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アルク 日本語教師養成プログラム 口コミ
公式サイト
ひとりでもできるスキのないプログラム
- 記述式の添削と不合格時の返金保証
- 修了証に効力がない
geeseさん・ 38歳・ 女性 👩 ・ 購入 2016年
総合評価 4.0 ★★★★☆
養成講座修了1年目の試験に失敗し、その後すぐ非常勤の職を得てしまい、受験に後ろ向きになっていたのですが、やっぱり合格したく、受験を再開しました。
しかし、不合格を数度経験し、何が足りないのかわからず、落ち込こんでいました。
そんなとき、以前から気になっていたNAFLの広告に目が留まりました。「合格保証プログラム」というものです。不合格だったら、テキスト代などが返金されるのです。
NAFLのセットだけではなく、ほかにもアルクで出版された試験関連の本も付いていたため、高額ではあったのですが、「これなら何も捨てるものはない」と思い、受講を決めました。
NAFLセット以外についていた本で、1冊、まったく手を付けることができなかった本がありました。
また、教育実習のDVDは、ちらっと見ましたが、すでに実践で勤務している自分には不要だと感じる程度の内容でした。
不安だった記述式に関しては、添削指導があり、これのおかげで自分がいままで合格できなかった理由がわかったような、そんな気持ちになりました。
9月ごろからは、問題集や過去問中心に取り組みたかったので、逆算して1週間に1冊ペースで読み進め、提出課題を終えていきました。
テキストの最後に、実力テストがあります。これは、マークシートを郵送することもできるのですが、WEBですぐに結果のわかる「テストコ」というシステムがあります。「テストコ」にログインして、巻末の実力テストの答えを入力します。
すぐに結果がわかりますし、回答解説もあとでPDFで印刷ができるので便利でした。また平均点や自分の点数での位置もだいたい把握することができます。
ただ、C判定でもぎりぎり合格になります。A判定にしたくて再度挑戦しようとしてもできません。そして、それが修了証に成績として載ってしまいます。
1冊目をやった時点でそれに気が付いたので、2冊目以降はA判定がもらえるよう、慎重にテストコへ答えを入力しました。
アルクの教材を選んだ決め手は?
不合格返金保証プログラムだったことと、テキストが持ち運べたこと、またひとりでどうしようもなかった試験Ⅲの記述式対策で、第三者に添削をしてもらえることから、NAFLを最後と決めて受講しました。
教材 3.0 ★★★☆☆
しょうがないと思うのですが、音声に関しては独学でするにはどうしても難しいかもしれません。
わたしは幸い420時間へ通っていたので、そのことばや図の意味を分かっていましたが、初心者には難しいと思いました。
音声の練習問題も、つっこみすぎでは?と思う部分もあり、飛ばしたところがありました。
よく言えば、420時間を想定した1からの内容なのですが、そこまで知らなくても大丈夫だよと思う内容がいくつかありました。(方言についてはかなり深く、覚えられませんでした)
執筆者の写真や、テキスト内の写真も、すこし古い感じがありました。グラフは、受講当時で最新でしたが、現状は異なっていて、(留学生の出身国グラフなど)、結局自分でしらべ直したものもありました。
教材の活用方法は?
9月以降、問題に取り組みたかったので、2月~8月の間にテキストを終わらせることを考えて進めました。
1週間に1冊ペースで読み進め、記憶のあるうちにテストコを行い、合格をもらうということを繰り返しました。
9月からは、問題集や過去問に取り組みました。疲れたとき、DVD特講を見て気分転換をしていました。過去問は3年分自分で購入し、3回繰り返しました。
各教材についてコメント
- テキスト:1冊が薄く、持ち運びに便利でした。テキストの内容は、字が多く、お世辞にも楽しく読めるものではありませんが、勉強だと思えば致し方ありません。少し内容が古いと感じることがありました。写真なども昭和の感じがありました。でも、大事なところはいつまでたっても同じだということなのでしょう。
- DVD:パワーアップDVD特講というのが付いていました。それはかなり使えました。冊子も小さく、ひとりでの勉強にあきたとき、DVDを見ると、420時間の講座を受けているような気分になりました。DVDの音声は携帯に取り込み、持ち歩いて聞いていました。
- CD:聴解のCDは可もなく不可もなく・・・過去問と大差ありませんでした。
- その他:記述式の対策として、2度添削がありました。不合格だと再提出です。でもそれがわたしにはとても助かりました。第三者から見たコメントは重要ですし、いままで不合格だった理由が見えたような気がしました。
試験対策 4.0 ★★★★☆
試験Ⅲの記述試験に対する対策が、他ではできない「赤ペン添削」です。これは本当にありがたかったです。養成講座でも、記述についてあまり見てもらえず、ずっと何がいけないのかわからずにモヤモヤとしていました。
書いて、送って、かえってきたとき、赤ペンチェックだらけでびっくりしましたが、逆に「あ~これだからいままで合格できなかったんだ」と思えました。
そして、これができれば今年は合格できると自信にもつながっていきました。
薄い冊子の問題集、結構まとまっていてよかったです。2度ほど行いました。実践の問題とは違いますが、テキストで読んだ内容全体から大事なところをまとめてくれている印象でした。
日本語教育能力検定試験は、数年前から改定されて、すこし易しくなったのですが、NAFLのテキストは改定前も同じような内容だったのではないでしょうか。
実際、近年の過去問をやると、テキストに載っている内容の中でまったく触れられていない内容部分も多かったように感じました。
試験対策という観点で言うと、多すぎる情報もあり、日本語教師になりたい方が独学でするならNAFLが一番いいと思います。
テキストを読みながら、試験対策ではなく420時間の講義を再度受けているような気持ちになりました。
価格 4.0 ★★★★☆
不合格の返金保証があるとはいえ、やはり14万は勇気がいりました。
NAFLのメイン教材はすべて使用しましたが、付属でついていた教材は、時間がなくて手をつけることができなかったものもありました。
ですが、ある程度まとまってお金を払うことで覚悟にもなりました。合格することができたので、返金補償は使えなかったのですが、合格したことと天秤にかけると、ちょっと高い買い物だったかな?という程度です。
サポート体制 3.0 ★★★☆☆
質問をすることはありませんでしたが、記述式の問題は、添削のため時間がかかると言われ、かなり早めに提出を済ませたように記憶しています。
おかげであまり待たずに添削をしてもらえましたが、試験間際だった人は、間に合わなかったかもしれません。
ときどき、NAFLの担当者からメルマガが来ました。時事問題なども含んだメールで、気分転換に読めてよかったです。
質問を送ると、全員にメールが届くシステムのようで、ちょっと煩わしいと感じることもありました。
他の受講生の方の質問メールが届いて、それで全員に届くことを知ったのですが、アルクの担当者とつながっているのならまだしも、受講生レベル、ましてや全員とつながる必要はないのではないかと思いました。
利用した学習サポート
- WEB採点サービス:テストコ
その他の質問
420時間養成講座との違いは?
絶対的な違いは、実習です。420時間では、実際に教案を書いて、添削してもらって、自分で授業をするという体験ができますが、NAFLでは教案を書くこともありませんし、仮に書いても見てもらえません。自分で授業することもなく、DVDを見るだけです。
試験Ⅲには、実際教壇に立っているときに出くわす事項への対処なども問題になっていることがあり、そのあたりは、NAFLだけやっていても難しいだろうと思います。
日本語教師の経験がなくNAFLをされている方は、ボランティアでもいいので、実際教える立場の側に立ってみることをお勧めします。
また初級の学生用のテキストをどんな順序で学習が進められて、何をどんなふうに勉強するのか、見ておいたほうがいいと思います。
試験Ⅲで、初級の文型か中級の文型かわからないとできない問題が出ていたことがありました。
※2017年9月現在、NAFL受講生用に、5回の実習(有料)が受けられるシステムがあります。
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