元日本語教師による
日本語教師の実態レポート

日本語教師になるにはどうすればいいの?資格はいるの?どんな風に教えるの?
具体的な経験を交えながら、教師の仕事について
"元教師"が実態をお伝えします。

日本語教師経験談 : 日本国内の民間日本語学校

情報公開日:2014/10/13

プロフィール

りなママさん(48歳・女性)  *現時点
日本語教師歴 8年 (2005年10月~現在)
※現在も日本語教師の職に就いています
資格・課程 日本語教育能力検定試験合格
日本語教師へ転職前の職 英会話講師

民間日本語学校での経験詳細

期間 4年 (2010年10月~現在)
教育機関 民間日本語学校
求人の見つけ方

日本語オンライン  http://nihongo-online.jp/net/
NIHON MURA     http://www.nihonmura.com/ja/job/

今までこの二つをチェックして、求人情報を得ることができました。どちらも有名なサイトで、特に「日本語オンライン」は、日本語教師になりたい人は求人以外の情報を得るためにもおすすめいたします。「NIHON MURA」は、メールマガジンを登録しておくと、求人があるたびにメールで教育機関名と募集要項を知らせてくれるので便利です。

インターネット以外の求人情報は、東京の麹町にある「凡人社」という日本語書籍専門店で入手することができます。書店の中に求人広告が掲示されているので、行ける方はぜひチェックしてみてください。

月収 月 6.4万円
月収 内訳 ・勤務時間:32時間
・1時間×2,000円
日々のスケジュール

平日(午前授業がある日)
5時30分 起床
7時20分 家を出る
8時10分 学校に着く
9時00分~12時30分 授業
12時30分~13時30分 引き継ぎ、日誌を書く、採点等
13時30分 学校を出る

平日(授業がない日)
6時 起床
午前中 家事や雑事 14時~17時 授業準備、採点等
17時~21時 家事や雑事
21時~22時 授業準備等

土・日・祝
基本的には休み。学校の試験前などは、テスト作成をする

お給料や待遇面での補足:
まったく経験がない教師の場合、時給1500円~くらいからのスタートとなるようです

日本語教師に関する全般の質問

Q: もともとはどのような経緯で日本語教師を目指しましたか?

日本語教師をする前は、英会話学校で日本人に英語を教えていました。元々教える仕事にやりがいを感じていましたが、長く続けるにあたって、果たして留学の経験もない自分に英語を教え続けることがいいことなのか、疑問に感じ始めるようになりました。

そして、日本人の自分には外国人に日本語を教えるほうが合っているのではないか、と考えるに至りました。
英語を教える傍ら日本語教師養成講座を受け、日本語教育能力検定試験にも合格し、日本語教師としてデビューすることになりました。

Q:日本語教師をやってよかった!と、どんな時に実感しますか?

学生ができなかったことができるようになったのを見るときが、一番うれしいと感じます。

たとえば、3年前教えた初級クラスのSさん。Sさんはクラスの中でも目立たない、おとなしい学生でした。しかし、授業で習ったことは必ず復習してくる真面目さがありました。

最初は積極的な学生たちに押されて萎縮していましたが、数か月もするとSさんの積み重ねてきた努力が実り、誰よりも正確に質問に答えられるようになりました。他のよく発言する学生たちもSさんに一目置くようになり、Sさんも自信を持つようになりました。教科書1冊終わる頃にはSさんは誰の目にもクラスのトップとなり、よく発言し、皆をリードするほどになったのです。

このように学生の成長を見るとき、日本語教師になってよかったと実感します。

Q:日本語教師で辛いこと、苦労することはありますか?

学生たちの経済的な苦労を見るときが辛いと感じます。学校に通いながら生活していくために、多くの学生がアルバイトをしています。

アルバイトと学業の両立は大変で、家でなかなか勉強する時間がとれない人が多いのが現実です。そうなると、宿題も学校へ来てから誰かのを丸写しして提出したり、前に勉強したことをほとんど覚えていなかったり、疲れて授業中寝てしまったり、ということが起こります。

教師として一応注意はしますが、やむにやまれぬ事情を知っているため、強制的に生活を変えさせることはできないのです。このようなことが大変です。

Q:仕事の探し方としてどのような方法をおすすめしますか?

日本語オンライン  http://nihongo-online.jp/net/
NIHON MURA     http://www.nihonmura.com/ja/job/

今までこの二つをチェックして、求人情報を得ることができました。どちらも有名なサイトで、特に「日本語オンライン」は、日本語教師になりたい人は求人以外の情報を得るためにもおすすめいたします。「NIHON MURA」は、メールマガジンを登録しておくと、求人があるたびにメールで教育機関名と募集要項を知らせてくれるので便利です。

インターネット以外の求人情報は、東京の麹町にある「凡人社」という日本語書籍専門店で入手することができます。書店の中に求人広告が掲示されているので、行ける方はぜひチェックしてみてください。

Q:これから日本語教師を目指したい方たちに、アドバイスをお願いします。

誰でも日本語教師になることはできますが、誰もが日本語教師を続けることができるというわけではありません。毎年新しい日本語教師はたくさん誕生しますが、1年と続かず教壇を離れていく教師も多いのです。

単に外国人と接するのが好き、という気持ちだけでは長続きしません。教師自身も授業を振り返り、良い授業をするために勉強し続けなければなりません。特に授業準備は、慣れないうちは時間がかかります。そうした努力をし続けることが、長く日本語教師をやっていくためには必要です。

Q:今後どのような日本語教師を目指したいですか?

豊富な知識を持った教師になりたいと思います。教師ですから、やはり言葉について、日本について、たくさん知っていなければなりません。学生たちは、日本語教師を通じて日本語と日本という国を知っていきます。

そのためには、学生たちの「知りたい」と「できるようになりたい」という希望に応えてあげる必要があると思うのです。あらゆる機会を勉強ととらえ、これからも、広く、深い知識を持った教師になれるよう、努力していきたいと思います。

Q:教案作りで参考にしている、重宝しているサイトや書籍はありますか?

・「初級を教える人のための 日本語文法ハンドブック」 スリーエーネットワーク
初級文法を教える際、文法の説明を考えるのに使います。

・「“生きた”例文で学ぶ 日本語表現文型辞典」 ask
N1、N2の文法を教える際、文法説明と例文作りの参考に使います。

・「くらべてわかる 日本語表現文型辞典」 Jリサーチ出版
N1、N2の文法を教える際、文法説明と例文作りの参考に使います。

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