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日本語教師養成講座 420時間
SMI言語教育学院 口コミ 公式サイト 寮完備。短期集中授業で理解するのが大変
- 3ヶ月で 420時間の講座を受けられた
- ベテラン先生達の授業の早さ
👩 ジョンワグズさん・ 43歳・2012年修了
総合評価 3.0 ★★★☆☆
私が日本語教師になりたいと思ったのは、外国の人と係わる仕事がしたく、将来は外国で仕事をもって生活することが夢だったからです。
その中で日本語教師という職業を発見し、自分に向いているのではないかと思いました。
当時私が住んでいたところは東京から3時間ほど車を走らせたところなので、住んでいた市では日本語教師の講座はありませんでした。
そのため、インターネットで東京近郊の講座を探していたところSMI言語学院がヒットしました。そこはなんと学生寮があり、3ヶ月という短期集中講座をやっているところでした。
知らない土地へ3ヶ月だけ行くことは少し不安でしたが、これから日本語教師になるんだという気持ちで講座の料金プラス学生寮の料金はあらかじめ覚悟し決めました。全部で50万以上は支払っています。
同期の参加者は大学新卒の20代から60代までとても幅広く、10人程のクラスでした。
授業はアルクの教材を使って勉強しました。それも料金に含まれていて先生は学科2人と実技1人、他の学校で日本語教師育成の仕事をしている先生が2人で専属の先生は1人だけでした。先生方はその経歴がとても長くベテランな感じでしたが個性的でした。
ただ生徒は全員成人、先生より年上の生徒もいるせいか、あまり熱心に授業をしている感じではなく、慣れた様子で淡々と授業を進め、どちらかといえば生徒自身で考えて身につけていきなさいという感じでした。
またもう一人の先生は全員理解できるのが当たり前だと言う感じでしたので、授業後質問などあまりできる雰囲気ではなかったです。質問がなければすぐ帰ってしまい、教科書がよくないと言ったりしました。
また、参加したほとんどの生徒が理解できていなかったと思われる状況で、もう一度繰り返して教えてくれましたが、理解できたのは頭のいい2人くらい、その後のフォローはなにもありませんでした。
3ヶ月の短期集中のせいなのか、授業がとてもタイトに組まれていたので仕方ないのかもしれませんが、日本語の文法はとても難しく、母語話者の私達は仕組みを理解して話しているわけではないので、それを理解するのは大変なことでした。
私の能力ではついていくのがとても大変で、理解がままならないままどんどん進んでいって最後の実技の試験までいってしまったように思います。
授業は短期間集中で、実習の準備や教案の提出等とても短い間でどんどん進めなくてはいけなかったため大変だった思いも大きいが、最終的には3ヶ月という短期間で420時間を受けられたことはとても嬉しかったし、資格を得るという目標は達成できたためよかったと思う。
この養成講座を選んだ決め手は?
自分の住んでいる都市では日本語教師の講座はなく、東京近郊へ行ってみようと思っていたところ、学生寮のある3ヶ月短期集中で420時間日本語教師の講座をインターネットで見つけました。
学校もまだ出来て新しかったのですが、当時学生寮の申込者は入学金が無料というキャンペーンをやっていたので、まもなく応募しました。
他のスクールと比較・検討しましたか?
東京にある、千駄ヶ谷日本語教育研究所と比較しました。
その学校は設立1976年から日本語教師講座の実績があり、いろいろな国際交流協会や市町村で行われる日本語ボランティア講座などと提携活動も活発に行っている学校で、当時1年または6ヶ月で420時間を修了する講座がありました。
就職率は学校提携の日本語学校に二人に一人が就職。テキストはオリジナルのテキストが用意され日本語教育能力検定と全養協日本語教師検定と二つの検定対策を日々の授業から行っているとのことで魅力を感じました。
しかし私には講座の最中、学校の近くで住むところが必要だったので、滞在場所を自分で探したりしましたが、6ヶ月分の家賃が高かったため断念しました。
講師・カリキュラム 2.0 ★★☆☆☆
アルクの教材を使って理論など各学科を学んだので、その教科書にそっての先生の説明でした。
実践の模擬授業の準備には、学校が終わってからすぐとりかかり、土日の休み中も生徒に説明する教材を作る時間でつぶれていました。
その教材が手作りで分かりやすくたくさん作ってあるかどうかが模擬授業の判定にとても大きく影響されていたと思います。
そのため理論を学んで、復習する時間がほとんどできず、授業に必死についていく感じでした。420時間の中で理論を学ぶ時間が明らかに早足で過ぎて行っていたと思います。最後のほうは時間が足りなくなり、教科書ページをさっと読んだだけでした。
- 受講した曜日と時間帯: 平日の昼
- 1クラスの人数:10人
- 重視されていたカリキュラム: 教育実習
授業料 5.0 ★★★★★
合計:58万円
- 入学金:0円
- 授業料:52万7,500円
- その他:5万2,500円
授業料は平均的な値段ですし、学生寮も通常1ヶ月7万円位するところを5万で3ヶ月住めました。自分で学校の近辺でアパートを探したらもっと高くなったと思います。
私は当時、学生寮を利用するということで入学金を免除というキャンペーンで入学しました。とても授業料が高いので入学金が免除というのはとても魅力的で助かりました。
教材 4.0 ★★★★☆
学校に申し込んだ際、学校の事務の方がアルクの通信教育講座(NAFL日本語教師養成プログラム)に私の名前で申し込みます。
送られてきた教材は学校で受け取り、そのアルクの教科書を授業に使用していました。
そのため、私はアルクにも登録されていました。
3ヶ月の講座が修了した後、アルクは1年間登録されているので各教科書の実力テストをWEBで受けることができ復習しました。またアルクの教材は検定試験対策の問題集や模擬テスト1回分が付いていたので利用しました。
しかし、通学で学んでいたのに通信教育の教科書を使うのはいいのだろうかと疑問に思いました。
スクールの運営スタッフ・サービス 5.0 ★★★★★
担当の方にはとても丁寧に申し込み時から対応していただきました。そのためお金のこともとても安心して振り込むことができました。
模擬授業の準備などのときも、学校のコピー機など事務所に行って借りることができ、3ヶ月というタイトな期間での勉強をとても理解してくれてる様子で応援してくれていました。
卒業後も3回ほど日本語教師募集の案内をメールで送ってきてくれたりと、就職活動にもお手伝いしてくれる様子が伺えました。
- 欠席補講:同時に6ヶ月コースなどもやっているので、受けられなかった科目をそこで補講できます。無料です。
- 自習室:自習室はないですが、授業後教室に残って、夕方6時くらいまで模擬授業の準備作業をすることは可能でした。
- 交流会:同じビルに日本語学校も併設されていたところなので、一度交流イベントが設けられました。学生寮も留学生と同じアパートなので、一緒に夕食を持ち合わせて食べたりもしました。
就職サポート 2.0 ★★☆☆☆
わたしは、県外から学生寮を利用しての講座の参加だったため、併設の日本語学校の教師の斡旋は交通機関などで通える範囲の人にしかなかったですし、私の住んでいる県の情報などもくれることはなかったです。
また海外の学校の募集も1件か2件ほどしか連絡がなく、メールが3回ほどあった後、新しく講座を修了された方たちへ連絡が行ってしまっていると思われ、4年たった今は、連絡は一切ありません。
*求人情報の量:学校の掲示板と、卒業後のメールが3回ほどきた
*進路相談:授業終わった後に専任の先生との進路相談がありました。学校はどんなことでもいつでも相談に乗りますとのことで、その際は事務所の担当の方にメールや電話で連絡をしてくださいとのことでした。
日本語教師にまつわる質問
日本語教師養成講座に通ったきっかけは?
外国人との交流がもともと好きで、いろんな国へ行ってみたいし将来は仕事をもって海外で生活をしたいという夢がありました。
そんな時、ハワイから仕事で来ていた日系の人に出会いました。彼らは顔が日本人と同じですが、日本語が話せない人たちでした。日本語を少し教えたり、英語でやりとりしたりした楽しさから、日本語教師をめざそうと思いました。
「養成講座の選び方」はどのようにアドバイスをしますか?
私のような地方出身者だと通信講座という選択もありますが、自分自身で勉強をやっていかなくてはいけないので、よほど気持ちを強くもっていないと続かないと思います。
わたしはその点でも、同じ目標を持った仲間と集中して勉強することで420時間を達成できると思いましたので、地方出身者は費用の面でも短期集中がおすすめだと思います。
近郊に通える学校があるならば、時間に余裕をもって6ヶ月コースでじっくり勉強していくことをおすすめします。
最大手
ヒューマンアカデミー
420時間コース
働きながら420時間へ通いたい方に特におすすめ
- 校舎数No.1! 全国23校舎。あなたの町にもきっとある♪
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