元日本語教師による
日本語教師の実態レポート

日本語教師になるにはどうすればいいの?資格はいるの?どんな風に教えるの?
具体的な経験を交えながら、教師の仕事について
"元教師"が実態をお伝えします。

日本語教師経験談 :オーストラリアの民間日本語学校

情報公開日:2014/02/15

海外での日本語教育経験に関する全般の質問

いちりってさん(34歳・女性) 
国名 オーストラリア
期間 1年3ヶ月 (2011年5月~2012年8月)
派遣先 民間日本語学校
給料 月 600AUD
日本円に換算して 月6万円
*それだけでは生活が難しい
滞在中、派遣先が負担したもの 現地居住地から学校までの交通費のみ
派遣先での日々のスケジュール 水・木・日 10時~17時
授業形態 クラス授業 1クラス 2~7人ぐらい

Q:オーストラリアでの日本語教師経験について総合的な感想

日本語教師になってから自分の世界が変わりました。もっと理論的に物事を考えるようになったと言うことです。

日本語教師の仕事とは多方面から物事を熟視することが普段から必要不可欠です。さらにそれをエキスパンドさせ、どうしてそうなるのか裏づけを取る作業を日常的に行っています。

日本語はどうしてどのようにして生まれたのか?欧米はABCのアルファベット文字なのに、なぜ日本語にはひらがな・カタカナ・漢字の3つも存在するのか?等から始まり、こういったものの考え方を日常に起こっているトピックで行うのです。

更に、外国人に教えると言うことになると、(抽象的な表現になりますが)今まで日本の中に居た自分を外に出し、第三者目線で日本を見なければなりません。そうすると、日本の文化や歴史を改めて学ぶことが出来、良い意味でも悪い意味でも日本と言う国を見直せるのです。

ここまでくると、今まで日本人としてなんとなく生きていた方たちにとって、日本が新鮮かつ魅力的に見えてくると思います。そういった意味で、私自身の日本語教師経験は自分の世界を見る目を変えさせてくれました。

日本が本来持っている文化とは別に、この第三者目線で日本を見たときに、今までの生活では気づかなかった新しい日本の面や価値観が、世界レベルで新たに見えてきます。サブカルチャーを知るのもその一つです。

日本語を学んでくれる外国人は、日本に興味を持ってくれている人たちです。こういった人たちに夢や希望を与えられるような職業に就けたことを誇りに思います。

また、インターネットなどで世界はどんどん広がっていますが、日本もどんどん外へ出て誇るべきものを見直し、発信していく時代です。微力ですが日本語教師としてこのお手伝いができてよかったと思っております。

Q:どのような経緯でオーストラリアで勤務することになりましたか?

私はオーストラリア、シドニーにある学校で、日本語教師養成講座420時間を修了しました。その後、まだビザが残っていたのですぐに帰国せず、少し経験を積んでから帰国しようと考えました。

シドニーは日本語教育がとても盛んな町で、現地の高校生が一斉に受ける高校卒業課程テストでは選択科目にフランス語やドイツ語と並んで日本語がある程です。当然、現地には学習予備校があり、日本語も学べる民間の学習塾もあります。

私は現地学校のインターネットサイトや求人サイトで日本語教師の求人が無いか探していた折、今回お世話になった学校に出会いました。

Q:オーストラリアの日本語教育事情をお聞かせください。

前記述と少し重なりますが、オーストラリア、シドニーはオーストラリアの他都市と比べても郡を抜いて日本語学習率が高い町です。(オーストラリア全体で日本語を勉強されている方は、あるいは日本語を選択する生徒は全体の10%ほどになります。多言語と比べると低いですが、他国と比べると欧米諸国の中では多いほうだと思います。)

従って、シドニーには日本語を勉強するための民間の学習塾がいくつもあります。現地の子達は高校生になるとHSC(Higher School Certificate)と呼ばれる高校卒業課程テストを一斉に行います。このテストは日本で言うところの全国大学センター試験で、みんな将来のために真剣に取り組みます。

日本語もこのテストの選択科目の中にあります。中学年の生徒たちは言語学習に対する時間数(100時間)が義務付けられています。(高校生になると言語学習から離れてしまう子達も中には居ます。)

こういった事情も考慮したうえで、シドニーの日本語学習の現状は高校前の教育課程で興味を持った方、アニメや漫画などのサブカルチャーを通して日本語に興味を持った、高校を卒業して大学、そして社会人になってからも趣味で学習を続けている方。大体このような感じで分類され、こういった方たちが民間語学学校やプライベートレッスン(家庭教師含む)などで学習されています。

ビジネスで日本語が必須であるということはさほどありません。将来を見据えて小学生のうちから日本語を学ぶ子達も居ますが、学習者の多くは高校生から大学卒業後10年未満の若い人たちといえるでしょう。

シドニーにおける日本語教師の職業は、職業としては古いと思いますが、需要が極めて高いというわけではないので、日本語教師の職についてもそれだけで食べていけるほどの稼ぎは期待できません。また、シドニーは2000年のオリンピック以降、物価がとても高くなっています。

東京で住むのと変わらないもしくはそれ以上といえるでしょう。シドニーで一人暮らしをしている日本人を見たことがありません。日本語教師をしていなくてもこの町で生計を立てていくのが容易ではないと言うことです。新米日本語教師の皆さんはセカンドジョブを持っています。

Q:現地でどのような日本語教師が求められると思いますか?

教える教育機関によって様々だと思います。オーストラリアの言語教育は、国で方針や義務付けを決定するほど真剣に取り組まれています。たとえば大学で日本語を勉強するコースがありますが、そこで教壇に立つには最低限、言語学の修士課程を卒業されていることは必須でしょう。

雇用の資格条件は日本と違いとても平等に設定されていますので、年齢や性別は全く関係ありません。日本語教育者としてきちんと教養や経験があり、コミュニケーションスキルが高く、それを平等に取れる方が求められるでしょう。

民間の学習塾ではこのレベルが少し下がります。わたくしがさせて頂いたように養成講座修了後、飛び込みで教えさせて頂き、経験を積むこともできます。日本語教師養成講座420時間は現地のオーストラリア人日本語教師の方々にも知名度がありますので、こういった養成講座を受講したことを伝えると面接やデモ授業をした後に採用してもらえます。

Q:現地で苦労したことは?

学習者の出席率を保つのに少々苦戦いたしました。オーストラリア人の性格が全体的にのんびりとしている民族性であるため、授業開始の時間厳守を日本人ほど真剣にしません。もちろん全員がそうではありませんが。

私は民間の日本語学習塾で小学生から社会人まで担当させておりましたが、小学生で遅刻欠席の理由で実際にあったのは、「自転車の空気を入れていたら上のお兄ちゃんが来て先に使わせてあげている間テレビを観ていたら遅くなっちゃった。」「(自転車で通っていた学習者が)途中信号が青に変わらなかった」など。

高校生になると、「夜は危ないから彼女を家まで送っていたら遅くなった。(またはそのまま欠席になる)」社会人は「勤務を終え学校に来る途中でお腹が空いたからサンドイッチ屋を探していたら遅くなった。今日はおいしいサンドイッチを食べたかった気分だったから仕方がない。」など様々で、本当かジョークなのか見極めるのが出来ない程でした。

しかし、学習者が出席しないということは逆を返せば自分の授業がつまらない等の評価を受けたということになります。改善点は自分で見直さなければなりませんし、改善しなければ出席率は上がりません。この部分に付いて深く考えさせられました。

これとは別に学習者の学習意欲をあげる点で小学校レベルの子たちには出席シールカードを作り、遅刻しないできちんと来れた場合、人気アニメのシールを出席カードに貼ってあげて、それを集めると小テストの時の得点(5点)に変えられるとの対策をしました。

高校生や社会人には次の授業の振り替えが1回分出来なくなるなどの対策をしました。

Q:現地に行く前にもっと準備すべきだったことはありますか?

日本のサブカルチャーの勉強をもっとしておくべきだと思いました。現地では(外国では)日本国内ではさほど目にしないサブカルチャーが大変人気で、場所によっては一人歩きしています。私個人的にはアニメや漫画にとても疎く、現地の外国人日本語学習者の方の知識の豊富さにびっくりしました。

彼らは、私たち日本人を見るとこういった分野に関する質問をしてきます。当然答えられないわけですが、そうなると、彼らにとって教師としての魅力がなくなってしまい、日本語に対する興味も大きくしてあげることが出来なくなってしまうことを懸念しました。

インターネットを使って基本的情報は収集できますが、日本での人気度がどうかとか、日本人で○○と言う漫画のファンは他にどんな漫画に興味があるかとか、そういった日本国内に居ないと分からないような情報にもっとアンテナを張っておくべきでした。

Q:オーストラリアの求人情報はどこで得ることができますか?

オーストラリアの生活情報サイト(日本語可)

オーストラリアの生活情報サイト(英語)

上記のサイトで様々な求人が掲載されています。現地の日本人の方は100%活用してるといっても過言ではないくらい知名度は高いです。それを現地の日本語を教えて欲しい方や教育機関も知っているので双方にとってコミュニケーションが円滑に取れるサイトでもあります。

また、現地の留学センター(日本の留学会社の現地支店など)や、日本食レストラン、日本雑貨店などには生活情報が掲載されているフリーペーパーが常備されています。日本で言うところの『タウンワーク(リクルート)』のような感覚で店内等においてありますので、自由に持って帰ってきて読んでいました。

お店のオーナーの方が日本人の場合はほぼ100%置いてあります。現地人オーナーのお店の場合は置いてありません。

Q:オーストラリアで今後日本語教師として働きたい人へ、
 どんなアドバイスをしますか?

オーストラリアは海外で日本人教師として働きたい方には他の国と比べて意外と容易に可能な国だと思います。
また、日本語教師養成講座からインターンシップ、ボランティア、民間の語学学校等での教壇経験を積むことも一貫して出来る土地だと思います。

ビザもワーキングホリデーが有効な国ですから30歳までなら誰でも、最低でも1年間の滞在が可能です。日本語教師養成から経験を積んで帰国するまであわただしいとは思いますが、とても有意義な経験が積めるはずです。英語圏なので日常会話程度の英語力は必要です。

オーストラリア人もとても親日家で、日本語にもサブカルチャーなどを通して興味を持たれている方がたくさんいらっしゃいます。きっとあなたを暖かく受け入れてくれるでしょう。

ただ、様々な形のインターンシップやボランティアの方法が混在していますので、注意が必要です。自分に合ったワーキングスタイルを持つことはどの国へ行っても大切なことです。

もっと言えば、外国人と対等に仕事をしていく上で、自分がどうしたいのか、何がしたいのかを伝えられること、更には、どんな日本語教師でありたいのかなど分析して常に心の中に持っておくことが大切になってきます。

そうすることで、働きたい国やスタイルが見えてくるはずです。オーストラリアは広大で人も文化も暖かい国ですから、行ってみて楽しいことばかりになりますが、一つ、上記のような”芯の部分”を日本で熟考して行かれてください。

ご健闘をお祈りします!

日本語教師に関する全般の質問

日本語教師歴 3年 (2011年5月~2013年9月)
*現在は日本語教師ではありません
資格・課程 日本語教師養成講座420時間
(JALC (Japan Australia Language school))
日本語教師へ転職前の職 米海軍基地内店舗販売員(携帯電話)

Q: もともとはどのような経緯で日本語教師を目指しましたか?

大学を卒業し、OLとなり、大手自動車会社経理に勤務しておりましたが、20代半ば、英語を使う職業に転職したいと思い、ひとまず、地元からさほど遠くないアメリカ海軍基地へ事務職の応募をしました。結果はまずは英語に慣れると言う点で事務兼販売員からスタートしました。

こちらで3年間働いた後、語学をもっと磨こうとアメリカへ語学留学しました。そこで出会ったのが語学学校の先生方でした。

第二ヶ国語(英語)を第二ヶ国語(英語)で教えると言う100%ネイティブな授業に戸惑いはありませんでしたし、むしろ毎日が楽しくて、その分真剣に授業に取り組めました。何よりも、学ぶスピードが速く、スイスイと自分に入っていく感じでした。先生方や他の生徒達とのコミュニケーションもとっても楽しく、1年間があっという間に過ぎました。

帰国した私は、英語を使った仕事に就く延長線上に、私にもこの語学学校の先生方のようなすばらしいことを外国人に教えることは出来るのか?と思い、単純にその逆(外国人に英語を教える)が出来る職業を探した際に、日本語教師と言う職業に出会いました。

Q:日本語教師をやってよかった!と、どんな時に実感しますか?

私の作った教案で教えた新しい文型や文化を学習者が理解し、また新たな語彙も取り入れて自然とアウトプットした瞬間です。

一例ですが、日本語ではたくさんの”あいまいな表現”があります。”すいません”一つをとってもその意味が”ありがとうございます”だったり”ごめんなさい”だったりします。

また日本語ネイティブ話者は、語尾をはっきりと言うと少しアグレッシブな感情が入ってしまうことを自然と知っています。例えば、”すみません、それはちょっと。。。”と”ちょっと”の語尾を少し低めに言うことで”してほしくありません”と言う不快になってしまう意味を和らげてくれます。

この表現方法を教えた数日後に、私がクラスで宿題を提出するよう求めた際、学習者の一人が「先生、それはちょっと。。。」とまさに教えたとおりの表現方法で返してくれました。本人は笑いながら楽しく言っていたので、意味も完全に理解したうえでジョークとして発したんだなと、明確に分かりました。

このように、日本語には日本人として自然に話していることも文化や民族性が大きく関係していて、実際、外国人には理解が難しい点がいくつもあります。言葉は文化であり、日本語教師は日本の文化も教えます。

ですから、彼らのように最初は机上で、次に状況を交えて理解し、発せられるようになっていくのを見ると、本当の意味で日本語を学んだんだなと思えるので、日本語教師をしていて良かったと実感します。

Q:日本語教師を辞めたいと思ったことはありますか?

大変だなとは日々思っておりましたが、辞めたいとまでは思ったことはありません。(現在は出産、子育てに専念したく、日本語教師から離れておりますが)

日本語教師は常に勉強の日々です。日本語の文型や文法は日々変化しませんが(言語学的には言葉は変化しますが、日々ではありません。)基本的なところで”どう教えるか?”と言う課題は、日本語教師にとって尽きることはありません。

教案を作ることが授業を作ることにあたりますが、教案の内容は学習者ごとに変えなくては意味がありません。言い方を変えると、同じ教案は違う学習者に使えるはずが無いのです。

レベルや教科書の相違の問題ではなく、学習者のバックグラウンドが違えば教案も違って当然と言うことです。全く同じバックグラウンドを持っている学習者なんて居ませんから、教案もその学習者に合わせて作ってあげないと、授業の内容を理解してくれません。

教案作りをするにあたって学習者のことを私達日本語教師が勉強するのは当たり前のことです。この作業がとても時間掛かり大変です。しかし、辞めたいとまでは思うことはありませんでした。

Q:今後どのような日本語教師を目指したいですか?

ユニークでインパクトのある教師になりたいと思います。

昔、中学校の英語の担当教師がとてもインパクトのある先生でした。教え方が大胆(すこし大げさ目)と言うか、発音もネイティブそのものでした。そのおかげで私の英語に対する興味はとても強くなり、アメリカってどんな国なの?アメリカ人ってどんな人なの?外国ってどんなところなの?なんで英語を話すの?と私の英語に対する興味は尽きることがありませんでした。

そのおかげで英語を吸収する容量が一気に増し、その興味心はずーっと心にあります。そして、今では発音も会話レベルもネイティブ話者と変わらないまでになりました。

『好きこそ物の上手なれ』ということわざ通り、興味や好奇心がその分野のスキルを高めてくれるのは言うまでもありません。

日本語の習得は難しいとされています。しかし、興味を持って勉強されている方や、企業内で勉強されている方々の興味や好奇心の目を摘んでしまわないよう、私が日本語教師としてその入り口となり、お手伝いが出来るようになれば最高だと思っております。

Q:教案作りで参考にしている、重宝しているサイトや書籍はありますか?

【サイト】

  • 日本語教師の教案サイト
    教案を作る際の導入部分を参考程度に拝見しています。
  • みんなの教材サイト
    絵を描くのが下手なので、こちらのサイトで教材(ピクチャーカード)で利用できるものがあればダウンロードして利用させて頂いてます。
  • U-biq
    学習者用の日本語学習サイトになりますが、逆に、学習していく上でどのような部分や箇所が学習者にとって難所なのか、また、どのようにすれば伝わるのかのヒントがわかります。

【書籍】

Q:通った日本語教師養成講座420時間コースの感想を教えてください。

私の選んだ日本語教師養成講座はオーストラリア、シドニーにあるJALC(Japan Australia Language Center)という学校です。講師の方々はもちろんネイティブの日本人の方で、ヘッド講師の方は高校の国語の先生をされた後、オーストラリアで日本語教師としてNSW大学やシドニーの日本語学習塾の講師を経てこちらの学校を設立されました。

講座内容はまず、定員10名と言う少数人クラスで420時間を3ヶ月で終了するというインテンシブなコースです。そして、理論を少し教わり、何も解らないまま、まず教壇に立って教えてみる(クラス仲間を学習者に見立てたデモ授業)→講師の方々やクラスの仲間からのフィードバックをもらう→改善点を確認する→再挑戦する。と言う流れでした。

特に時間が掛かるのがフィードバックの部分でデモ授業の導入部分が15分に対しフィードバックは2時間超は当たり前でした。このフィードバックの時間で理論や正しい文法を学びそこにも420時間が計算されているといった具合です。

こちらの学校は”本気で日本語教師を目指したい方””レベルの高い日本語教師になりたい”には特にお勧めです。養成講座の講師陣の方々は一般教養、日本語の知識、日本語教育の知識、教壇経験が豊富な方ばかりで、私達受講生をプロ目線で本気で向かい合ってくれます。

もちろん、質問やわからない点があればとことん付き合って教えてくれます。(その前に自分で煮えきるまで考えさせられますがそれも教師になるうえでとても大切なことです。と後になってわかりました。)

こちらの学校の良かった点は講師陣の方々だけではありません。こちらの学校では420時間のなかで一番重要視されているのが”教壇力”です。本番の授業でプロらしくきちんと教えられるようにまだ慣れないうちからとにかく教壇に立たされます。(デモ授業です。)

普段、大勢や人の前にでて話すという機会はあまりない方が多いと思いますが、それを克服できなければ教師にはなれません。

まして、人に分かる様に説明したり、教えたりすることは、言い方一つで幾重にも理解されてしまいます。そういった部分を日本人としてではなく日本語教師のプロとしてどうあるべきか、どう話すべきかを学べます。

また、板書(黒板に書くこと)をする上で見えやすい書き方やポイントも実践を通して学ぶことが出来ます。

こうして、教壇に慣れる、人前での話し方、特に外国人には限られた日本語での話し方が必要です(ティー茶ートークといいますが。)。こちらの学校ではそこを徹底的に教え込まれます。

ですから、逆に人前にいきなり立って、程よい発声で、自分の作ったものを自分でも分からないまま発表すると言う作業の繰り返しになりますので、極端に恥ずかしがりやの方や失敗を恐れる人にはお勧めできません。繰り返しになりますが、こちらの学校は”本気で日本語教師になりたい方”には絶対に満足できます。

日本語教師になる為の勉強は、日本語教師になっても尽きることはありません。この職業は常に勉強、自己・自律学習が基本にあると考えてください。

他の資格と違い、一度取ったらおしまいではありません。(趣味で取られる方は別ですが。)420時間の講座が日本語教師の全てではありません。420時間の講座は日本語教師になる為のほんの入り口に過ぎませんので、講座で全てを学ぼうとせず、自分にあったコースを選ばれることをお勧めします。

それは日本語文法なのか、理論なのか、教壇力なのか、学校によって様々なコースの特徴・特色がありますから、各学校のカリキュラムをよく見てみることをお勧めします。また、420時間は文部省が決めた時間数に過ぎません。

よってカリキュラムの内容は学校がそれぞれ個々に決めています。分法に時間を取る学校や、実践に時間を多く取る学校など様々です。よくカリキュラムを見ましょう。

下記リンクは、私が日本語教師養成講座420時間受講生時代に在校生インタビューに選んで頂いて書いたレポートです。よかったらこちらもご覧になってください。
http://www.jalc.com.au/jalcnewstop/kana/

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