元日本語教師による
日本語教師の実態レポート

日本語教師になるにはどうすればいいの?資格はいるの?どんな風に教えるの?
具体的な経験を交えながら、教師の仕事について
"元教師"が実態をお伝えします。

はじめに  -  "現役"中国での日本語教師書き下ろしレポ

写真の真ん中で眼鏡をかけてにっこり素敵な笑顔の女性が現在中国で日本語教師をしているHさんです。

今回、Hさんが書いてくださった文章からHさんの日本語教師への情熱そして、とても前向きでエネルギッシュ、200%日本語教師を楽しむ姿に感銘を受けました。国内で教えたい方も、Hさんの文章からパワーをもらえると思います!必見です!

目次

日本語教師になる前に考えてみたいこと
1.そもそも教師って?
2.日本語教師種類さまざま
3. どの国で日本語教師をする?
4.大卒に関して
5.求人は一体どこに?

学校いろいろ(中国)
1.どんな学校で仕事ができるの?
2.ビザが出るまで、辛抱一番!
3.高いハードル、大学講師
4.何が高い?インターナショナル校
5.日本の短大+専門学校=職業技術学校
6.職技で専業教師
7.職技で兼業(アルバイト)教師
8.完全寄宿制、私立学校
9.生徒の多様さにびっくり!語学学校
10.語学学校で専業教師
11.語学学校で兼業(アルバイト)教師
12.個人レッスンも有り

学校いろいろ(マレーシア)
1.必要最低限で?大学講師
2.ボランティアもまた楽し

日本語を教える、その準備
1.国語・日本語は違います
2.文法用語、覚えてますか?
3.教材と一口に言っても・・・
4.教材の準備は必須!

教えることってこんなにあったんだ
1.言葉だけなの?
2.文化は大事です
3.聞くことの大事さ
4.口を開いてもらいましょう
5.日本語試験を受けてみたい!
6.試験対策と授業

あるといいな!あって楽しいな!のお話
1.あって良かった!社会経験
2.ああ、懐かしの黒板
3.生徒とのコミュニケーション
4.生徒さまざま
5.同僚とのコミュニケーション
6.日本人の同僚
7.外国人の同僚
8.かの地の住居事情
9.郷に入れば?

自己紹介

初めまして。私は現在、中国で日本語教師をしています。2002年に、結婚と、主人の仕事(英語教師)を機に、中国に来ました。そのとき、主人の勤務先の学校から、初めての日本人ということで、日本語教師をしてもらえないかとお願いされました。

それまで、普通に日本で会社員をしていましたから、急に教師の仕事なんて!と躊躇もしましたが、これもまた何かの縁、やるだけはやってみるか、と、教師としての知識ゼロから始めました。

当時の教材はすべて手作りで、ひらがな・カタカナカードをヘタウマな絵を付けて作ったり、練習問題なども、ない知恵を振り絞って、パズルや漫画も取り入れて、楽しくできるようなものを作ったものです。

途中、出産・マレーシアへ引越し・また中国へと、いくつかの変化はありましたが、日本語教師の魅力にはまり、現在までこの仕事を続けています。そして、これからも余程のことがない限り、この仕事は止めないつもりです。

日本語教師の魅力とは何か?この仕事を始めた頃は、そんなことを考える余裕すらなく、できることをどんどんしていこう!という気持ちだけでした。その後、マレーシアで就職ができず、専業主婦をしていた時に、時間的余裕ができたこともあって考えてみました。

何よりもまず、日本人として、改めて日本語を見つめ直すことができる、というのが一つです。今まで何も気にせず、無意識に母国語として使ってきたことを考えると、新しい発見や疑問の連続です。

それをいかに自分なりに解明して人に教えていくかが、自分への挑戦となり、止められなくなってしまいました。

次に、いろいろな生徒さんや先生、同僚たちとの出会いです。文化やバックグラウンドが違っていても、その違いを、良い意味で味わえたときの喜びはもう、やみつきです。

時には悪い意味でのこともありますが、それもまた、自分にとっては良い(納得するまでに多少時間はかかっても)経験になります。

自分が英語学習で苦労したということもありますが、語学の勉強は理論だけではまず無理だと思います。実感してこその語学です。そして、苦しい思いだけではなかなか上達できないと思います。

日本語教師とは、生徒さんをそのような点から、助ける仕事なのではないでしょうか。みなさんも、これから日本語教師を目指されることでしょう。私は、みなさんにぜひ、楽しく、実感できる、生きた日本語を教えられるような先生になっていただきたいなあ、と心から願っています。

このコラムがほんの少しでも、みなさんのお役に立てたなら、それほど嬉しいことはありません。みなさんも、素敵な、魅力的な先生を目指して、ぜひともがんばってください!!そして、これからも、お互いがんばっていきましょう!加油!!

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