ヒューマンアカデミー 口コミ 公式サイト 47歳…失業から一転、日本語教師に！

良かった点は、就職に直結したところです。コロナ禍中にも関わらず、日本語学校にすぐ非常勤として採用が決まった時は、本当に嬉しく、今でも忘れられません。

また現役教師の先生や同じ志を持つ仲間との出会いも、貴重な財産となっています。わからないことを相談しあったり、クラスメイトと先生の事務所へ遊びに行ったりもしています。

業務を始めて「先生」は一人で完結する職人の要素が強い仕事だと改めて感じています。ですから日本語教師関連の相談や雑談ができる相手はとても貴重でありがたい存在だなと思っています。

気になったのは、ハイブリッド授業についてです。自宅で録画の授業を聞いた上で学校の授業をするという形式は、理論上はとても良いと思います。が実際の授業では、学生が先生の質問に答えられないことも多々ある状況でした。その日の授業の科目まで聴取できていなかったりなど、当日の授業がどの録画部分にあたるのか、わかりにくかったことも原因だと思います。厳しい先生の時は、みんなヒヤヒヤしていました。

現在のヒューマンアカデミーの養成講座は、オンラインだけに変わったようです。コロナ禍においてオンラインの需要は高まっていますが、対面授業の需要も多々あるため、そちらも勉強できたほうが良いと思います。

価格：県内で420時間として認められている学校は２つだけでした。立地、レベルは同等だったため、キャンペーン中で学費に数万円の差があるヒューマンアカデミーを選びました。

短期間で修了できる：退職したので時間はたっぷりあり、短期集中で勉強したいと考えました。ヒューマンアカデミーは時間の調整ができ、最短半年で受講できることが魅力でした。

岡山外語学院の日本語教師養成講座と比較、検討しました。教師も授業内容もよさそうだったので悩みましたが、夜間に通う２年コースしかなかったため、選びませんでした。

講師は主に２名で、まったくタイプが異なっていました。一人は雑談から話を転じていく先生、もう一人は厳しくできていないことをはっきりと指摘する先生。どちらの先生も大変熱心で、授業以外にメールで質問に答えてくれたり、現場の話を盛り込んで楽しく学べるように工夫してくださいました。

ただ、理論から実践に移った時はかなり大変でした。理論を実践に生かすことがなかなかできず、人前で話すことに緊張もあり、四苦八苦する毎日。先生からのダメ出しも多すぎて、毎日へこみました。実践力を高めるのに必要であったとはいえ、もうしたくない、というのが正直な感想です。

満足した点は2つあります。一つ目は期間限定のキャンペーン中で、授業料の値引きがあったことです。元の価格から約3.4万円程度安く、かなりお得感を感じました。

二つ目は入学金です。学校と同じ系列の派遣会社（ヒューマンリソシア）に登録していた関係で入学金が免除になりました。それでも500,000円以上の出費は痛かったので、もう少し手の届きやすい金額なら希望者も増えると思います。

たくさんのテキストの購入指示があった割には、活用できなかった印象です。一度も開かなかったテキストもありました。今になれば映像授業を見る際に併用しても良かったかなとも思いますが、当時は映像を見ることで精一杯でした。先生から「今日はこれを持ってきて」と言われる教科書があまり活用されないこともあり、学生からも不満の声があったことを記憶しています。

幅広く勉強するので限度がありますが、当日の授業内容に相当する部分のテキストページをあらかじめ授業予定に記載してくれたら、予習や確認ができてよいのではと思いました。

みなさんに丁寧に対応していただきました。ただ、テスト関連でかなり不満に感じたことがありました。「事前に配られたあるプリントからテスト問題が出る」という情報が事務から一部の生徒にしか伝えられていなかったことです。たまたま友達から聞いた私は点がとれましたが、まったく聞いていない人は点がとれていなかったようです。

またテスト前の補講も先生によって大きな差がありました。ある先生はテストに出る内容を丁寧に説明してくれ、別の先生は全くしない。運が良ければ点がとれるような状況は、不平等だと感じました。

就職先の情報が掲載されたファイルが常に置いてあり、いつでも求人票を確認できるようになっていました。また希望すればアドバイザーの方が時間をとって面談してくださり、情報もいただくことができました。

特に日本語学校の求人は通常の求人とは異なり、ハローワークなどでは情報がありません。インターネットなどで探すことが多い中、日本語学校とつながりのあるヒューマンアカデミーのアドバイスやおすすめは心強かったです。何も知らず、不安も多い中でしたが、丁寧に対応いただき、大変満足しています。

きっかけは「急な失職」です。突然正社員として働いていた会社が閉鎖されたことを機に、自分がどんな仕事ができるのかではなく、したいのかを考えました。
①専門性がある
②人の役にたてる
③年をとっても続けていける
④自分のコミュニケーション能力を生かせる
…と考えた時に、思いついたのが日本語教師でした。

まずは一度学校を見学することをお勧めします。ホームページでは分からない学校の雰囲気、設備、先生の対応やレベルなどを見ることができます。

わたしは見学時に、実際に授業を受けさせていただきました。先生に指名されたり、学生と話したりもしてみて「ここで勉強したい」という自分の気持ちも大切にした上で、選択の材料にしました。