元日本語教師による
日本語教師の実態レポート

日本語教師になるにはどうすればいいの?資格はいるの?どんな風に教えるの?
具体的な経験を交えながら、教師の仕事について
"元教師"が実態をお伝えします。

アークアカデミー
420時間WEB養成講座 口コミ

2018/2/23

総合評価  4.0

国内へき地・海外からの受講にはおすすめ!

最も満足した点 海外でも日本からでも、学習が進められた。
最も不満な点 日本国内での就職には役立たない。
ちる。(女性・31歳・鹿児島県)
年齢 ※当時 29歳
スクール名 アークアカデミー
養成講座名称 日本語教師養成講座 420時間web講座
学習形態 Web講座
期間 2015年11月~2016年10月 *11ヶ月
受講料 合計 16万円
講座選びに重視したこと 価格・海外でも受講可能

インターネット環境があれば、海外からでも受講できるというのが、web講座の最大のメリットです。
留学やワーキングホリデー、海外赴任などで日本を離れた方が、ボランティアやビジネスで日本語を教えようとする際には、非常に役立ちます。

この講座だけで、検定試験に合格するのは至難の技です。(私は受験していません。)
個人の相応の努力が必要になってきます。

極端な話、サボろうと思えば、画面を流しっぱなしにしているだけで、視聴は終了します。視聴確認用の小テストがありますが、正解するまで何回でも受けられるので、あまり意味はありません。

文部科学省からの通達により、現在ではこの講座の受講のみで「法務省告示校の日本語教育機関」には就労できません。

ボランティアのみで教えるならば、他の格安の『超入門コース』などでも良いかもしれません。
将来的に日本でも日本語教師として働きたいのであれば、通学式の420時間講座を選んだ方が良いと思います。模擬授業などの経験が大きく異なってくるからです。

立地的に通学が困難な方、留学に向けてお金を節約したい方、すでに海外にいる方などのうち、強い意志と良好なネット環境のある方にはおすすめです

Q:なぜこの養成講座を選びましたか?

他の通信講座に比べて、価格が安かったです。

当時、海外を生活の拠点にしながら、日本と行ったり来たりを繰り返していました。
どちらの国にいても学習を進められたことが、最大のメリットでした。

Q:他のスクールと比較・検討しましたか?

日本国内で通学のコースは、検討対象外でした。

他の通信講座との比較では、英語を使って教えるものと、CD/DVDによって学習を進めるものとがありました。
英語はより難易度が高くなりそうだった(そこまで必要なかった)のと、CD/DVDよりもオンライン講座の方が身軽だと思って選択しました。

最終的には、金額の部分も大きかったです。

講師・カリキュラム  4.0

受講した曜日と時間帯 自由なタイミングで
1クラスの人数 1人
重視されていたカリキュラム 理論

web講座の特性上、仕方ないことではありますが、どうしても学習が受け身になりがちです。
基礎学習や理論は身に付きますが、実際に教壇に立つ経験は積むことができません。

教育実習の経験がないままだと、教案作成や現実の指導時に、かなり戸惑うことと思います。
幸い、私は大学で他の教員免許を取得しているため、教案作成や教育史、教育心理学などには学習の経験がありました。
そうでなければ、この講座のみで教員になったり、検定試験に合格したりするのは、とても大変です。

分野や進度がグラフ化されて一目で分かるのは、ありがたかったです。
また、完全に自分の好きなペースで学習が進められるので、多忙な社会人には向いています。
休日や深夜にまとめて学習を進めたり、忙しい時期はしばらく間が空いてしまったりしても、大丈夫です。
その日の気分に合わせて、簡単な分野から手をつけたり、似たような単元を一気に進めたりと、自分でペースコントロールすることができます。

授業料  3.0

合計 16万円
内訳
  • 入学金:0円
  • 授業料:16万円
  • テキスト代:0円
  • その他:書籍やネット通信費は個人負担

通学コースに比べたら、格段に安上がりなのは間違いないです。

ただし、16万円というのは、決して安くない金額です。
こちらの講座は、検定の『絶対合格』を謳ったものではありません。
また、420時間を終了しても、日本国内での日本語学校では就労の認可がおりません。
(海外校では、現地校の判断に寄りますが、ビザ条件として大卒資格が必要になることが多いです。)

以上を踏まえて、高いと思うか安いと思うかは、個人の価値観に寄ります。

教材  4.0

在宅で講座が受けられるのが、最大の利点です。
私は日本と海外を往復していましたが、教材などを持ち歩くこともなく、タブレット一つで受講できました。特に集中して学習を進めたい時は、漫画喫茶に籠って勉強することもありました。

基本的に視聴はタブレットから進めていましたが、一部の動画はタブレットだと再生が止まってしまうことがありました。そういった時には、パソコンから再度視聴していました。

動画には、実際の教師と生徒のやり取りが豊富なので、生徒の躓きや間違いを理解するのに役立ちます。
あえて、悪い授業の例をあげて改善点を考えさせるのも、分かりやすいです。

スクールの運営スタッフ・サービス  5.0

通信講座
質問
システム
あり
メールでの質問は、回数制限がなかったと思います。問い合わせを送ると、2~3営業日以内に返答が来ました。

基本的に通信の場合、こちら側から働きかけなければ、干渉はありません。
それをどう捉えるのかは、個人の考え方によって異なると思います。

自分で学習を進めていって、理解できないポイントだけ教えて欲しいという方には、向いています。

学習の内容の他にも、ボランティアで教えていた生徒の悪癖について相談しましたが、丁寧にご回答頂けたので安心しました。

就職サポート 

就職サポートを私自身が利用していないため、評価は控えさせて頂きます。

受講中や受講後に、国内外の求人情報がメールで届くようになります。
募集地域は多岐に渡り、国外の場合はビザのサポートも受けられるようです。
「初心者歓迎」「研修充実」などの案件も、よく見かけます。

また、資格試験への対策講座の案内もあります。
文部科学省からの指導が入り、現在ではこちらの通信講座の受講だけでは、日本国内の法務省告示校の教壇に立つことはできません。

その他の質問

Q:どのようなきっかけで日本語教師養成講座に通おうとしましたか?

ワーキングホリデーが半分ほど過ぎた頃、まだその国に滞在したいと思っていました。
外国人への就労ビザの発給は非常に難しいと聞いていました。ビザについて調べたところ、結婚ビザの次に発給が簡単なのが、日本語教師ビザでした。資格を持つことで、ビザの発給に有利になると思って、受講を決めました。
観光ビザでの滞在になってからは、アルバイトも出来ず、時間の余裕が増えることも後押しでした。

受講申し込み前に、使用しているタブレットが視聴対応しているのか、直接動画を見ることで確認できたのがありがたかったです。

Q:日本語教師養成講座を今検討している人に「養成講座の選び方」としてどのようなアドバイスをしますか?

まず、国内と国外のどちらで教えたいのか、ボランティアなのか職業にしたいのか、自分自身の理想とする働き方をイメージするところから始めましょう。

将来的に、僅かでも日本で日本語教師として就職したいのならば、通学コースを選ぶべきです。
(通学コース内での比較は、他の方々の感想を参考にしてください。)

ボランティアとして教えたい、へき地に住んでいる、海外から受講したい、といった場合には、web講座がおすすめです。
動画視聴になるので、wifi環境下にあることが望ましいです。

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