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海外日本語教師経験談

中国 広東省 日本語学校(2018年) 学生たちの意欲が高くやりがいの大きい仕事

🧑 Rickさん・ 42歳

総評

  • 中国 広東省 日本語学校
  • 雇用形態:常勤講師 *非正規雇用・フルタイム
  • 期間:3年 (2015~2018年) *退職
  • 月収:17万円 (1万元) *現地で生活をするのに十分
  • 勤務時間:1日7時間 週5日勤務   *残業:残業なし

発展著しい中国での日本語教師の経験は多くのことを学べる機会でした。

私が勤めていた学校は、主に企業への研修を行っている学校で、生徒はほとんど企業のサラリーマンでした。
今後日本での出張、赴任を控え、日本語をブラッシュアップしたり、短期集中で勉強したりといろいろなレベルの生徒がいましたが、どの生徒もおおむね熱心で、学習意欲もあり、これまで学校教育での過酷な受験競争を生き抜いて来ただけあって、丸暗記やペーパーテストのような問題への取り組みは全体にレベルが高いように感じました。

ひたすらペーパーテスト対策をしてきたような「勉強好き」な生徒は、あまり日本のアニメやドラマに接しておらず、ほとんど”日本語耳”ができていないためリスニングや会話の面で苦労しているようで、現場で即戦力になるためにはかなり苦労して会話を身に着けているようでした。

一方、日本のアニメやドラマが好きないわゆる”90後(90年代以降の生まれ)”の若者の中には、オタク文化、日本のアイドルなどに対して好意的な若者が多く、進んで会話し、流行語などにも敏感で、会話などは教えやすいと感じました。

このように、ここ数年でも生徒たちの傾向が変化し、教師の側もその変化に対応していく必要がありました。

私の就労していた教育機関自体が企業を対象としたサービスを提供していたため、給料自体も全体に単価が高く、週五日ほど出勤して十分生活できるレベルの給料をもらえていました。広東省の大都市での生活だったため、家賃や物価はかなり高く、ものによっては日本以上に高いものありました。

さらにここ数年、大学や企業向けの教育機関ではないいわゆる普通の日本語学校での日本語教師の給料は価格破壊が進み、かなり低水準になってきていることから、日本語教師で生活を維持する事は難しくなっているようです。

都市の発展のスピードも早く、生徒たちも仕事や成長することに意欲的で、全体にやりがいのある、日本語教師として学ぶことの多い経験となりました。

日本語教師として苦労したこと、戸惑ったことはありますか?

中国で流通している日本語の初級教材と、みんなの日本語をはじめとする日本で出版されている教材の学習進度が異なるため、初級の学生を教える場合は、最初の段階でいくらか教え方を工夫する必要がありました。

例えば、中国の教材では「だ・である」などの普通体を先に教え、そののち「です・ます」体を教えていき、て形は”普通体→て形”で覚えていきいますが、みんなの日本語をはじめとする日本の教材では、ます形を先に教え、”ます形→て形”の変換練習をしていきます。

それで、まずはこちらが一通り中国の日本語教材に目を通して内容を把握しておき、学生が以前使用していた教材に合わせて教授法を調整していました。

なぜこの日本語学校を退職しましたか?

別の教育機関での就労が決まったので、退職しました。現在は日本語学校や、オンラインの教育機関で就労しています。

今後の発展を考えるとオンラインスクールの分野はまだ成長の余地があり、徐々にそちらの方向にシフトしています。

給与

月収:17万円 (1万元)
現地で生活をするのに十分

いろいろなことが社長との交渉や、社長のさじ加減によるところが大きく、帰国費用や福利など、基本的には給与には含まれないが、状況に応じて社長に交渉すると場合によっては支払われることがありました。

給与自体は多くも少なくもなく、交渉次第ではもっと増やせるようにも思いましたが、プライベートでしたいこともあったので、仕事はある程度のレベルで抑えて、生活レベルを調整して対応していました。

同業者の中には、給料の支払いが遅れていたり、支払われなかったと嘆いている先生たちもいましたので、海外での就職に際しては、就職する学校や企業の経営など、いろいろと下調べをしておくほうが安全だと思います。

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給与

  • 月収:17万円

月収の内訳

  • 基本給:17万円

待遇

  • なし

雇用形態

  • 常勤講師 *非正規雇用・フルタイム

勤務時間

  • 1日7時間 週5日勤務   *残業 残業なし

長期休暇中の給与保証

  • 長期休暇がない
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スケジュール

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