元日本語教師による
日本語教師の実態レポート

日本語教師になるにはどうすればいいの?資格はいるの?どんな風に教えるの?
具体的な経験を交えながら、教師の仕事について
"元教師"が実態をお伝えします。

KEC日本語学院
420時間養成講座 口コミ

2019/09/04

総合評価  5.0

初心者からでも教師力が身につく!実践練習の豊富さ

最も満足した点 実践で練習できる機会が豊富だったこと
最も不満な点 テキストをもう少し活用したかった
まる(女性・33歳・兵庫県)
年齢 ※当時 31歳
スクール名 KEC日本語学院 神戸校
養成講座名称 日本語教師養成講座420時間コース
学習形態 通学
期間 2017年7月~2018年3月 *9ヶ月
受講料 合計 55万7501円
資格・課程 日本語教師養成講座420時間修了
講座選びに重視したこと 価格・資格スクールの運営スタッフ

自宅から通えて、日本語教師の資格が取得できる学校をネットで探しました。通信講座もありましたが、この資格について何も知識がなかったので、通学タイプの学校のガイダンスを予約し、参加しました。

私が受講したコースは534,000円でした。早期の申し込みやセミナーの参加で入学金が免除されるなどの各種割引があり、厚生労働省の教育給付金対象講座となっているので対象の人は費用の一部が返金されます。

検定を受けたい人は、別に検定対策コースがあり、それぞれ単独で受講できるコースもあります。

使うテキストは決まっていますが、必ず学校で購入しなければならないというわけではありません。自分で用意しても問題ありません。テキスト代は20,000円~25,000円くらいです。基礎理論を学ぶ授業ではプリントの教材を使うことが多いです。

受講してみて、授業を休んだ時に融通が利くこと、先生方が経験豊富で親切だったこと、再履修の制度や就職のフォロー体制が整っていたこと、実践練習が豊富だったことに満足しました。

授業を休んだときは、振替や他校での受講、DVDでの受講ができます。

講師の先生は、日本語教師の経験や日本語教育の知識が豊富です。授業もアットホームな雰囲気で、質問もしやすいです。

コースが終わっても、3年間は無料で再履修できます。就職についても、国内海外問わず、情報が豊富ですし、クラスの先生にも相談できます。

何よりも実践練習が豊富だったことは、とても良かったです。演習で何度も練習し、先生から指摘をもらい、クラスの生徒からもアドバイスをもらえます。

それから教育実習で実際に外国人にも指摘してもらうことで、その状況に慣れることもできるし、授業の様子をイメージしやすくて勉強になりました。

日本語教師は就職面接のときから模擬授業があるのが普通なので、本当に良かったと思いました。

Q:この養成講座を選んだ決め手は?

決め手の一つはガイダンスで学校の雰囲気が良いと感じたことです。ホームページを見た時点では、「勧誘がすごかったらどうしよう」という思いがありましたが、話をきちんと聞いてもらえて、説明もわかりやすかったです。

他に、コースの内容と価格を考えてコスパが良かったことがあります。価格は割引などが適用されて安くなりましたし、実践練習の多さやや再履修制度も考えると、価格のわりに内容が充実していると思いました。

Q:他のスクールと比較・検討しましたか?

ヒューマンアカデミーの日本語教師養成講座を検討しましたが、ガイダンスはKEC日本語学院だけ行きました。

ヒューマンアカデミーの方が費用が高かったのと、そのときのコースは実践の練習がどのくらいあるか、ホームページからは明確でなかったからです。(KECはホームページ上にも50回以上という表示がありました。)

講師・カリキュラム  5.0

受講した曜日と時間帯
  • 平日の昼
  • 土日の昼
  • 土日の夜
1クラスの人数 10~12人
重視されていたカリキュラム
  • 実践
  • 教育実習

基礎理論は学校の授業のように、先生の話を聞いて、テキストに書き込むスタイルです。ずっと座っているので疲れてきますが、先生たちがそれぞれの経験や面白い話などを盛り込んで、楽しく受けられるよう工夫されていたので取り組みやすかったです。

実践演習では最初にどんなふうにやっていくか説明があり、だいたい毎回1つの文型について教案をつくり、発表します。それを見た先生や生徒から指摘、意見、アドバイスをもらいます。担当の先生は生徒に合わせて上手くアドバイスをされていたので、授業を受けやすかったです。

わからない点や困っている点は、その都度、質問を聞いてもらい、相談に乗ってもらえました。

日本語教師には理論も実践も両方大事で、このコースでのバランスは良かったと思います。特に実践の練習は多ければ多いほど良かったと、日本語教師になってから思ったので、ほとんど毎回発表できたのは良い経験になりました。

基礎理論では、書き込み式の教材で学習し、科目ごとにテストがあります。テストは点数が悪ければ受け直しになります。基礎理論を学んだあと、実践演習、教育実習になります。実際に日本語教師として働くことを想定したカリキュラムになっていると思います。

授業料  5.0

合計 55万7501円
内訳
  • 入学金:0円(21,600円が早期申し込みのため割引になりました。)
  • 授業料:53万4000円
  • テキスト代:23,501円

受講料全体で557,501円でしたが、教育給付金の対象だったので、修了後に10万円戻ってきました。

基礎理論の授業の後、実践演習と教育実習では、ほぼ毎回自分の発表があって授業の練習ができます。また自分が作った教案も見てもらえます。

それに3年の再履修無料制度もあるので、私は安く充実した講座を受講できたと満足しています。

教材  4.0

基礎理論のときは、プリント教材を使うことがほとんどでした。先生の話を聞いて書き込んでいくスタイルだったので、自分で書いて学ぶことができて良かったと思います。

実践演習では写真の『みんなの日本語』と『中級から学ぶ』を使っていました。これらのテキストについては、日本語学校でも使っているところが多いので、この教科書の演習で良かったと思っています。

最初に購入したテキストで、大事な部分で使いましたが、授業全体ではあまり使わないもの(日本語教師トレーニングマニュアルシリーズ)があったので、それについてはもう少し活用したかったです。日本語教育の本なので、役には立ちます。

スクールの運営スタッフ・サービス  5.0

欠席補講 振替や他校での受講、DVDでの受講ができました。費用はかかりませんでした。
自習室 自習室はありませんでした。教室が空いていれば、使えました。席数は基本的に十分でした。たまに人が多いことがありました。
交流会 留学生との交流会等はなかったと思います。

事務連絡は基本的に、クラスで直接言われるか、メール連絡です。台風などの災害で休校になった場合の振替の連絡や、期末試験のお知らせなど、必要な連絡が来ます。

質問や相談についてはメール・電話でも、直接でもスタッフの人は親切に受けてくれました。コミュニケーションも取りやすいです。

欠席した際は、振替たり、他校で受けることができます。それらが難しい場合は、DVDの貸出があり、自宅で学習できます。

就職サポート  5.0

国内外の求人情報は教室にもいつも貼ってありましたし、修了してからもメールで新たな求人情報を知らせてもらえます。自分が希望している就職先についても相談に乗ってもらえると思います。

面接対策や模擬授業対策、進路相談についても相談ができ、フォローしてもらえる体制があると思います。就活の仕方も教えてもらえますし、修了生から話を聞くこともできます。

私の場合は、就職先についてどこがいいか相談に乗ってもらい、模擬授業の内容が決まった際に、先生に見てもらって指摘などしていただけました。

それぞれの人に合った形で相談に乗ってくれるので、内容は十分だったと思います。

その他の質問

Q:どのようなきっかけで日本語教師養成講座に通おうとしましたか?

私の場合は、たまたま外国人の児童と関わる機会がありました。日本語の理解力が様々な子と、日本のことや日本語を一緒に勉強したことがきっかけで、興味を持ちました。

日本語がわからなくても日本に移住して働く外国人の家族がいることを知って、日本語を教えることについて勉強してみたいと思いました。

Q:日本語教師養成講座を今検討している人に「養成講座の選び方」としてどのようなアドバイスをしますか?

どれくらい実践の練習があるかを確認したほうがいいと思います。教師の経験や人前に立つ経験がない場合は、まず人前に立つだけでも緊張します。

そのうえ自分が作った授業をするというのは、最初は本当に難しいです。練習して慣れていれば、就職面接での模擬授業や実際の授業でも役に立ちます。

学校によっては、色々な割引が適用される場合があるので、自分に当てはまるものがないか検討して、できるだけ安く良い授業が受けられるように比較されるのがいいと思います。

学校や人の雰囲気がわかるので、ガイダンスに行って、自分に合うか確認されることもおすすめします。

通学の講座はクラスの他の方々と授業を受けるケースがほとんどだと思います。クラスの雰囲気についてはその時々で違うので、良いか悪いかは入ってみないとわからないですが、年齢や職業の違う色々な方と会えます。

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