元日本語教師による
日本語教師の実態レポート

日本語教師になるにはどうすればいいの?資格はいるの?どんな風に教えるの?
具体的な経験を交えながら、教師の仕事について
"元教師"が実態をお伝えします。

養成講座420時間の就職支援って具体的には?

私の周りの受講生や私自身卒業後仕事は自力で探していました。最初からまずはスクールにサポートしてもらおうといった姿勢では当然ながら難しいです。

自分で最大限やることを実行した上で、本当に必要な部分のサポートを受けるといった心づもりでいるのがよいでしょう。

例)ヒューマンアカデミーの就職支援

養成講座の就職支援の具体的な内容をヒューマンアカデミーの例で紹介します。
大きく分けて、以下3点です。

  • 就職支援 受講生への求人案件の告知
  • 面談の実施・書類作成・面接対策などのレクチャー
  • 就職セミナーの実施

1:就職支援 受講生への求人案件の告知


ヒューマンアカデミー新宿校の掲示板に貼られている求人票

  • グループの日本語学校をはじめ、国内外問わず求人あり。
  • それらの求人を各校舎内での告知掲示・就職部発信のブログfacebookでも紹介。
  • ヒューマンアカデミーでは養成講座を20年以上運営しているため、日本語教師の卵として巣立った受講生が今は専任講師として活躍されている方も多いようです。最近は修了生で専任になられている方から自分の学校の求人をいただく形式も多い。

2:面談の実施・書類作成・面接対策などのレクチャー

  • 基本的には受講生自身で日本語教師専用の求人サイトを見ている方が多い。 掲示板に掲載された求人情報だけでは詳細がわかりづらいため、就職部に来ている求人から情報を聞いたうえで活動する方も多い。
  • 時期によるが、月20-30名程度の方が就職部に登録、その後書類作成などのサポートを修了時期やご自身の活動を始めたいタイミングに合わせて面談を実施。
  • 求人のご案内や応募書類の指導添削、面接や模擬授業の心構えなどをレクチャー。
  • 日本語教師に求められているポイントに合わせて志望動機の組み方や面接・模擬授業も最近の事情などに合わせた心構えのレクチャー。最近は日本語教師を仕事としてやっていく「覚悟」があるか?を試されるような質問も多くなっているそうです。
  • 海外の日本語学校を希望される方には海外向けに押さえておきたいポイントも併せてレクチャー。
  • 日本語学校の採用試験の際に事前に教案を出すような指示が出る学校もあり、その場合は教育実習を担当の先生にチェックしてもらっている方もいるようです。ここら辺は講師の先生と個別相談になるのではないかなと思います。

3:就職セミナーの実施

  • 定期的に就職部の業界別就職対策セミナーの開催。
  • 国内外の日本語学校の採用担当の方にお越しいただいての学校紹介のセミナーや日本語教師として活躍している修了生を呼んでのセミナー、JICA青年海外協力隊・シニアボランティアセミナーの開催。
  • 検定対策として前年の合格者に体験談を語ってもらうセミナーなども開催。

私が養成講座を卒業して、仕事を探していた当初は今よりは情報が少なく、セミナー等も開催の情報も入りにくかったので、今の方は恵まれていると思います。

例)千駄ヶ谷日本語教育研究所 の就職セミナー

  • 就職ガイダンス
  • 学校(就職先)説明会
  • JICA経験者のお話を聞く会
  • 「年少者日本語学習支援について」卒業生体験談を聞く会
  • 就職支援フェア

などのイベントを実施。千駄ヶ谷日本語教育研究所に寄せられた求人は学校経由で提出することもでき、学校の挨拶状を添えて送付。

卒業生には日本語教師の求人情報や各種イベント情報、またおすすめの情報などをお送りしているSJIネットワークと呼ばれるものがあり、登録するとご自宅のパソコンや携帯電話で、学校内の掲示板にてお知らせしている情報と同じ内容を閲覧できる。

就職活動の際の心構え

ヒューマンアカデミーの場合は大手のため、就職部といった課が個別にありますが、通常の養成講座は、独立した就職支援課があるところは少ないと思います。

基本的にはどの養成講座でも自分自身で動き、もがきましょう。自分で積極的に気になる機関にコンタクトを取る等、行動あるのみです。私の周りでもみなさん個別に応募なり、求人を探したりしていました。

とにかく自分で行動した上で、自分ではできないことやサポートしてほしいことを各養成講座の担当者に相談することでより実りのあるものになると思います。

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