元日本語教師による
日本語教師の実態レポート

日本語教師になるにはどうすればいいの?資格はいるの?どんな風に教えるの?
具体的な経験を交えながら、教師の仕事について
"元教師"が実態をお伝えします。

日本語教師経験談:日本国内のプライベートレッスン(企業)

情報公開日:2013/09/06

プロフィール

ねずみちゃんさん(41歳・女性)  *現時点
日本語教師歴 2年(2011年4月~2013年8月)
※現在も日本語教師の職に就いています。
資格・課程 日本語教師養成講座420時間
日本語教師へ転職前の職 英語講師

プライベートレッスン(企業)での経験詳細

期間 2012年4月~2012年10月
教育機関 プライベートレッスン(企業)
求人の見つけ方 CARTUS
アメリカの会社ですが、シンガポール支社から、私の広告(日本語教えます)をのせていたサイトをみて連絡がありました。英語で教えるのが条件で簡単な電話のインタビューをうけました。
月収 月10~20万円
月収 内訳 ・機関名:CARTUS
・勤務時間:1.5-2時間
・月収:3000円
日々のスケジュール 休みなしで、平日時間もバラバラに3-4時間教えてます。

お給料や待遇面での補足:
CARTUSは外国人エンジニアなどが他の国に住むときの色々なサポートをする会社で、その1つに語学講師派遣があります。プライベート、もしくは夫婦を対象にレッスンをしています。

イタリア人向けスクール 時給1300~2000円、(不定期)
ブラジル人向けの日本語スクール 1コマ(1.5時間)1800円(週に1回 2コマ)
そのほか シリア人などにプライベートレッスン1時間1000円(週4日、2時間程度)
レッスンがキャンセルされるともらえませんし、月によりレッスン数が違います。

日本語教師に関する質問

Q: もともとはどのような経緯で日本語教師を目指しましたか?

まず最初に、外国語を学ぶことに自分自身が興味があり、英語、フランス語、スペイン語などを勉強しました。

そのときに、私ならこう教えるのにという思い常にありました。英語の講師として勤務していた幼稚園に、ブラジル人親子がいて、通訳として手助けしていたときに、日本語を教えてあげたいと思ったことが転職のきっかけになったと思います。

また、英語の講師では結局ネイティブではないのでなんとなく自信が持てませんでしたので、母語である日本語を教えたほうがもっと自分に自身が持てると思い、転職にふみきりました。

Q:日本語教師をやってよかった!と、どんな時に実感しますか?

1 世界各国色々な国の人と話せること。アメリカ、シリア、インドネシア、イタリア、スイス、韓国、中国  と、本当にさまざまです。みなさん日本が好きで日本語を勉強しているので、好意的ですし楽しいです。

2 いいフィードバックをもらったときです。特に日本に在住している人の場合、生活面で不便を感じているので、「先生が教えてくれたから、こんなことができた!ほんとにいい先生!」などの感想を聞くとよかったなーと思います。

3 プライベートで個人宅で教えることが多いので、色々な料理を振舞ってもらったりするのも日本語教師の醍醐味。

4 自分も色々な国の言葉を少しずつ学べること。

Q:日本語教師で辛いこと、苦労することはありますか?

レッスンがキャンセルされることが一番辛いです。日本語教師の場合、フルタイムで働ける学校はほとんどないに等しいので、複数の学校や企業と契約をせざるおえません。生徒の都合でキャンセルするになることもおおいので、収入が不安定です。

また、スケジュールも自己管理となるので、レッスンが重ならないように調節するのはなかなか大変です。ほとんどの生徒は昼間は働いているので、夕方からのレッスンに集中してしまい、家族と夕飯が一緒に取れないのが辛いです。

Q:仕事の探し方としてどのような方法をおすすめしますか?

ボランティアでもいいので、日本語教室などに参加することです。日本語教師仲間がいるし、生徒からもレッスンを頼まれることがあります。

また、日本語教師のためのサイト「日本語教師の集い」http://www.e-tsudoi.com/
などでも求人情報がみれるので、こまめにチェックするといいです。求人は少ないですが、あきらめずにハローワークもこまめにチェックするとたまに求人が出てきます。

フリーランスで働くなら、レッスン料などをかいたチラシをつくって、いつでも渡せるようにしておいたほうがいいと思います。

Q:これから日本語教師を目指したい方たちに、アドバイスをお願いします。

お給料は高く望めませんが、楽しくてやりがいがある仕事です。お金の面で不満があってもがんばりましょう!
なるべく生徒の要望に答えられる、柔軟な先生を目指してください。

生徒によってはおとなしくて先生任せの人もいますので、上手に何が勉強したいか、聞き出して、その人の目的にあったレッスンが出来るようにしましょう。

また、子供や若い人に教えるときはとにかく忍耐強くがんばってください。いやな言い方(意味わかんないし、など)を言いたがる年齢なので、いらっとすることもあります。

Q:今後どのような日本語教師を目指したいですか?

生徒がレッスンを受けた後、楽しかった、また先生と話したいと思えるような日本語教師。日本語を教えることだけでなく、生徒たちに日本のよさを伝えたいです。

特に在住の方で日本の生活を辛く感じている人が少しでもたのしく日本で暮らせるように手助けできたらと思います。

こころの面でもレッスンのあと、ハッピーになって欲しいので、いつも明るくやさしく、また日本のこと(伝統的なことから若者文化まで)幅広く説明できるよう素敵な先生といわれ続けたいです。

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