元日本語教師による
日本語教師の実態レポート

日本語教師になるにはどうすればいいの?資格はいるの?どんな風に教えるの?
具体的な経験を交えながら、教師の仕事について
"元教師"が実態をお伝えします。

IAYインターナショナルアカデミー養成講座420時間 口コミ

情報公開日:2014/12/01

総合評価  4.0

最も満足した点 教育能力検定試験対策がしっかりしていた
最も不満な点 実習等実技指導が充実していなかった
愛凜(女性・42歳・在宅ワーカー)
年齢・職業 ※通学当時 当時32歳・アルバイト
期間 2005年4月~2005年9月 *6ヶ月 通学
講座名・受講料 日本語教師養成講座 合計:530,000円
日本語教師歴 2013年9月~2014年10月 *1年2ヶ月
*現在も日本語教師の職に就いています(ボランディア)
資格・課程 日本語教育能力検定試験 合格
講座を選びに重視したこと 立地

良かった点は、現場経験や個性豊かな講師陣が(アメリカ、オーストラリア、エジプト等で長年日本語教師を務めていた方々、国内の大学で教えている方々、中国人の方等)面白い授業を展開してくれたことです。

日本語教育能力検定試験に対応する各科目で実践的に教えてくれたことも良かったです、お陰で検定には合格できました。講師の質には満足しています。

不満な点は、外国人相手の実習が半年で2回だけ、しかも1回当たり10分程度と少なすぎたことで、実践的に教えるスキルやテクニックを身に付けた、とまでは行きませんでした。

また、就職サポートが求人情報が出ているサイトの紹介程度とほぼなかった点も少し不信感を抱きました。クラスが約30人で、正規の日本語教師の職を得たのは3人程度でした。いざ修了させてしまえばどうでもいいのかな?そういうところは儲け主義なのかな?と思ってしまいました。

ただ、IAYは420時間修了や検定合格が目標の人にはいいと思います。場所も大通のど真ん中と好立地なので通い易いです。

Q:IAYインターナショナルアカデミーを選んだ決め手は?

当時住んでいた札幌市内で他2校と比較・検討しましたが、価格では大差がなく最終的には自宅から通い易く、都心の便利な立地条件というのが決め手になりました。

また、併設の日本語学校に通う留学生や、英会話スクールの講師陣と密接に関われるのかと思いました。

Q:他のスクールと比較・検討しましたか?

札幌国際日本語学院とヒューマンアカデミー札幌校も検討しました。

札幌国際日本語学院は、立地が都心から離れた場所で少し通い辛さを感じて選びませんでした。

ヒューマンアカデミー札幌校は、幅広い分野の色々な講座が多数開講していて、日本語教師養成に関しての専門性はあまり高く感じられませんでした。

講師・カリキュラム  4.0

経験や個性豊かな(オネエ系イケメンもいました)講師陣が、現場での生の体験を織り交ぜながら授業を展開してくれ、概ねどの科目も面白く印象に残りました。

日本語教育能力検定試験に対応する各科目で実践的に教えてくれたことは助かりました。お陰で検定には合格できました。

不満だった点は、併設の日本語学校を利点と謳っていながら、留学生相手の実習が短時間・少なすぎたことです。(私たち受講生1人あたり10分前後で、1回のみ)
併設の英会話スクールの外国人講師を留学生役に据えた実習も同じく10分前後、1回のみでした。あとは、クラス内で留学生役と教師役を交代でやりあい、評価し合うのが月1回程度だったと思います。実践的に教えるスキルやテクニックは、現場に出てから養っていくしかないなと感じました。

今、ボランティアで海外からの留学生たちに教えていて、改めてそれを痛感しています。「?」という顔をされたり、あっさり「分からない…」と言われたり、最悪の場合居眠りされてしまいます。

授業料  3.0

合計 530,000円
内訳 入学金 30,000円 + 授業料 500,000円 + テキスト代 0円

当時調べた相場が500,000円程度だったので、入学するときは平均的だと思いました。

私の通っていた昼間のクラスは受講者が30人位で、実習や発表に充てられる一人あたりの時間が数分から15分、とかなり限られていました。

夜間のクラスは受講者が数人で、実習等も余裕を持った時間設定ができていたと聞いて、同じ受講料で損だなと思いました。私の通ったクラスでは300,000円程度でもいいのではないかと思いました。

教材  5.0

各科目で市販のテキストを使うものと、講師のオリジナルプリントを使うもの、両方のものがありました。また、実習の時間は「みんなの日本語」を使っていました。特に不満は感じなかったです。

スクールの運営スタッフ・サービス  3.0

欠席補講 補講制度はありませんでした
DVDで代講 できませんでした
交流会 設けられていませんでした

欠席しても振替制度がなかったり、併設の日本語学校を利点と謳っていながら、実際の授業見学がたった一回しかなかったこと、修了後の就職サポートがほぼなかった点が不満でした。

当時は日本語教師として生計を立てていくのは難しいほど就職難でしたし、入学前の説明でもはっきり就職斡旋をすると言われてはいなかったように記憶しているので、仕方がないのですが。

就職情報が載っているサイトを紹介してくれる程度で、クラス30人中で実際に日本語教師として職を得たのは3人程度でした。

その他の質問

Q:どのようなきっかけで日本語教師養成講座420時間に通おうとしましたか?

最初は自分の英語スキルをアップしたいと思って、アメリカ、カナダ、オーストラリアなど、日本で暮らしている外国人と交流していました。

でも、外国人視点の日本の人々や文化、言葉について話したりしているうちに、段々と日本語を教えることに興味を持ち始めました。

そこで、スクールや資格について調べ始め、養成講座420時間修了と日本語教育能力検定試験に合格することを目標にしました。

Q:日本語教師養成講座420時間を今検討している人に「養成講座の選び方」として どのようなアドバイスをしますか?

目的次第でスクール選びが違ってくるので、まずその人がどのようなゴールを設定しているのか聞きます。

プロ教師として教育機関に就職したいなら、能力検定合格や就職実績が高いスクールを勧めます。

現場での実践的なテクニック習得がメインなら、実習や教授法のカリキュラムが充実しているスクールを勧めます。

私の通ったスクールは、日本語のみを媒介語として教える教授法でしたが、英語など他の言語を使った教授法を採用しているスクールもあることを伝えます。

Q:教育能力検定試験のためにどのくらい勉強しましたか?

講座終了から検定試験まで約1ヶ月間、1日4時間
当時は不定期アルバイトのみだったので、比較的時間はありました。

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