるの?どんな風に教えるの?
具体的な経験を交えながら、教師の仕事について
"元教師"が実態をお伝えします。

アルファ国際学院
420時間養成講座 口コミ

2019/11/27

総合評価  4.0

現場を想定した指導で実践力を養う

最も満足した点 実践力のつく質の高い授業
最も不満な点 教室の運営方針が曖昧、スタッフ間の連携
bluesky(女性・34歳・神奈川県)
年齢 ※当時 33歳
スクール名 アルファ国際学院 横浜校
養成講座名称 420時間総合講座
学習形態 通学
期間 2018年8月~2019年8月 *1年1ヶ月
受講料 合計 54万円
資格・課程 日本語教師養成講座420時間修了
講座選びに重視したこと 立地・授業のとりやすさ

大学の授業のように単位制になっており、授業ごとに東京にある紀尾井校、横浜校どちらでも受講できるので働きながらでも受講しやすいと思い選びました。

授業内容に関しては、講師の先生方の専門性、ご経験が豊富で、実際の日本語教育現場に立たれているからこその、リアリティのあるアドバイスがんもらえます。実践、実習の時間がかなり多く、現場力が鍛えられます。

実習では実際に日本語を勉強している学習者に60時間教えることになりますが、その前に実践で徹底的に授業の作り方を教わります。実践だけで96時間あり、その間に一人あたり5〜6回ほど模擬授業をみんなの前で発表する機会があります。

教案、使用する教材全て自分で準備をするので最初は15分の発表のために2、3日準備することもあります。実際、この部分は仕事をしながらだと大変だと思います。

また先生によっては、ばしっとストレートに注意というかアドバイスを頂くことがありますが、振り返るとそのおかげで力がついたなと思います。

改善希望点ととしては修了前に提出する整理ノート(約130ページ)の内容が古く、講義に即していない部分も多々あり、こちらを早く更新していただきたいです。

最後に、受講している生徒さんも20代から70代まで幅広く、とてもおもしろい方ばかりでした。その方たちとの出会いも受講してよかったと思える理由のひとつです。

Q:この養成講座を選んだ決め手は?

一言でいうと立地とスケジュールの組みやすさです。家から通える範囲だと、選択肢が横浜にある3校でした。

そのうちで、アルファは大学の授業のように単位制だったので、仕事をしながらでもフレキシブルに受講できること、また見学した際に先生の指導力、専門性が高そうだったこと、実践・実習の時間が多く即戦力がつきそうだったことから選びました。

Q:他のスクールと比較・検討しましたか?

ヒューマンアカデミーの日本語教師養成総合講座を検討しました。

コースの開始時期やその後受講スケジュールが原則固定されており、混雑していて振替も難しそうだったこと。見学した際に、授業風景をクラスの外の窓から覗いただけでクラスの中で見学できなかったこと。

日本語教師だけでなく幅広い講座を扱っているために、説明をしてくださったスタッフさんの日本語教師への知識が、アルファと比べて少ないように感じたことなどが理由です。

講師・カリキュラム  4.0

受講した曜日と時間帯 平日の昼
1クラスの人数 10~25人
重視されていたカリキュラム
  • 実践
  • 教育実習

講義によって担当の講師が変わります。ですので先生によって多少専門性や講義内容に差が出ます。

また講師の先生間では連携あまりせず、個人個人自立して授業を担当しているという印象を受けます。スケジュール的に選べるのであれば評判の良い先生の授業を受講されることをおすすめします。

基本的には日本語教育現場での長年の経験を踏まえた、リアリティのある授業が受けられます。

通常は実践の時間が少なくて不安になるものだと思いますが、アルファに関しては実践と実習はもうお腹が一杯になるほどの時間を確保してくれています。実践96時間、実習60時間です。

正直授業準備がここまで大変だとは思わず、この時間数をこなすのに苦労しました。でもだからこそ自信と実力がついたとも思っています。

授業料  3.0

合計 54万円
内訳
  • 授業料:54万円

受講料以外にも1年間の通学交通費、昼食代、教材作成のための材料代、コピー代、また実習の際の教科書は基本的に購入するように指示されるのですべて入れると結構な金額になります。

実習期間は1時間の授業のために通学することも多々あり、家が遠いとコスト面だけでなく時間的にも厳しいと感じることも。

54万円は決して安くはないですが、資格が取れるのであればそれくらいするかな、というのが正直なところです。

教材  3.0

授業によってテキストをフル活用するものもあれば、一度もテキストを見ずに進めるものもあります。

またテキストが新しく変更になった際などは、講師の先生がまだ新しい教科書の内容を把握されていないこともあります。見ないのであれば買わせずに受講料を安くしていただけたらと思います。

また、修了要件として各授業の内容をまとめて提出する「整理ノート」というものがあります。

こちらの内容はもう数年前から更新されておらず、教科書にも記載がなく授業でも触れない箇所が、それなりの数あります。

提出が修了要件ですので頑張って埋めましたが、大変でした。この内容を現状に即したものに更新すると、だいぶ満足度が高くなると思います。

スクールの運営スタッフ・サービス  4.0

欠席補講 無料で振替可能でした。
自習室 ありません。欲しかったです。
交流会 条件付き(開催時に実習に進んでいる人など)で年に1回位?あったようですが、私は案内されていません。

基本的には穏やかで親切です。実習の教案を事前にチェックいただくのですが、受付のスタッフさんもみなさん現場経験の豊富な日本語教師なので、とても丁寧に赤入れをしてくださいます。

ただ、スタッフ間で連携が取れていないのではと感じることが多々ありました。コピー機の使い方、実習の際の教材の貸し出し方法など、人によって言うことが違ったり、一人に伝えたはずのことが、もう片方の方に伝わっていなかったりはしました。

就職サポート  3.0

求人情報のファイルが学校内にありますが、日本村というサイトのコピーです。

入学の際は就職のお世話を積極的にしてくださるというようなお話をしていたと思うのですが、特に紹介をしてくれるということはありませんでした。

海外に行かれたい方は、提携校があるので行きやすいのだと思います。また2万円で入れるアルファネットというネットワークがあり、そちらに入るとそのような情報がいただけるのかもしれません。

その他の質問

Q:どのようなきっかけで日本語教師養成講座に通おうとしましたか?

ちょうど仕事に余裕ができ、将来のことを見据えて資格をとるなら今だと思ったからです。国際関係の仕事をしたいと思ったこと。日本語教師なら週2日午前中だけ、などフレキシブルに働いたり、将来海外で働くこともできると思ったので。

Q:日本語教師養成講座を今検討している人に「養成講座の選び方」としてどのようなアドバイスをしますか?

なんのために資格を取るのか、取得したあとにどのように使うのかをきちんと考え、そこから逆算して講座を選ぶとよいと思います。スクールごとに得意分野や特徴などぜんぜん違うので、実際に足を運んで見学してみて、自分にあった学校を探すことが重要だと思いました。

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