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日本国内 日本語教師経験談

国内 日本語学校 やりがいが感じられるが非常にハードな仕事

nekoumiさん・ 27歳・ 女性 👩 ・ 日本語教師歴 5年

総評

  • 国内の日本語学校
  • 雇用形態:非常勤講師
  • 期間: 5年(2019~2024年) 現在も勤務中
  • 月収:6万5,000円

私は、大学生の時に台湾の大学での教育実習に参加したのがきっかけで、この仕事を目指すことになりました。初めて実際に教壇に立った時の達成感が大きく、日本語教師の道を歩みたいと思うようになりました。
県内のある日本語学校で教師として働いていた先輩に相談したところ、「先生方が親切で授業の雰囲気も良く、信頼できる学校」だと仰っていました。その話を聞いたのが決め手となり、私もそこでの就職を目指すことになりました。
大学4年の冬に就職試験を受け、採用が決まりました。大学卒業後、2019年4月〜2024年4月現在までその学校で働いています。そのうちの1年間(2020年4月〜2021年3月)は常勤講師、他4年間は非常勤講師として勤務しています。留学生の9割はネパール人で、その他にも中国、フィリピン、インドネシア、ミャンマーなど、多くの国からの留学生が通っています。年齢はだいたい20歳前後ですが、30代〜50代の学生も数名通っています。
私は、どんな授業でも、「学生に発言してもらう」ことを意識しています。こちらからどんどん説明を進めるのではなく、なるべく学生自身に考えさせ、発言を促すよう心がけています。また、興味を惹いたり理解を深めてもらうために、イラストや写真を見せながら授業を展開しています。学生達には楽しみながら日本語を学んでほしいので、常に明るい授業をするのが私の目標です。教科書を開く前に、まずウォーミングアップとして昨日の出来事を学生に話してもらうようにしています。また、授業中は笑顔を絶やさず、はきはき話すことを心がけています。そうすることで、温かい雰囲気を作ることができます。

それから、学生にとって非常に重要なのが「進路指導」です。常勤講師は必ずクラス担任を持つことになっているので、担当クラスの学生と話し合い、一緒に進路を決定していきます。その後は試験対策を行いますが、特に大切なのが面接試験です。自分をアピールできるようなPRや話し方、態度などを指導していきます。日本語での面接試験に自信が無い学生が多いので、とにかくたくさん練習をすること、そして少しでも成長が見られたら褒めて、自信が付くような指導を心がけました。結果、学生たちは次第に自信が持てるようになり、最終的にクラスの学生全員が合格しました。

このような授業や指導を通して、「先生の授業は楽しくて分かりやすい」「先生と面接練習したおかげで合格できた」と言ってもらえるようになりました。学生一人一人と密に関わることで高い評価を得ることができました。学生たちが日本に来て間もない頃からの成長が見られたり、日々喜んでもらえたりすることが大きなやりがいだと感じています。

しかし、苦労する点も多々あるのが現状です。常勤講師として勤務していた頃は毎日残業に追われていました。クラスの学生たちの宿題や授業内で書かせたプリント、テストなど、就業時間外にも延々と採点をし続ける日々を送っていました。また、一番大変な思いをしたのが進路指導です。授業外の時間で行わなければならないので、昼休みか放課後に指導をすることになります。昼休みだと昼食をとる時間が確保できないこともあり、放課後だと進路指導後に採点をする流れになるので、退勤時間が夜10時を過ぎることもありました。このような日々が続くと、体調面が不安定になりますし、翌日の授業にも響いてしまいます。

毎日の授業や指導等で、たくさんの達成感ややりがいが得られる一方で、就業時間内に業務を終わらせることが非常に難しく、ストレスを受けてしまうことも多い仕事だと思います。日本語教師を目指すなら、このような苦労を味わうことも覚悟しなければならないのが現状だと感じています。

他の教育機関と比較・検討しましたか?

私が選択した学校以外に、もう一つ検討していた機関がありました。しかしその学校は新しくできたばかりで、情報がほぼ無く不安だったため選択しませんでした。

また、その学校には日本語教師としての経験が無くてもすぐに常勤講師として勤務して欲しいという条件がありましたが、私はまず非常勤講師として少しずつ経験を積みたい、と考えていたのも大きな理由です。

日本語教師として苦労したこと、戸惑ったことはありますか?

教師によって教育方法が少しずつ違うので、学生が混乱してしまうことがあります。「〇〇先生の授業はこうだったのに」と不満が出てしまうので、同じ科目を担当する教師同士で常に授業展開について相談・共有するようにしていました。

今は慣れましたが、初めの頃は自分の授業教案を制作するだけでも手いっぱいだったので、そこから更に他の教師と話し合ってやり方を変更しなければならないときは大変で、とても混乱してしまいました。

給与

給与:6万5,000円/月 ・非常勤講師

私の場合、現在は自身の体調面の問題もあるため、非常勤講師として勤務しています。コマ数も少ないので日本語教師の仕事のみでは生活が難しく、3年ほど前から副業を始めました。非常勤講師として働くなら、他の機関とかけもちをするか、副業を組み合わせるなどしないと、生活が厳しいと思います。

常勤講師の場合、基本給が18万円となっています。昨年から昇給していますが、他の職業と比較するとまだまだ低い給料だと思います。常勤講師の話によると、好きなものを買ったり旅行したりと、自分のためにお金を使うことはあまりできないようです。日々の残業量から考えても、この額では少なすぎると感じます。せめて残業代が出るようになれば良いと思いますが、現在そのような制度は無いので、ネックになっていると思います。

給与の詳細 情報を読む...

月収 6万5,000円

  • 1コマ 45分 2,030円

待遇

  • 交通費
  • 年間昇給

勤務時間

  • 1日2コマ+45分・週4日勤務

長期休暇中の給与保証

  • 勤務している教育機関で給与が発生する仕事がある

仕事のかけもち

  • かけもちしていない

授業形態・勤務スケジュール

クラス運営で大変だったことは?

初級クラスには日本に来て間もない学生が属しているので、学習者のレベルに大きな差があります。ある程度会話ができる学生、あいさつのみできる学生、字も全然書けない学生など、さまざまです。そうなると授業を進める上で苦労することになるので、誰がどの程度の理解力があるのか学生一人一人をよく観察するようにしていました。

レベルが低い学生は、周りに自分よりレベルが高い学生が多いと、それに影響されて勉強へのスイッチが入ることも多いので、それを考慮して席を配置するようにしました。

逆に、レベルが低い学生が多い場合は、その学生たちのレベルに合わせた授業を行っています。そうすることで、少しずつでも確実に理解しながら進めることができ、学生に自信が付きます。その上で次第にレベルを上げて行けば、無理なく授業展開できます。

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主なクラスの授業形態

  • クラス授業  1クラス15~20人

学習者層

  • 学生
  • 社会人
  • 主婦・主夫

学生の主な出身地

  • 中国

スケジュール管理で大変だったことは?

常勤講師として働いていた時は、日々採点に追われ、どうしても残業せざるを得ない状況でした。残業をしないという選択もありますが、その場合は自宅に仕事を持ち帰ってしまうことになるので、どちらを取ってもプライベートの時間がほとんど無い状態でした。帰宅してもずっと仕事をしている状態なので、自分の好きなことがなかなかできず、非常にストレスを感じていました。

非常勤講師として働いている現在は、採点業務なども無く、残業する機会はなくなりました。しかし、現在苦労しているのは授業準備です。授業時間は1コマ45分ですが、1コマ分の授業に対して約2倍の時間をかけて準備をしています。学校で授業をしている時間よりも長いですが、この時間は給料が出ないので、正直しんどさを感じることが多いです。自宅にいてもずっとパソコンや教材と向き合っている状態です。非常勤講師の私でもなかなか大変ですが、常勤講師の方々は残業に加え授業準備にも追われるので、本当に日々苦労していると思います。

教案作りで参考にしているサイトは?

  • 日本語NET
    「みんなの日本語 初級」の教案作成のためによく利用しているサイトです。 閲覧したい課を選択すると、初めに「この課を学ぶことでできるようになること(表現)」が紹介されているので、教える際の目標が立てやすいです。 次に、文型をどのように導入すれば良いかについて、教師と学生の会話を想定した文が載っています。学生に対して、いかに自然な流れで文型を提示できるかが分かりやすく紹介されているのでとても有難いです。 導入する際の板書例も書かれており、どのタイミングでどんな板書をすると学生に伝わるかが一目で分かるので参考にしています。 その他にも、文型練習時のポイントや注意する点も詳しく書かれています。 私は特に、日本語教師になって間もない頃にこのサイトをよく利用していました。文型のポイントや導入、練習の流れなどが細かく紹介されているので、初心者の方や、分かりやすく丁寧な導入方法が知りたい方におすすめしたいです。非常に分かりやすいサイトなので、教師になって5年経った今でも利用することがあります。

教案作りで参考にしている書籍は?

  • みんなの日本語初級Ⅰ 第2版 教え方の手引き 対象:初級
    私が勤めている日本語学校では、「みんなの日本語Ⅰ・Ⅱ」を使用しているので、こちらの教本を利用して教案作成をしています。 初めに「新出語彙を導入する際の注意点」が載っており、次に「学習項目の導入と練習」「会話練習時のポイント」と続きます。 メインとなるのは「学習項目の導入と練習」です。この課で学ぶ文型と、その文型の導入方法や練習問題の流れが順番に説明されています。教師と学生の会話を想定した文が載っているので、それを見ながら導入方法を考えることができます。板書例も毎度書かれているので流れが分かりやすいです。また、教科書の練習問題を行う際のポイントや注意点(学生が間違えやすい点など)も詳しく載っているので、いつも参考にしています。 文法の授業を担当する際には、この本を必ず使用しています。5年経った今では、授業の進め方はだいぶ染みついていますが、導入の流れや注意点などを細かく確認したうえで授業に臨みたいので、毎回じっくり読み込んでいます。 日本語教師 初心者の方はもちろん、ある程度経験がある方にもおすすめしたい本です。 文法を教える際の基本になる部分が詳しく載っているので、これからも使用していくつもりです。

就職活動

どのようにお仕事を探しましたか?

私が応募したのは、現在勤務している学校のみでした。

大学で所属していたゼミの教授が、日本語教育に長年関わっている方だったので、就職活動においてアドバイスなどをいただいていました。その際、大学の卒業生たちが就職先としてよく選んでいる日本語学校があると知り、その学校で就職試験を受けてみるのはどうかという話になりました。

私がお世話になった先輩もその学校で働いていたので話を聞かせてもらい、先生方や授業の雰囲気も良く働きやすい学校だと知りました。能力次第で昇給が可能であること、通勤手当があることなど、待遇面に関しても決め手となる部分でした。また、同じ大学の卒業生も多いことで安心感もあり、その学校で就職試験を受けることにしました。

その先輩に、就職試験でどのような点に注意するべきか、どんな試験内容だったかなどを教えてもらい、当日に向けて準備しました。模擬授業の時間や内容、教材の準備、面接でアピールした方が良いことなど、細かく聞かせてもらい、早めに準備に取り掛かりました。

面接で何を聞かれましたか?

面接では、大きく分けて①志望動機 ②長所と短所 ③教師としての将来像 の三つについて質問がありました。

それぞれの回答としては、以下の通りです。
①台湾での教育実習で、外国人に日本語を教えることの楽しさややりがいを感じた。また、外国人の学生とのコミュニケーションを通して国の生活や文化に触れてみたい。学生時代は塾でアルバイトをしていたこともあり、「教える」ことに興味がある。「どのように伝えたら理解してもらえるか」を追求するのが好き。
②長所:何事にも常に冷静に考えて対処することができる。協調性があり、周りの状況を把握して的確な行動が取れる。
短所:人前に出たり他人に自分の意見を伝えたりするのが苦手。周りにどう思われるかを気にしすぎる点 があり、話す前に必要以上に考え込んでしまう。
③学生から信頼される教師になりたい。分かりやすく丁寧に日本語を教え、自分の授業を通して学生の成長を感じたい。生活指導や進路指導にも携わって常に学生一人一人と密に関わり、優しくサポートできる教師を目指したい。

とにかく、たくさん面接練習をすることが大事だと思います。私の場合、質問事項が予め分かっていたので、紙に回答を書き出し、何度も読んで覚えるようにしました。ネットにも、面接時によく聞かれる質問内容やその回答例が載っているので、それを参考にして文章を組み立てると良いと思います。

また、一言一句間違えずに100%文章を覚えるというよりも、「伝えたい内容を全部覚える」ということを意識しました。少しつまずいただけで後の文章が出てこないという事態を避けるためです。
何度も練習して本番をイメージしておけば、自信を持って面接に挑めると思います。

模擬授業ではどのような課題が与えられましたか?

模擬授業の時間は20分で、みんなの日本語14課「て形」の導入が課題となっていました。

教案に関しては、ネットで14課の内容を調べ、それに沿って自分で組み立てたものをゼミの教授に補足・修正をしてもらうという流れで作成していました。導入の流れや板書の仕方など、細かく指導を受けました。その課で習う文型ははっきりと大きな声で強調する、板書の際、て形の部分は色を変える、フラッシュカードやイラストなどの視覚教材を準備しておく、などのアドバイスを受けました。

「途中で止まらず、問題なく最後まで進められた」「丁寧で分かりやすい授業ができた」「動詞の1〜3グループに関して細かく提示できた」という点が採用を決めるポイントになったと聞いています。

模擬授業は、一番緊張する場面だと思いますが、面接と同様にとにかく練習の数をこなすのがポイントになると思います。最後まで問題なく進めることが重要なので、すらすらと展開できるようにしておく必要があります。また、この内容で良いのかと不安になることもあると思うので、自分の周りで日本語教育に携わっている人の前で授業を披露して、分かりづらい部分が無いかなどを見てもらうのが良いと思います。また、自分の授業の様子を録画して、それを見ながら改善していくのもおすすめです。

就職活動で参考にしたウェブサイトは?

  • 日本語教師の集い
    このサイトは求人だけでなく、日本語教師の仲間を探すことができたり、意見交換ができたりと、幅広いコンテンツが含まれているのが特長です。その中の「求人情報」というボタンをクリックすると、求人一覧が表示されます。 「国」「職種で絞り込み」という検索オプションが付いています。どの国で働きたいか、どんな働き方をしたいか(常勤・非常勤など)を選択して調べることができるので便利だと思います。
  • 日本語教師ジョブ
    国内の日本語教師に特化したサイトなので、国内での勤務を考えている方に特におすすめです。地域や職種だけでなく、フリーワード検索もできるようになっています。また、週何回働きたいか、年収〜円以上、昇給ありなど、いろいろな特徴からの検索も可能です。 サイト内はシンプルで分かりやすい表示になっているのでとても見やすく、利用しやすいと思います。
  • 日本村
    日本語教師の求人情報に加え、講座案内や採用説明会の情報の最新版を見ることができるサイトです。国内の有名な学校がよく紹介されているようです。 「都道府県別リスト」「海外国別リスト」に分かれており、検索がしやすくなっています。採用説明会の最新情報も掲載されているので、説明会に参加したい方にもおすすめできると思います。
  • 日本語教師になる本
    最新の教師採用リストが掲載されています。 日本語教師の仕事内容や就活活動のノウハウなど、日本語教師になるための情報が多く紹介されてる本です。 日本語教師を目指すうえで重要なことがたくさん掲載されているので、そちらも学びながら求人を探したい方にとてもおすすめできます。

就職 教育機関選びで特に重視した点

  • 経験を評価してくれる
  • 学校や先生の雰囲気
  • 教材や設備が整備されている

応募時に必要とされた資格

  • 大学 日本語教育主・副専攻

就職 選考方法

  • 書類
  • 面接
  • 模擬授業

日本語教師全般に関する質問

「日本語教師をやってよかった!」どのような時に実感しますか?

学生の成長に直接自分が関われていると実感したときに、一番「やってよかった」と感じます。

学生が、自分の授業を通して言葉の意味や文法を理解してくれたときはとても嬉しいです。テストで高得点を取ることができたり、日本語での会話がどんどん上手になっていく姿を見たりすると、頑張って良かったと思えます。

学生に、「先生の授業はとても分かりやすい」「もっと先生に教えてほしい」と言ってもらえたことがあり、本当に嬉しくて感激したのを覚えています。そのようなことを言ってもらえたときに、「自分は学生にとって良い授業ができているんだ」と思えるので、日々のやりがいに繋がっていると感じます。

また、私が担任を持っていたクラスの卒業生が、当校の事務員として就職が決まったことがあります。その学生の日本語がかなり上達しており、一人の社会人として立派に働いている姿を見て感動しました。「日本語学校で先生に教えてもらえたから、今こうやって日本語が上手になっているし、無事就職することができました。」と感謝を述べられたときには泣きそうになりました。

日本語教師を辞めたいと思ったことはありますか?

常勤講師として勤務していた頃は、残業がとにかく大変で、「もう辞めようかな」と思ったりもしました。就業時間外に何時間も残って採点や事務の仕事をしなければならず、自分のプライベートの時間を確保することが非常に難しかったからです。

また、帰宅した後にも次の日の授業準備という重要な仕事が待っているので、なかなか身体を休めることができませんでした。他の学校への転勤を考えたこともありますが、これはどこの日本語学校でも生じる問題だと知っていたため、この仕事をしていく上で避けられないと思い、辞めたくなる日々が続きました。

その際には、他の教師と連携して互いの担当クラスの採点を手伝ったり、事務の業務を分担したりして少しでも早く帰宅できるように努めていました。また、業務をなるべく迅速に終わらせられるよう、教師同士で相談していました。困っていることがあった際にはすぐに相談できる体制を整え、みんなで仕事を共有していく形を取りました。

授業準備に関しては、自分一人で向き合わなければならないので、自宅で長時間パソコンや教本と向き合うのがしんどいときもありました。その際には、「今準備を細かくしておけば、授業で自分も教えやすくなるし、学生にも理解してもらえる」と思うようにしていました。準備時間を短縮して、シンプルに教案を制作することも不可能ではありませんが、そうするとあまり質の良い授業ができなくなってしまいます。「今苦労した分、学生にとって分かりやすい良い授業ができる」と考えることで乗り越えられたと思います。

今後どのような日本語教師になりたいですか?

学生からの日本語に関する質問に、すぐに答えられる教師になりたいです。初級クラスではその目標を達成することができたのですが、日本語能力試験(JLPT)の対策授業では、中級以上の内容を教えることになるので、それがなかなか難しい状態です。

日本語能力試験の学習は、初級に比べて高いレベルが求められる内容になってくるので、ほとんどの学生がつまずいてしまいます。試験の対策授業において、学生が疑問に思っていることや理解に苦しんでいることに対して、スムーズに説明できるような、頼りになる教師を目指したいと思っています。

そのためには、自分が担当する授業内容の語彙や文法について正確に理解することはもちろん、学生の立場になって、どこでつまずきやすいか、理解するのが難しいかを細かく考えておく必要があると思います。言葉が似ていても、意味が全く違う文法もたくさんありますし、語彙の難易度も高くなっていきます。授業中に、「前に勉強した語彙・文法と何が違う?」というような鋭い質問が来ることも多々あります。その度に上手く答えられず、焦ったことがあります。今後は、どんな質問に対してもいつでも学生に正しく説明ができるような教師になりたいです。

そして、「この先生に教えてもらいたい」「この先生に質問したい」と思ってもらえるような教師を目指して日々勉強に励んでいきたいです。

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