◇江さん「将来は家族養える仕事を」
昨年5月の中国・四川大地震で被災し、就学困難な現地高校生を支援するため、新見市新見の岡山県共生高校(小林義明校長・282人)が、受け入れを決めた同省彭州市出身の江永如(ジャンユンルウ)さん(16)が26日、初登校した。在日中国大使館に申し入れ、大使館を通じて四川省教育庁が面接や筆記試験で選んだ。
地震発生時は授業中で、江さんは激しい揺れに襲われ、他の生徒に声を掛けて避難した。四川省の発表によると、同省だけで死者・行方不明者は計約8万6000人に上る。
被災後、着の身着のままで避難し、公設市場にある倉庫住まいを強いられている。登校した江さんは全校生徒の前であいさつを済ませると、1年生の教室へ。江さんは当面、日本語を中心に勉強する。江さんは「将来は家族を養える仕事をしたいが、まだはっきりしていない。同校は、江さんの衣類など生活用品の寄付を募っている。問い合わせは同校(0867・72・0526)。