元日本語教師による
日本語教師の実態レポート

日本語教師になるにはどうすればいいの?資格はいるの?どんな風に教えるの?
具体的な経験を交えながら、教師の仕事について
"元教師"が実態をお伝えします。

千駄ヶ谷日本語教育研究所 養成講座420時間 口コミ

2014/02/06

総合評価  4.0

最も満足した点 経験豊富な講師と質の高い授業内容
最も不満な点 運営スタッフがのんびりし過ぎていた
TOCO(女性・34歳・主婦)
年齢・職業 ※通学当時 当時25歳・学生
スクール名 千駄ヶ谷日本語教育研究所 高田馬場校
期間 2005年6月~2005年12月 *6ヶ月
講座名・受講料 420時間総合課程 合計:525,000円
資格・課程 大学 副専攻
講座を選びに重視したこと 知名度 / 立地

海外旅行中にいつか海外で働きたいと思ったことをきっかけに、日本語教師の資格を取れる学校を探し始めました。当時、友人の母親が日本語教師ということで、千駄ヶ谷日本語学校を紹介してもらいました。

この学校は知名度も高く、海外への就職率や教師の質が高いということで有名だったので、入学を決めました。

実際入学してから、同じ志を持つ友人や数々の実技の場で身に着けた度胸、たくさんの外国人の友人ができたことが今でも満足していることです。

ただし、教師がサバサバし過ぎていることもあり、質問をしてもサラッと答えられることも多く、疑問に思うことがその場で解決できなかったということもありました。

Q:千駄ヶ谷日本語教育研究所を選んだ決め手は?

海外での就職率が高いことと、学校の歴史が古いということが決め手となりました。また、自分の場合は通学を選んでいたので、あまり遠い場所にある学校だと通学が面倒臭くなるのではないかと思い、立地条件も重要視していました。

Q:他のスクールと比較・検討しましたか?

当時、友人の母親が日本語教師として日本と海外で活躍しており、そこから千駄ヶ谷日本語学校を紹介していただいたので、他の学校は検討しませんでした。

講師・カリキュラム  4.0

音声学、異文化比較論、日本語文法などと日本語を教えていく上で身につけなければいけない学科がたくさんあるのですが、各教科の講師は全て違います。

中には外国人講師もおり、『外国人からみた日本語』について、率直な意見を聞くことができ、非常に良い経験になりました。

講師は学歴も優秀で、国内・海外でも日本語教師としての経験が豊富なので、外国人たちが間違えやすい文法のミスや発音などをいくつも例に出して教えてくれます。

また、多くの卒業生を輩出しているので、日本語教師としてやっていく上で悩むポイントなどもよくまとめてあると思います。

ただし、中には質問に対してあまり説明もなくアッサリと答える先生もおり、こちらが解決できなかった回答もありました。これから日本語を教えていく教師に対しても、少し親身になって欲しかったです。

実習のカリキュラムもよくまとめてあると思います。実習はほとんどグループなので、もう少し一人で行う実習が増えるとさらに向上できるかと思います。

授業料  5.0

合計 525,000円
内訳 入学金 10,000円 + 授業料 485,000円 + テキスト代 30,000円

立地条件、通学で資格を取ることを選択し、実習の数や授業内容などと、総合的にみてみると価格は妥当だと思います。

また、授業以外にも就職相談や外国人留学生とのパーティーなどの特別な催し物もあります。これらには特にお金はかかりません。

しかし、良いきっかけを作れればという学校からのサービスのようなものなので、こういったことも含め、むしろ良心的な価格だと言えます。

教材  3.0

教材費を30,000円分払っているものの、何十年も変わっていないような時代遅れのような内容の教材に変化を付けて欲しいと思いました。

授業を受けていくに連れ、教材の内容はとても重要で、さらに一生使えるものだと思いました。

逆に授業料を少し安くして、教材費を50,000円くらいに値上げし、内容を毎年見直して欲しいという要望はありました。

スクールの運営スタッフ・サービス  3.0

欠席補講 実習以外、欠席した授業があれば夜間コースでも土曜日でも振り替えができるシステムになっていました。万が一病欠などで休む場合はありがたいシステムだと思います。
DVDで代講 DVDでの代講はありません。
交流会 留学生との交流パーティーなどさまざまな企画がありました。日本語を学びたいという外国人と交流ができるので、良い出会いのきっかけになります。

スクール運営スタッフに関していえば、なぜかボンヤリしているタイプの方たちが働いていました。穏やかで優しいスタッフばかりでしたが、こちらが質問をしても的外れな回答がきたり、長い時間待たされるといったようなことがしょっちゅうありました。

教師だけでなく、学校運営をしていく立場の人間たちをしっかりトレーニングしていく必要があるのではないかと思います。

その他の質問

Q:どのようなきっかけで日本語教師養成講座420時間に通おうとしましたか?

当時、バックパッカーとして世界旅行をしていました。ミャンマーという国に行った時、地元の小学校から日本語を教えて欲しいと要請があったのですが、教えてみたいとは思ったものの、知識も経験もゼロだったためにお断りをしました。

その後もさまざまな国で、日本語を教えて欲しいと言われることも多くなり、これは前回の悔しさを乗り越えるためにも日本語教師の資格を取ったほうが良いと感じ、養成講座に通うことを決断しました。

また、自分の夢であった「海外に住む」ということも近道になりそうだと思いました。

Q:日本語教師養成講座420時間を今検討している人に「養成講座の選び方」として どのようなアドバイスをしますか?

まずは、各学校で行われる見学会に参加することをお薦めします。学校を見学し、自分がその校風に合うかどうかを判断することが大切です。

また、日本語教師は素晴らしい職業ですが、正直一人で食べていくには難しいという現実があります。そういうもあり、日本語教師になることをあきらめてしまう人もたくさんいます。このような現実も頭に入れておくと後でガッカリしないと思います。

海外で働きたいという場合、大卒の資格がないとビザが下りない国がたくさんあります。当時私の最終学歴は短大で、ビザを取ることが難しいという壁にぶつかりました。

そこで通信制の大学に編入し、2年半かかって大卒の資格を取りました。何事も諦めずに前に進むことが大切です。

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