元日本語教師による
日本語教師の実態レポート

日本語教師になるにはどうすればいいの?資格はいるの?どんな風に教えるの?
具体的な経験を交えながら、教師の仕事について
"元教師"が実態をお伝えします。

KEC日本語学院
420時間養成講座 口コミ

2016/06/22

総合評価  5.0

実習の多さときめ細やかな指導

最も満足した点 実習回数が多く「場慣れ」できた
最も不満な点 教室が狭い
メロンソーダ(女性・28歳・埼玉県)
年齢・職業 ※当時 27歳
スクール名 KEC日本語学院 新宿校
期間 2014年10月~2015年3月 *6ヶ月
受講料 合計 55万5,600 円
資格・課程 日本語教師養成講座420時間修了
講座を選びに重視したこと 就職率・実習回数の多さ

卒業後は日本語教師採用試験を受けると決めていたので、教壇に立ったり教案を書いたりといった実習が多いことを条件に学校を探しました。

何校か見学しましたが、カリキュラムの説明が丁寧で自信をもっている様子がうかがえたこと、また強引な勧誘が一切なく、日本語業界全体の傾向など、いい点も悪い点も正直にお話ししてくださったので信頼できると思って決めました。

同じ授業が平日、土日と時間を変えて何度も開講されており、振り替え受講も容易でした。

しかし最も良かったのは、やはり実習の多さだと思います。座学を終え実習に入ってからは毎回、全員が必ず模擬授業をしなければなりませんでした。

受講生同士が生徒役になり授業を評価し合いました。そして発表後はそれを踏まえて教案を手直しし、講師の先生に提出して採点していただくまで単位がもらえません。

当時はとても大変で投げ出したくなる時もありましたが、採用試験や就職後の授業計画がスムーズにいっているのもここで鍛えられたおかげだと思っています。

また小さな学校なので、受講生同士の距離が近く、修了後にも定期的に連絡をとって情報交換ができる関係になれたのも良かったです。

Q:この養成講座を選んだ決め手は?

就職に強いと感じたからです。具体的には少人数制で指導がきめ細やかなところ、実習回数が多いところです。

また同じ授業が何度も行われており、振り替え受講がしやすいので、自分の希望する期間で修了できると思いました。

Q:他のスクールと比較・検討しましたか?

他社も見に行きましたが、やや強引な勧誘がありました。

また、いいことばかりお話しされて、考えるべきリスク(最初は非常勤スタートが多いことなど)についての説明がありませんでした。

講師・カリキュラム  4.0

受講した曜日と時間帯 平日の14:30~17:30
1日に受ける回数 1講座 180分×1回/日
1クラスの人数 5~10人
重視されていたカリキュラム 教育実習

理論・実習ともに講師の説明はわかりやすく、いい授業であったと思います。日本語教師の仕事と並行している先生も多かったので、今の現場の声というものも聞くことができました。

少し物足りなさを感じた面としては、実習に重きをおいているため、理論で学んだ知識があまり定着しなかったことです。

日本語教育能力試験を受験しようと思うと、学校で学んだ知識だけでは足りないと感じました。

実習においては、日本語学校と併設ではないので実習用にその時間だけ外国人に来てもらうという形でした。もっと外国人に意見を聞ける機会が多いと良いと思いました。

授業料  4.0

合計 55万5,600円
内訳
  • 入学金:2万1,600円
  • 授業料:53万4,000円
  • テキスト代:授業料に含まれる

決して安くありませんが、他校と比較しても日本語教師養成講座はどこもこのくらいの価格でした。

受講料にテキスト代が含まれているため、予期せぬ追加料金というものもなく非常にシンプルでわかりやすかったです。

理論の授業はプリント教材を使用し、教科書は自宅学習でしか使う場面がなかったので、教科書を購入した意味はあまり感じられませんでした。

教材  5.0

味はあまり感じられませんでした。

独自のプリント教材は、非常に分かりやすくまとめられていました。また足りない部分は講師から補足で説明もありましたし、満足しています。

教科書は、教室ではあまり使う場面がありませんでしたが自宅で復習に使用しました。

内容は悪くなかったのですが数か所、誤字を発見しました。相対的には使用教材に関して特に不満はありません。

スクールの運営スタッフ・サービス  4.0

欠席補講 他の曜日に振り替える。理論の場合はDVDを借りることもできる。
自習室 自習室はないが、誰でも自由に使える教材と閲覧スペースはあった
交流会 特になかった

アルバイトも含め基本的に同校を修了し日本語教師経験がある方が勤務していたので何でも聞きやすい雰囲気でした。講師の先生が忙しそうなときは事務スタッフに聞くということもできたのでありがたかったです。

事務連絡も特に問題ありませんでした。

修了後も、希望すれば求人情報など送ってもらえますし、少人数の学校だからこそ臨機応変な対応をしてもらえたと思っています。

授業運営に関しては、少人数制を重視しており教室自体も小さいので、土日など同時間に希望者が殺到した場合、移動を求められることがありました。

逆に希望者が少なすぎるコマは、今期は開講しないということもあり、必ずしも希望時間に受講できるとは限りませんでした。

就職サポート  4.0

求人情報の量 学校の掲示板とメール
進路相談 講師、所長に。いつでも大丈夫でした。

求人情報は毎日のようにメールで送られてきます。模擬授業の対策も教案チェックはもちろん、学校の傾向も教えていただけるので助かりました。

採用試験を受けた後は、任意ですが模擬授業と面接の内容を書き残してファイルすることになっているので、先輩方が受験した学校のデータがそろっており、希望先の学校に合わせた対策がとれるようになっていました。

その他の質問

Q:どのようなきっかけで日本語教師養成講座420時間に通おうとしましたか?

一度日本語教師として働いてみたいと思っていました。

初めは独学で勉強し検定試験を受けることも考えましたが、教員免許も持っていないので教壇に立つことに不安があり、確実に就職できるようにと考え、養成講座に通うことに決めました。

Q:日本語教師養成講座420時間を今検討している人に「養成講座の選び方」として どのようなアドバイスをしますか?

就職を考えているのであれば絶対に実習の充実度で選ぶべきだと思います。採用試験では必ず模擬授業が課されるからです。自分で流れを組み立て、教案を書き、実際その通りに進行するのは、想像以上に難しかったです。

仮に教案は先生に手伝っていただいて書いたとしても、教壇に立つときは自分一人ですし、慣れているかどうかはすぐ見抜かれてしまいます。

また実習が多いということは他の受講生の発表を見る機会も多くなるので、自分が生徒の目線で考えることもできるようになると思います。

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