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アルク 日本語教師養成プログラム 口コミ
公式サイト
長期戦でコツコツと!
- 解説が丁寧なので自然と知識が深まる
- 量が多すぎてポイントがわかりにくい
よりこさん・ 44歳・ 女性 👩 ・ 購入 2019年
総合評価 3.0 ★★★☆☆
総合的な評価を「可もなく不可もなく」としましたが、これは学習期間と、どこに狙いを定めるかによって変わってくると思います。
例えば私の場合、2019年末に教材を申し込み、年明けには届いたのですが、仕事の関係で実際に学習をはじめたのはゴ-ルデンウィ-クの頃でした。日本語教育に対する知識が全くないゼロからのスタ-トだったこともありますが、20冊以上のテキストに目を通していくだけでも大変な労力が必要になります。
また、当然のことですが、専門が幅広いためテキストごとに執筆者が異なります。どうしても執筆される先生の専門性が強く出る箇所があったり、そこまで学習する必要があるだろうかと疑問に思う箇所もありました。「日本語教師」となるために知っておいたほうがいい知識であることは間違いないと思うのですが、「試験に合格するため」には重要なことであるかどうかはわからない知識も盛り込まれていると思います。
ただ、これはあくまでも「気が付いたら試験当日まで残り半年をきってしまっていた」私の場合であり、長期戦でじっくり知識を吸収しながら試験勉強をしたいという方にとってはピッタリの講座だとも思います。
私は今年も自己採点で不合格の可能性が濃厚ですが、今回の試験直前にやっとNAFLの正しい活用法を理解した気がしています。仕事の繁忙期を見据えて長期戦で、コツコツ進めていく。小さな疑問もテキストのどこかに答えがある安心感がNAFLの一番の強味なのではないかと今は思っています。
アルクの教材を選んだ決め手は?
勉強を始める前は何から学んでいいかがわからなかったこともあり、シンプルで簡素な教材よりも内容が豊富で解説の詳しいものがいいと考えアルクを選択しました。
テキスト以外にも、対策問題集や用語集などがセットでついているのも魅力でした。最終的にはNAFL受講者の合格率が6割近い(当時)と書かれていたことが決め手になったと思います。
教材 3.0 ★★★☆☆
教材については、内容は豊富ですが、わかりやすさや見やすさという工夫については欠けていると思います。図も写真もあまりなく、文章だけが続くので、はっきり言えば飽きてしまいます。あれも大事これも大切と、内容を盛りこんでいるのはいいのですが、それが効率的な学習には却って足かせになっている印象を受けました。
20年前にも友人がNAFLを受講していたため、テキストを見せてもらったことがありますが、そのときとさほど変わっていない印象を受けます。実務にも役立つように情報や知識を記載してくれるのはありがたいのですが、「見やすさ」という視点は欠けていると思います。
各教材についてコメント
- テキスト:全てモノクロでカラ-ページはありません。量はかなり多く、テキストの厚さは5mm程度のものから1㎝程度のものまで様々ですが24冊あります。音声と文法は基礎編と応用編の二冊にそれぞれ分かれています。
- DVD:全てモノクロでカラ-ページはありません。量はかなり多く、テキストの厚さは5mm程度のものから1㎝程度のものまで様々ですが24冊あります。音声と文法は基礎編と応用編の二冊にそれぞれ分かれています。
- CD:全てモノクロでカラ-ページはありません。量はかなり多く、テキストの厚さは5mm程度のものから1㎝程度のものまで様々ですが24冊あります。音声と文法は基礎編と応用編の二冊にそれぞれ分かれています。
- その他:全てモノクロでカラ-ページはありません。量はかなり多く、テキストの厚さは5mm程度のものから1㎝程度のものまで様々ですが24冊あります。音声と文法は基礎編と応用編の二冊にそれぞれ分かれています。
試験対策 3.0 ★★★☆☆
正直にいうとポイントを押さえた内容にはなっていないと思います。ポイントもどこなのか、いまいちわかりにくく、大事な部分やキ-ワ-ドを赤文字で強調している箇所も少ないです。
日本語教育の現状や異文化理解など、一つ一つの専門性は高く、じっくり勉強するにはとてもいい教材なのですが、試験日当日まで時間との闘いとなる短期決戦向きではないと思います。
勉強を始めたばかりの頃は時間に余裕もあり、一冊ずつ精読していましたが、一年目は到底間に合わず、二年目は流し読みでなんとか読了しました。それだけでもかなり労力がかかりますし、読み終わってから問題を解きはじめていたのでは間に合いません。テキストを網羅すること自体を目的にするのではなく、過去問を解いてからテキストを合間に読み進めていくほうが、効率的だったと反省しています。
価格 2.0 ★★☆☆☆
日本語教師の基礎を通信教育で学ぶことができると思えば、それほど高くないかもしれません。おそらくいきなり授業を始めることになってもNAFLの教材があれば、準備の大きな助けになると思います。それくらい一冊一冊の専門性が高いです。
ただ、検定試験合格に重きを置くならば、もっと効率的でわかりやすいテキストはほかにもあるのではないかと思います。
CDも最初は聴いていたのですが、テキストの文章を読み上げているだけのものもあり、「なぜこれを音に落としてCDにしたのか」理由がわからない部分も多く、結局は音声のテキスト以外で活用しませんでした。
このようにテキストやCDは充実しているので内容だけ見ると納得の価格なのですが、検定試験合格を第一目標にしている場合は、費用対効果はそれほどよくないのではないかと思います。
サポート体制 3.0 ★★★☆☆
テストコしか活用していなかったので、あまり語ることができないのですが、テストコ自体は採点も速く、翌日には返ってきたと記憶しています。あまり間があくと、テストの内容を忘れてしまうので、タイムラグを感じなくて済んだのはとてもよかったです。
また、テスト問題自体もそれほど多くないため、気軽に取り掛かることができますし、達成率も確認できるのでモチベーションアップになりました。
一年目不合格でも6000円を支払えば、翌年までに限り添削をしてもらうこともできます。この制度を私は活用したのですが(一年目は添削してもらう余裕もなかった)、できれば翌年までは無料にしてもらえたらいいのになとは思いました。
利用した学習サポート
- WEB採点サービス:テストコ
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