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アルク 日本語教師養成プログラム 口コミ
公式サイト
最短で日本語教育能力検定試験の合格を目指す

  • 最短で日本語教育能力検定試験に合格できた
  • 教材費が高額だった
アルク NAFL 通信講座の教材写真 amtdさん

amtdさん・ 33歳・ 女性 👩 ・ 購入 2020年

総合評価 4.0 ★★★★☆

このプログラムについて、良かった点としては、何と言っても、他の教材を一切使用せず試験対策をし、6か月ほどで合格できたこと。仕事しながら勉強していたので、教材選びに時間をかけたくないと考え、合格率が高いというNAFL日本語教師養成プログラムを選んだ。

テキストは先生が講義しているような形式で書かれていて、通勤時間や昼休みに読んでも苦にならなかった。また、写真のように、テキストは単元ごと分けた薄い冊子になっていて、通勤かばんに入れて持ち歩けた点も良かった。

不満な点をあげるとすれば、10万円前後の教材価格は安くないと感じている。記述問題の添削なしのコースを設ける等、価格がもう少し安いコースがあれば良かった。また、記述問題は郵送のみの提出となっているが、メールで提出できるようにしてほしい。

日本語教育能力検定試験の対策としてはこの教材で十分だが、実習はできないので、日本語教師になるためには、別途どこかで実習をする機会が必要。

アルクの教材を選んだ決め手は?

仕事をしながら日本語教育能力検定試験の勉強をしたかったので、420時間養成講座ではなく、自分で勉強できて、合格率が高いというアルクを選んだ。

また、試験対策・テクニックだけではなく、日本語教育に関する知識をきちんと学びたいと考えたとき、アルクは内容が最も充実している教材であるため、日本語教師になってから必要な知識が身に着けられるというのも選択の基準となった。

教材 4.0 ★★★★☆

単元ごとにそれぞれ専門の講師の方が書かれているので、内容については安心して読み進めることができる。章ごとに分かれている構成や、図やグラフを用いた説明も初学者にとって分かりやすい。

しかし、一部日本語教育の現状等のテーマで、内容が古く、毎年データ類が更新されていないような部分が見られ、その部分に関しては自分でインターネット等で情報を補充しなければならなかった。テキストの情報を常に最新のものに更新して欲しい。

教材の活用方法は?

テキストを読みながらタスクも丁寧にやり、テストコというサイトで小テストをこなしていった。

分野によって知識の羅列で退屈だと感じることもあったが、一通りの内容を押さえて全体像をつかむことが重要。土日や通勤時間に勉強しても、半年ほどで全てを終えることができた。

あとは模擬テストや過去問6年分を繰り返し解いて、日本語教育能力検定試験の試験対策をした。

各教材についてコメント

  • テキスト:単元ごとに一冊ずつ分かれている。講師が語りかけるような形式で書かれている。
  • DVD:授業風景が見られることによって、授業のイメージができるようになる。
  • CD:日本語の音声については、CDで繰り返し聞けるので日本語能力試験対策に有効だった。
  • その他:試験対策問題集や模擬テストの内容は悪くないが、過去問を解いた方が試験対策には良い。

試験対策 4.0 ★★★★☆

日本語教育能力検定試験に必要な知識は一通りテキストで押さえられているので、安心して読み進めることができる。

分野ごとに丁寧に背景知識を頭に入れていくことで理解が進み、ただ試験のテクニックを暗記するだけでない、問題を解くための確実な知識が頭に定着していく。

ただし、日本語教育能力試験に限ったことではないが、試験対策は、模擬テストや問題集を解くよりも過去問を繰り返し解いた方が合格には近づくので、時間がない場合はなおさら早めに過去問に取り掛かった方が良い。

価格 4.0 ★★★★☆

購入金額:約10万

内容については専門の講師陣が記述しているもので安心感があり、満足している。

しかし、10万円という価格は、通信講座にしては決して安くない。テキストが全24冊なので、単純に計算してテキスト一冊あたり4,000円以上の計算になり、その価値があるかというと疑問である。

テキストも毎年改定されているようではないし、専用サイト『テストコ』での小テストもテキストに予め入れておけば不要である。記述問題添削なしのコースも設けて、教材販売側のコストも下げつつ、もう少し安い価格で販売して欲しい。

サポート体制 3.0 ★★★☆☆

WEB採点サービス、テストコは、特にWEBで回答する利点がなく、テキストに回答・解説が入っていればそれで済むので有用性があまり感じられない。

テストコはテキスト等を見ながら回答できるので、いくらでも良い成績をとることができるが、力試しで受けたいと考える受講者もいる中、コースの修了証にテストコの成績が載るのもあまり意味がない。

また、受講者は高い教材代を支払っているのにも関わらず、記述問題の回答を添削をしてもらうのにテストコで全ての単元が終わっていることが条件となっているのは改善してほしい。

利用した学習サポート

  • WEB採点サービス:テストコ

その他の質問

受験生へアドバイス 勉強方法

テキストを最初から最後まで通して読んで、余裕があればタスクもこなし、テストコの小テスト解くと良い。

試験が近づいたら、全てのテキストを読み終わっていなくても、過去問に取り組み、時間を計って5年分を3回以上解くことをオススメする。

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